熊毛の住人山便り


2022年


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 登山日  山  場所  タイトル  感想
 12月26日 丸山
飛松山
串原山
 
周南市戸田
周南市湯田
周南市湯田・戸田 
忘年登山2  紫水園に宿泊して懇親を深めた翌日は、飛松山から串原山を周回しました。以前湯野から周回した事があるのですが、戸田からの周回は初めてです。皆さん地図読みの大家のような方ばかりで、安心して付いて行きました。このルートは殆どテープもなく、地図読みには面白いと思います。
 12月25日 昇仙峰  周南市戸田  忘年登山  山仲間と忘年登山で昇仙峰に登りました。久しぶりに皆さんの元気な顔に会えて、楽しい山登りになりました。昇仙峰は信仰の山であり、戦争遺構の残る山です。山頂からは瀬戸内海や周南市の工場群が望めます。 
 12月20日 恋路山  山口市宮野下  二重堀切  恋路山は山城で山頂には秋葉神社があり、秋葉神社を囲むように、郭や明確な二重堀切が三ヶ所ありました。山城マニュアが登られているようで、堀切をつなぐ道は割と明確でした。恋路山山名も良いですね。 
 12月20日 矢田愛宕山
神田山 
山口市大内矢田  愛宕様と秋葉様  矢田愛宕山は火伏の神様の愛宕様の石祠があります。その東に神田山があり、こちらの山頂にも火伏の神様の秋葉神社があります。また神田山には古墳群(埋め戻されていて分からない)があります。以前面貌山と一緒に登ろうとしましたが、大藪で取付きの鳥居まで行けませんでした。両山とも近いので尾根沿いに踏み跡がないかと探してみましたが、羊歯が茂って薮っていたので縦走はやめました。 
 12月20日 正田山   山口市下小鯖 山口市野外活動広場  山口市の山を四座登りました。先ず小鯖の正田山です。R262を防府市から山口市街地に向かうと、小鯖付近で左手に天文台のような建物(実は配水タンク展望台)が見えてきます。この小山が正田山です。山頂は山口市民野外活動広場になっていて、遊歩道や遊具もあり、桜や芝生が植えてあります。小さなお子さんを連れて来ると、大喜びで駆けずり回ることでしょう。残念ながら展望台は施錠されていて登ることは出来ませんでしたが、広々した山頂からは岳山や面貌山が望めました。 
 12月18日 小国茶臼山古墳  柳井市日積  大師堂  柳井市の日積小学校から県道151号線を北に走って行くと、左手に「小国 茶臼山古墳」と書かれた標識があります。どんな古墳か楽しみに登って来ました。石仏に導かれた茶臼山山頂には大師堂があり、ここが古墳跡のようです。下山は破線路を降りてみましたが、倒竹が道を塞ぎ引き返して、その先の舗装路を降りました。 
 12月18日 高山城址  岩国市通津  広家終焉の地  高山城址は通津川の北にある小さな山で、地元の方の協力で遊歩道が整備されています。山頂には東屋があり、桜が植えてあり、瀬戸内海の展望が開けます。また三重堀切などが残っていて山城の体を成しています。近くに吉川広家の終焉の地があり下山後見学しました。
 12月12日 山上山
矢筈ヶ岳
 
防府市真尾  超急な縦走路  矢筈ヶ岳は南の敷山コース、西の矢筈森林公園コース、北の大師堂からの右コース、左コースからの山上山・矢筈ヶ岳縦走コース、東の牟礼峠コースがあります。今日は久ぶりに一ノ瀬から山上山に登り、矢筈ヶ岳まで縦走しました。西峰大岩からは防府市の大展望が広がります。下山は牟礼峠に降りる予定でしたが、牟礼峠からの車道歩きが嫌だったので、矢筈ヶ岳直登コースを降り周回しました。矢筈ヶ岳はどのコースも急登ですが、特に今回歩いた周回路は急登がつづき、足腰が悲鳴を上げました。
 12月9日 大将陣  岩国市錦町須川
島根県鹿足郡吉賀町九郎原
 
櫓ヶ嶽  大将陣には2回登った事がありますが、心残りは櫓ヶ嶽からの大展望を見てない事です。今回は3度目の正直で、櫓ヶ嶽を目指して登って来ました。櫓ヶ嶽からは北東には鬼ヶ城、正面東に羅漢山、法華山が望めます。山の中腹には神々の里(須川上沼田の集落)が望め、犬の遠吠えが聞こえて来ます。何とも穏やかな師走の一時を過ごしました。 
 12月6日 大応山  岩国城海土路  大岩コース・直登コース周回 大応山は今まで3回登った事があるのですが、何時も麻生田コースから登っていました。大応山の登山道が更に整備され、県道112号線を通らず大岩コースから大応山へ登り、初めての直登コースを降りました。この周回路は所々に展望所があり、岩国市が一望出来ます。大応山からは東に岩国市の先に宮島や能美島の瀬戸内海の島々や、広島市まで望めます。南西には塔ヶ森、南には高照寺山が望めます。
 12月2日 烏帽子岳
虎ヶ岳
 
下松市来巻
周南市大河内・光市三井 
常安寺から奥迫登山道周回  常安寺から立岩登山口、奥迫登山道出合、烏帽子岳、虎ヶ岳経由で周回しました。今回立岩登山口から先の林道歩きが初めてだったので、上記の概念図を参考に巡りました。途中少し分かり難い所もありますが、道は良くて歩くのには問題ありません。周回路としては面白いと思います。烏帽子岳や虎ヶ岳からは四国や国東半島が良く見えました。 
 11月27日 観音岳
霜降岳
男山 
宇部市末信
宇部市末信
宇部市川上 
馬の背池・管理道コース  宇部市の観音岳から白岩山(白岩公園跡)への周回路の宿題を片付けに、ドウダンツツジの紅葉時期と合わせて登ぼる予定でしたが、途中で出会った方から「霜降山ハイキングマップ(2001年宇部自然保護協会発行)」を頂き、計画を変更して田代平、鳥越峠を経て霜降岳へ登りました。下山路は男山を踏んで管理路で周回しました。マップを見ると霜降岳には主な登山口からだけでも10の登山道があり、更に網の目ように張り巡らされています。霜降城は厚東氏の中世の山城で4つの城郭からなる大規模な城跡です。
 11月25日 高岳山
三ツヶ峰
山口市阿東徳佐上
島根県鹿野足郡吉賀椛谷
 
素晴らしい縦走路  2001年初めて三ツヶ峰に登り、高岳山までピストンした記憶があります。この縦走路を21年ぶりに歩いてみたのですが、以前の縦走路は三ツヶ峰から北に降り、薄暗い植林帯を巻いて桐ヶ峠まで歩きましたが、今回歩いてみると尾根を巡る素晴らしい縦走路に変わっていました。仏峠を起点にして島根県側から桐ヶ峠に登り、高岳山、三ツヶ峰と反時計回りに歩きました。高岳山、三ツヶ峰とも素晴らし展望が開けます。 
 11月22日 琴石山  柳井市柳井・日積  日積コース  5回目のワクチン接種を打ってしばらく身体が怠かったのですが何とか治ったので、日積登山口から琴石山へ登りました。このコースは模木階段も少なく静かな山歩きが出来ます。山頂からは周防大島や熊毛半島など瀬戸内海が一望出来ます。流石人気の山で2組の登山客が展望を楽しんでおられました。 
 11月16日 蓮華山  岩国市玖珂町  谷津・下川上コース  蓮華山の主なコースは南の室ヶ迫(多老坊)コース、市の迫滝コース、西の今要害(西尾根)コース、北の相の谷コース、東の河内蓮華山縦走コースなどがあります。今日は谷津コースから登り、下川上コースを降り周回しました。タワタリ峠からお鉢ヶ森ピークまでは一直線の急登がつづきます。お鉢ヶ森ピークからは九十九折れの歩きやすい道になります。蓮華山には二等三角点と石祠がありますが、展望は西峰の方が良く、今日も西峰でランチにしました。南に玖珂盆地が広がり、北には羅漢山、小五郎山、三倉岳などが望めます。下川上コースは長い分、緩やかな尾根道になります。谷津分岐からは、少し分かり難い所もありますが、この周回路は思ったより整備されていました。 
 11月14日 阿武三ヶ岳  山口県阿武郡阿武町奈古
萩市紫福
 
世界遺産の山  世界遺産(明治日本の産業革命遺産)の大板山たたら製鉄遺跡から三ヶ岳に登って来ました。三ヶ岳に向かう道は途中まで鉄の道を通ります。鉄の道は奈古につづき、鉄板状にして萩に送られていました。幕末に恵比須ヶ鼻造船所跡で造られた洋式軍艦「庚申丸」にも大板山たたらの鉄が使われたそうです。 
 11月5日 大峠山  下松市大藤谷・山田  大藤谷から添谷へ  地元の山友さんと大藤谷から添谷の波線道を歩いて来ました。途中大峠山を踏んで峠からは快適な道を降って行きます。分岐までは明確な道でしたが、そこから先道を見失います。沢を降りましたが林道出合までが不明でした。沢は分岐もあり、滝があり、おまけに笹が覆いかぶさり大変歩き難く危険でした。鉱山道に出ると岩をくり抜いたトンネルがあり、石灰岩の採掘跡がありました。大変面白い道でしたが、この道は安易に踏み込まないほうが無難です。機会があれば分岐から先を検証してみたいと思います。
 11月4日 大峠山  下松市大藤谷・山田  地図上波線道調査 近い内に山友さんをご案内する為、下松市大藤谷から添谷に通じる山道(地図上波線)を峠まで登り、大峠山を周回しました。大峠山は2回目ですが峠から登った方が楽です。峠から大峠山へはテープがありました。 
 11月2日 恐羅漢山  広島県山形郡安芸太田町横川
島根県益田市匹見町道川
 
台所原の黄葉  恐羅漢山の台所原にブナ林の黄葉を見に行って来ました。恐羅漢山の上部の方のブナは葉が落ちて冬支度をしていましたが、台所原に近づくに連れて黄葉していて、今が丁度見頃でした。素晴らしい黄葉に癒された登山になりました。
 10月29日 太華山  周南市栗屋  庄の浦から  太華山は北側の徳山総合支援学校から太華山に登り、獅子岩まで縦走した事はあるのですが、今日は南の庄の浦から大島山、水谷山、牧ヶ岳を踏んで太華山を登りました。往復で10,5㎞、アップダウンもあり結構歩きがいがありました。太華山からは周南市や下松市、瀬戸内海の島々が間近に望め、途中の展望岩からは国東半島がくつきりと見えました。 
 10月23日 四熊ヶ岳  周南市四熊・小幡  西の鎮護の山  四熊ヶ岳は信仰の山で、徳山藩の時代には北の金峰山、南の太華山とともに、西の鎮護の山として保護されていました。山頂には権現様が祀られています。急登がつづきますが、石段を踏みして登って行くと歴史を感じます。南の展望地からは徳山藩が望めます。
 10月16日 焼岳  長野県松本市安雲
岐阜県高山市奥飛騨温泉郷中尾
 
青空に月  焼岳は今も噴煙を上げている活火山で、比較的短時間で登れるので北アルプスの入門の山として人気が高く大勢の登山客で賑わっていました。上高地からのルートと、新中の湯からのルートがありますが、より短時間で登られる新中の湯ルートから登りました。紅葉の中を青空に白い噴煙を眺めながら登りました。山頂からは北アルプスの素晴らしい展望が待っていました。
 10月14日 鹿島槍ヶ岳  長野県大町市平
富山県黒部市宇奈月町音澤
日本海が見えた  昨年剣山荘から見た鹿島槍ヶ岳のシルエットが忘れられずに、来年こそは是非登りたいと思っていました。鹿島槍ヶ岳は晴天で、一昨日登った五竜岳はじめ北アルプスの名だたる名山や日本海が一望出来きました。
 10月13日 爺ヶ岳  長野県大町市平
富山県中新川郡立山町芦峅寺
標高10000m  爺ヶ岳は日本300名山に選ばれていますが、凡庸な山容と、地味な山名から何となく目立たない山のように思えます。この山に興味を持ったのは、以前NHKの正月特番ジオ・ジャパンで、爺ヶ岳は約300万年前に巨大カルデラが噴火して、プレートによって押され垂直に立ち、標高10000mに達したと解説していました。爺ヶ岳はほぼ垂直、槍ヶ岳・穂高岳は20度に地層が傾いている事から推測出来るそうです。凄いぞ爺ヶ岳。 
 10月12日 五竜岳  富山県黒部市宇奈月町音澤
長野県大町市平
  
五竜よさらば  早朝晴天、五竜岳は雲がかかりやすく、山頂で一度も展望を見たことがないと話しておられた方も三度目の正直で満面の笑顔。鹿島槍ヶ岳、薬師岳、立山、剣岳、白馬岳、穂高岳、槍ヶ岳など北アルプスの山々が一望出来きました。
 10月11日 五竜岳  富山県黒部市宇奈月町音澤
長野県大町市平
 
紅葉の絵の具の中を  五竜岳と鹿島槍ヶ岳は八峰キレットを経て岩稜を縦走する上級者向けのコースもありますが、安全策を取り五竜岳に遠見尾根から登り、五竜山荘で一泊して遠見尾根を降りました。翌日扇沢から柏原新道で爺ヶ岳に登り、冷池山荘で一泊して鹿島槍ヶ岳に登りました。4日間とも天気に恵まれて五竜岳・鹿島槍ヶ岳からの北アルプスの展望と、紅葉を堪能しました。 
 10月1日 野貝原山  廿日市市宮内  巨岩群  野貝原山は一等三角点がありますが、国土地理院の地図には山名は記載されていません。のうが高原にあり、以前賑わっていたリゾート地も今は廃墟と化してメガソーラーが高原を覆っています。古代参道を登って行くと、雨宿石から先には巨石群があります。見所の多い山ですが、この地域の山の特徴として南から登ると結構しごかれます。 
 9月24日 鈴ヶ峰
鈴ヶ峰西峰
鬼ヶ城山
広島市佐伯区五日市町高井
佐伯区五日市町高井・皆賀・中地
西区田方

 
広島市と瀬戸内海の
大展望
通称広島市南アルプスの一角、鈴ヶ峰、鈴ヶ峰西峰、鬼ヶ城山を縦走して来ました。鈴ヶ峰からは、広島市や江田島、宮島の瀬戸内海が一望出来、鬼ヶ城山からは広島市内が丸ごと一望出来ます。人気の山らしく鈴ヶ峰憩い森登山口の駐車場は一杯(四台位駐車可)で、鈴ヶ峰公民館の駐車場に駐めさせてもらいました。 
 9月15日 大菩薩嶺  山梨県北都留郡丹波山村奥秋  富士山の大展望  道の駅花の里いいじまに車中泊して作戦会議、移動日と観光を兼ねて翌日比較的簡単に登れて、富士山の展望の良い大菩薩嶺に登る事にしました。登る予定にしていた空木岳の登山口を確認して、甲府に入り信玄の躑躅が崎の居城跡を見学して、上日川峠に着いたのがPM2時前、駐車場はほぼ満車でした。翌日は晴天、期待以上の富士山と南アルプスの山々の素晴らしい展望に感動しました。
 9月13日 木曽駒ヶ岳  長野県木曽郡木曽町新開  千畳敷カール  菅の台バスセンターの有料駐車場800円に駐めて、バスとロープウェイの往復のチケットを一人4200円で買いバスに乗り込みます。約30分でしらび平(1662m)に着くと、ロープウェイに乗り換えます。標高差950mを約7分で一気に千畳敷駅(2612m)に上がります。千畳敷駅からは千畳敷カールが一望出来きます。木曽駒ヶ岳からは南アルプスの名峰が望めます。 
 9月12日 塩見岳  長野県伊那市長谷杉島
静岡県静岡市葵区小河内
 
主役はこの方  塩見小屋からはくつきりと塩見岳が望めます。見た目は急峻な塩見岳も登山道が良く整備されていて、巻きながら安全に登れます。塩見岳からは息を呑む光景が待っていました。
 9月11日 塩見岳 (塩見小屋) 長野県伊那市長谷杉島
静岡県静岡市葵区小河内
 
三伏峠・塩見小屋 以前間ノ岳から眺めた塩見岳の扇を広げたような山容が忘れられず、何時か登って見たいと思っていました。塩見岳は南アルプスの中央に位置して、駐車場から三伏峠までは約4時間、三伏峠から塩見小屋までは三伏山、本谷山を経て約4時間、更に塩見小屋から塩見岳までは岩場を約1時間の合計9時間の長丁場です。翌日の12日は晴天でガスもなく山頂からは南アルプスの山々や、中央アルプス山々、そして富士山が間近に望めました。 
 9月7日 塔ヶ森  岩国市玖珂町・岩国市叶  飛行機雲  R2号線を周南市方面から玖珂盆地に入ると、正面に台形の山が見えて来ます。この山が塔ヶ森です。山頂は展望公園になっていて、玖珂盆地や広島方面の瀬戸内海が一望できます。道祖峠にある管理棟からは簡単に登られるのですが、何時も通り観音堂から登り、道祖峠に降り周回しました。
9月4日  点名:竹尾
白石山
大平山
 
光市室積村・田布施町上田布施
光市室積村・田布施町上田布施
田布施町別府
コバルトライン  コバルトラインは光市と田布施町の尾根境を走る全長15㎞のドライブウエイです。途中千坊山や大峰山があり、萩の平やコバルト台地からは瀬戸内海の展望が開けます。光市の冠梅園から萩の平や千坊山までは行く人も多く道も整備されていますが、それから先は荒れていました。今回は梶取岬から登る予定で、取りあえず車で走ってみると白石山まで意外に遠く、大平山までの途中に大きな猪に三頭も出会い安全を考えて、コバルト台地からスタートしました。コバルト台地の標高が一番高く、帰路の登りの舗装道が堪えましたが、ダニの心配もなくたっぷりと歩けました。 
 8月30日 白岩  山口市阿東蔵目喜  金毘羅社  白岩に登る前に赤松バス停の対面の駐車場に駐めてランチにします。木陰で窓を開けると風が気持ち良く、もう冷房は要りません。以前大将山に登った時に駐めさせて頂いた赤釜集会所から白岩に登りました。陽の当たる林道は草藪になっています。金毘羅社の社殿左手の岩場に取付くと、大蔵ヶ岳、黒獅子山、万同山、天越山が望めます。 
 8月30日 正蓮坊山  萩市紫福  青木ヶ峠の石仏  正蓮坊山は北の鍋山と南西の紫雲山に挟まれた無名峰です。「山名からして仏僧と関連のある山であると想像されるが不明だ」と、防長山野へのいざないには書かれています。青木ヶ峠の苔むした石仏に見送られて林道を登って行きました。99%林道歩きの後、踏跡を登るとすぐに三等三角点のある正蓮坊山に着きます。 
 8月30日 木佐木山  萩市吉部下  朽ちたプレート  木佐木山、正蓮坊山、白岩と未踏の山々を登ってきました。この山々に共通しているのは林道歩きで比較的簡単に登れることです。八月も終わりに近づきまだ日差しは厳しいものの風は心地よく、季節が移っています。田圃では稲刈りが始まっていました。木佐木山の山頂周辺に杵崎様が祀られた痕跡はないかと彷徨ってみましたが、石組み跡などそれらしき物はありませんでした。ただ途中の林道には瓦の破片があり、御堂か何かあったのだろうかと勝手に思いを巡らして山を降りました。 
 8月27日 点名:水落  下松市山田  時計回りに周回  前回点名:樋余地を案内した方から(仮称)水落山に一緒に登って欲しいとのご依頼があり、林道経由の時計回りで登りました。巡視路入口が草に覆われて分かり難くなっていたり、鉄塔27からの巡視路取付が藪で覆われて尾根に逃げたり、鉄塔29からの破線道への下山道が羊歯藪になっていたり、廃屋手前が大藪になっていたりと、以前登った時と比べて随分荒れていましたが、同行された方も満足そうで一安心、楽しい里山歩きになりました。
 8月22日 白岩山  宇部市中山  白岩公園跡  以前から宇部の白岩公園跡に行ってみたくて、下関の娘の家に行くついでに寄って来ました。観音岳まで足を延ばして周回するつもりでしたが、残暑厳しく白岩公園跡でゆっくりしてピストンしました。登山道は整備されていて見所も多く、涼しくなったら観音岳を周回したいと思います。 
 8月21日 鞍掛山  岩国市玖珂  新ルート  鞍掛山は玖珂盆地の北に位置し、山頂からは玖珂盆地が一望出来ます。戦国時代鞍掛山には杉氏の山城があり、背後の蓮華山城主の椙社氏と、毛利軍の城攻めに遭い1000人もの戦死者がでました。また玖珂町は岩波六法全書の創刊者で、滝川事件(京大事件)で京大を追われて、立命館大学の学長(のち総長・名誉総長)として迎えられた末川博法学博士の故郷でもあります。今日は山友さんに案内して頂き、初めてのルートを歩きました。
 8月19日 熊ヶ峠山  萩市川上  桂木山の展望  熊ヶ峠山も林道歩きが長く取付からは急坂を登って行きます。暑いので手前ピークで長い休憩を取り、登山服を着替えてザックをデポして登りました。夏の里山は苦行のようですが、それがまた病みつきになります。熊ヶ峠山の山頂には二等三角点が座り、少し先の反射板からは桂木山や鯨ヶ岳がフェンス越しに望めます。 
 8月19日 遠尾  萩市川上  限界集落  遠尾の取付きの長谷集落は限界集落で民家はあるものの、住まれている家は少なく中には倒壊している家もあります。長谷と書かれたゴミステーションの周りが広くなっているので、防火水槽の邪魔にならないように川側に駐車して、林道を登って行きます。長い林道歩きが終わると約8分で遠尾に着きます。山頂にはKDDIの中継局があり、その先に三等三角点とプレートがあります。
 8月15日 虎ヶ岳  周南市大河内・光市三井 ハート 地元の虎ヶ岳へ登って来ました。常安寺コースから登り、立岩ルートから降り周回しました。今日は山頂から国東半島が良く見えました。
 8月13日 鶴羽山  光市島田・光井  鶴舞い降りる  先日鶴羽山に登った時に光井高畑の標識を見て、光井から登りました。島田からの道と同様こちら側からも林道歩きが主で、山道に入って約15分ぐらいで山頂に着きます。林道も刈ってあり登山道も大変歩きやすいかった。山頂からは先日よりも展望が効き、琴石や三ヶ岳が望めました。蜻蛉が飛んでいて季節が移っています。
 8月9日 恵那山  岐阜県中津川市中津川
長野県下伊那郡阿智村智里
 
何でもない所での滑落 恵那山は中央アルプスの最南に位置して岐阜県と長野県に跨がる大きな平らな山です。山頂避難小屋の手前に最高点2191mがありますが、恵那神社本宮の先の一等三角点のある所が恵那山山頂です。展望を期待して神坂峠から登りました。大判山の鞍部から宮前分岐までの標高差約550mの登りが厳しく、テングの頭直下でシャリバテ、休み休み前宮分岐に辿り着きました。ここからはほぼ平坦な道を約40分で恵那山に着きます。山小屋まで戻りランチ後、天気予報に反して小雨が振り初めました。大判山から下山途中にはバケツをひっくり返したような大雨が降り始め、何でもない巻き道で躓いて気が付いたら登山道から3m位下に落ちていました。額が切れてしばらく血が止まりません。鳥越峠からエスケープして追分登山口に降りました。車道を歩いていると、途中で親切な方に車に乗せていただきました。すつかりやる気が失せて、他に計画していた空木岳、木曽駒ヶ岳、塩見岳を辞めて帰路に就きました。
 8月6日 (点名)樋余地  岩国市周東町樋余地 早乙女踊りの悲話  岩国市周東町桧余地にある(仮称)樋余地山を案内して欲しいとのご依頼があり、ご一緒致しました。以前登った時よりも林道が荒れていましたが、取付からはテープ等もあり、木にプレートもありました。山頂の倒壊した石祠は一ヶ所に集められていました。登られる方もおられるようです。テープも増えていました。 
 7月28日 俵山秋葉山  長門市俵山  王様の椅子  秋葉山の山頂は広く、空の石祠がありかつては秋葉さま(日除の神)が祀らてお祭りなどがありました。中央には三等三角点が座り、木の下にはクヌギの丸太が積まれていて、その上に腰掛けて風を感じながらのランチは最高でした。この山の一番の印象は、道が消失してからの超急坂の谷を這い上がり鞍部にあった切り株が、まるで王様の椅子のように思えたことでした。 
 7月28日 能満寺山  長門市俵山  隅に三角点  長門市俵山の能満寺山と対峙している秋葉山に登りました。ここ数日熱中症警戒アラートが出ているので、先ずはお目当ての能満寺山から取付き、余力があれば秋葉山と考えていました。能満寺山は能満寺の八十八ヶ所巡拝路が登山道になっていて、大変登りやすい道でした。能満寺山の山頂には立派な奥の院があり、境内の隅には申し訳なさそうに四等三角点がありました。西の展望が枝の間から見えました。不動堂のすぐ上のシイノィ巨樹群は圧巻です。余り体力を使わずに登れたので秋葉山に登ることが出来ました。
 7月26日 鶴羽山  光市島田・光井  飛べるか  鶴羽山は光市島田と光井の境にある山で、島田小学校の校歌にも「鶴羽の峰は 雲映えて・・・」と歌われ親しまれています。山頂には島田小学校の卒業記念登山の碑があり、室積方面の展望が開けます。鶴羽山は今回で三度目の登山ですが近場なのでもっと登り、次回は光井の方からも登って行みたいと思います。
 7月11日 豊ヶ岳 下関市豊田町高山  また偽ピーク  豊ヶ岳に大浴私林道から尾根に上がり、幾つものピークを越えて豊ヶ岳に登りました。とても蒸し暑い日で一ピークごとに休憩して、豊ヶ岳に着いた時はヘロヘロで座り込んでしまいました。下山は転げるような急坂を下り、登山口の小滝で顔を洗った時は生き返ったようでした。中山渓谷を巡り駐車場まで帰って来ました。 
 7月10日 石山  山陽小野田市福田  関門海峡の展望  石山は福田コース、大持コース、立岩大明神参道コースがありますが、出来るだけ車道を歩きたくないので林道福田大持線から中電巡視路を登ります。石山には、ふれあい広場や展望広場があり、関門海峡や吉見竜王山や鬼ヶ城、華山の展望が開けます。
 7月10日 厚狹三条山  山陽小野田市厚狹
宇部市船木
 
石祠の中は・・・  厚狹三条山の登山口道は良く整備されていて、山頂直下の石祠には不動明王、役の行者、石鎚様が仲良く祀られています。山頂には三角点と間違えそうな船木町の石杭があります。 
 7月10日 奥万倉御伊勢山  宇部市奥万倉  内宮経て山頂へ  奥万倉御伊勢山は急坂を登り右に巻くと、苔むした手洗の先に巨岩と石祠と四基の燈籠がある内宮があります。その先の外宮を経て山頂の御伊勢山に登ります。広い山頂には趣のある燈籠があり、南に宇部市や霜降岳が望めます。 
 7月2日 扇山  萩市山田・長門市三隅上  登山服の色  扇山は萩市と長門市の境の山です。今日は昨日よりも猛暑で登山口の温度は35℃。車を出た途端熱風が吹いていました。小ピーク手前の急坂と、主尾根の手前に超急坂があります。大汗をかき主尾根に上がると、緩やかですぐに山頂に着きます。
 7月1日 戸崎山  長門市日置上  下山の山 戸崎山は約1㎞の今岬半島の先端にある山でその先には今岬灯台があります。この山は標高150m付近の茅刈集会所から約100m位下り、登り返して戸崎山に登ります。灯台先から竜宮堀の海食洞が見えるのを楽しみにしていましたが、茅に覆われ何も見えず断念しました。
 7月1日 矢ヶ浦山 長門市日置上  藪の中の三角点  矢ヶ浦山は向津具半島の黄波戸の北に位置する山です。山頂には、docomo、海上保安庁、TYS、NHKなどの電波塔がたち並び、山頂にはKRY、YABの電波塔が建ちます。三角点は一番奥のYABの裏側の藪の中にありました。簡単に登れると思っていましたが藪漕ぎで疲れました。 
 7月1日 鰯山
日和山
 
下関市豊北町阿川  松陰先生登臨之跡  大浦岳・雲屏嶺下山後、阿川漁港の西の鰯山と、松陰先生が沿岸防備の為めに台場を築いた日和山に登りました。
 7月1日 大浦岳
雲屏嶺
 
下関市豊北町阿川・粟野  絶景角島大橋  大浦岳は下関市の豊北町阿川と豊北町粟野の間にある鯨のように大きな平らな山です。大浦岳森林公園として整備され、見晴らし広場からは角島が一望出来ます。ゴルフ場のような中央広場を通り、曇屏嶺まで足を延ばして周回しました。 
 6月28日 永長山  萩市紫福  大岩巌窟  永長山は三角点も標高点もない無名峰ですが古くからの霊山で、参道には観音さまが点々と祀られています。山頂には聖観世音菩薩が祀られた法積院があります。今回楽しみにしていた法積院の岩壁下には稲荷大明神が祀られています。岩壁の窟は塞いであり、霊験あらたかな大岩壁に圧倒されます。下山は南に降りる広い参道を降りましたが、この道にも観音さまが多く祀られていました。 
 6月28日 高牟礼山  阿武郡阿武町宇生賀 石祠は藪の中  高牟礼山はかつて権現さまが祀られて、宇生賀では権現山といえば南の高佐権現山ではなく、高牟礼山を指していたそうです。果樹園の横を通り林道を登って行くと、電波塔がある高牟礼山に着きます。山頂には石祠があるそうですが、藪の中なので電波塔で良しとしました。 
 6月23日 金峰山  周南市大向・金剛  徳山藩の北の鎮護の山 金峰山「みたけさん」は、金峰側の山名で、大向側では「きんぽうざん」と呼ばれています。毘沙子ヶ岳から下山後大高神山に登る予定でしたが、山友さんが未踏と聞き金峰山を登りました。二座目で暑い時期なので、無理せずに「思い出の丘」まで登って考えることにしましたが、ランチ後一の岳まで登ることになりました。一の岳からは目の前に金峰山の反射板が見えます。最後の気力を振り絞って金峰山まで登りました。山頂には3つの反射板の他に、二等三角点があります。山頂からは周南市の山々が一望出来ます。
 6月23日 毘沙子ヶ岳  周南市大向  金峰山の展望所  毘沙子ヶ岳は向道湖の左岸に面する小山です。山頂には風の神さま杵崎さまが祀られています。北には金峰山が望めます。今日は粭島でお世話になった方とご一緒致しました。 
 6月16日 真名城山  美祢市真名  山頂からの展望  真名城山は作業道が山頂直下まで上がっています。途中の単調な道にはオカトラノオの白い花が咲き和ませてくれます。作業道終点まで緩やかですが蒸し暑く汗だくです。作業道終点から木段を上がるとソフトバンクの基地局に着きますが、更に山頂へは急坂を登ります。DoCoMoの基地局を過ぎて、一番上の各局TV中継基地の後ろが真名城山になります。山頂からは荒滝山から西鳳翩山まで一望出来ます。もう最高峰の後城には行く気力は残っていません。 
 6月16日 太郎丸山
治郎丸山
 
美祢市秋芳町岩永下郷  後の祭り  御坊の交差点を美祢市方面に向かい、厚東川に架かる四斗田橋を渡ると正面に電波塔のあるこんもりとした山が見えます。この山が治郎丸山です。先日美祢市の山を登った時に気になり、太郎丸山と合わせて登りました。両山とも山城だったそうです。大変蒸し暑い日で、治郎丸山の登山口を探そうと地図を見ると車に置いて来て、二座目に登る真名城山の地図を持って来ていました。暑さのせいにしましたが、最近はこんなポカが多いです。 
 6月16日 桂木山(宮ノ洲山)  下松市東豊井  爆弾跡  笠戸島入口にある桂木山は、小さな丘のような山ですが、白玉稲荷大明神の朱の鳥居を潜り、道の端をロープで囲われ迷うことなく山頂まで上がって行けます。山頂の展望地からは徳山下松港の向こうに太華山が望めます。少し降った展望地からは茶臼山が望めます。その先の爆弾跡には旧日本石油下松製油所への空襲で落とした爆弾跡があり、小さいながらなかなか見所の多い山です。 
 6月16日 国木多賀山  熊毛郡田布施町川西  もう一座の多賀山  田布施町には多賀山が二座あります。一座は小行司地区にある多賀山で多賀神社が山頂にあり、田布施町の最高峰となっています。今日はもう一座の国木の多賀山に登りました。道は明確で山頂直下には多賀神社があります。拝殿の後ろには立派な石祠があり、踏み跡を行くとすぐに三等三角点がある多賀山に着きます。 
 6月12日 伊佐城山  美祢市伊佐町伊佐  山頂に城山の遺構  弘法山下山後、近くの伊佐城山に登りました。山頂には鶴海山城と呼ばれる中世の山城があったそうです。宇部興産道路を下に見ながら陸橋を渡り、生目神社参道を登って行きます。生目神社までは歩きやすい山道です。生目神社にお詣りして一本入れます。持参した地図は谷を登っていますが、テープに誘われて北から西に巻きました。昨日までの雨で巻道は滑り危ないので途中から直登しました。城山の北峰から南峰にかけては山城の遺構が良く残っています。下山は谷を降りましたが、この谷道を使った方が安全です。 
 6月12日 弘法山  美祢市伊佐町伊佐  山頂に神仏  美祢市伊佐の弘法山は、「1集改訂版 防長山野へのいざない 金光康資著」に紹介されている無名峰ですが、山名は山頂直下に弘法大師が祀られていることに由来するそうです。山頂の岩の上には役の行者・不動明王・毘沙門天・蔵王権現・弁財天・頭に竜が乗った難陀・狐に乗った飯綱権現や大神宮石碑があります。標高は210mで標高点はありません。 
 6月9日 小島山 防府市佐野  撫育乃碑(ぶいくのひ)  佐波川と横曽根川の突端に小島山があります。山頂に上がり、跳ねるとポンポンと音がすることからポンポン山とも言われています。登山口には撫育ぶいく乃碑があり、裏には先人の偉業が刻まれています。山頂には二基の石祠があり、三等三角点が座っています。山頂で跳ねてみましたが音はしませんでした。東屋がありのんびりと出来ます。 
 6月9日 西目山  防府市大崎  展望  天神山トンネルを抜けると、俊英な右田ヶ岳と、平坦な西目山が対照な山容で目に飛び込んで来ます。人気の右田ヶ岳にR262号を挟んで、目立たない西目山というイメージですが、なかなかどうして登って見ると、この山の魅力が分かります。登山のコースは通常大日コースや、勝坂コースが紹介されていますが、今日は自由ヶ丘からこのルートを整備されている山仲間のキンちゃんに案内して頂きました。沢歩きあり、滝あり、大展望あり、スリリングな尾根下りありで、皆さんとも楽しい思い出が出来ました。 
 6月7日 高丸山
内立山
 
宇部市西吉部  大神岩 岩郷山下山後、高丸山と内立山を周回しました。高丸山に登る途中から振り返ると宇部方面が一望出来ます。高丸山は草原と雑木の境に三角点があります。高丸山から内立山に向かう道はテープも殆どなく、地図と磁石を頼りに雑木尾根に沿って北に下るとやがて道が現れます。急坂を登ると内立山に上がります。内立山は展望もなく北峰に戻ると展望が開けますが今回はパスします。(2018年3月17日 内立山参照)大神岩から防府方面の展望を楽しみ、周回しました。
 6月7日 岩郷山  宇部市小野  小野湖の北の山  この時期ダニが怖くて羊歯のある山は避けて、比較的道の良い展望のある山を選んで登っています。「第三集 防長山野へのいざない:金光康資著」に、小野湖の北にある岩郷山が紹介されています。取付きから殆ど作業道歩きですが、山頂からは北に西鳳翩山、江嶺山が望めます。 
 6月4日 頂海山  大島郡周防大島町日見  切り開かれた山頂 頂海山の展望が良くなり、鞍ヶ峠からの周回コースが出来た事を知り行って来ました。頂海山は3回目ですが、今までとはすっかり様子が変わっていて、大きく切り開かれた明るい山頂からは、皇座山が一望出来きました。またこぶ展望地が出来ていて、熊毛半島の素晴らしい展望が開けていました。潮海観音と鞍ヶ峠観音を拝み、イワタバコを鑑賞して楽しい一日でしたが、急に思い立ったので事前の準備不足より鞍ヶ峠展望地を踏まずに帰ったのが心残りです。鞍ヶ峠展望地からは360度の展望が開けているようです。また何時か天気の良い日に頂海山に登り、鞍ヶ峠展望地からの景色を楽しみたいと思います。
 6月2日 粭山  周南市粭島  ここにも桃源郷  5月6日に登った粭山のHPを見られて、ある方から粭島の素晴らしい耕作展望地をご案内頂きました。ご案内頂いた親戚の方が長年かけて、アジサイを植えられて、素晴らしい展望の楽園を作られていました。毎日のように下の家から通われて手入れをされているそうです。楽園からは瀬戸内海が一望出来き、国東半島や由布岳まで見えます。(今日は生憎国東半島は見えませんでした)以前この楽園に心ない人が入り、桜の苗木を切られた話を聞くと心が痛みます。ふと『二人の桃源郷』のご夫婦を思い出しました。至せり尽くせりの接待を受け、瀬戸内海を眺めていると国東半島へ向かうフェリーが通って行きます。夢のような一時でした。ご案内頂いた方と、ご親戚のご夫妻に感謝致します。
 6月1日 大かめかわ山
東鳳翩山
 
山口市上宇野令・山口市中尾
山口市中尾
 
喘ぐといきなり山頂  以前聞いた大かめかわ山から登った話が頭に残っていて、このルートを調べ障子ヶ峠から大かめかわ山を踏み、東鳳翩山に登りました。登山道は良く踏まれていて、藪を漕ぐこともなく、テープもしっかり付いていて迷う事はありません。林道歩きの後、障子ヶ峠から尾根を登り高度を稼いで行きますが、差ほど長い急な坂はなく快適に歩けました。山頂直下は二ヶ所急登がありますが、少し頑張ると急に展望が開け東鳳翩山に着きます。山頂からは山口県の名だたる山が見渡せます。下山した二ツ堂コースはメインの登山道ですが、単調な木段の山道がつづきます。ナマナマコースを降りた方が変化があり面白いと思います。
 5月29日 尻髙山  萩市江崎  江崎の山  江崎港は尻髙山のある半島により天然の良港となっていて漁業が盛んです。また湾内の西堂寺六角堂は海の中の寺として有名です。今回は歩きませんでしたが尻髙山のある半島には遊歩道があり、海岸の美しい景色を見ながら周回出来ます。近くに海水浴場、道の駅ゆとりパークたまがわ、田万川温泉などがあり、以前キャンプをした事があります。生まれた町です。 
 5月29日 大道山  島根県益田市中垣内町  柿本人麻呂ゆかりの山  大道山は打歌山うったのやまとも呼ばれて、市民に親しまれており柿本人麻呂のゆかりの山とも言われています。R191号線を走ると戸田小浜付近から電波塔のある山が望め、国道沿いには大道山の道標があります。山頂付近には、うつうた山神社があり、「石見の海 打歌の山の 木の間より 我が振る袖を 妹見つらむか」の歌があります。尚この打歌の山を江津の高角山とする説もあります。山頂からは三里ヶ浜海岸や益田市が一望出来ます。 
 5月23日 阿蘇烏帽子岳  熊本県阿蘇郡南阿蘇村中松  ミヤマキリシマ圧巻  南阿蘇休暇村から阿蘇山と根子岳が壮大な姿で目の前にそびえています。草千里駐車場に着くと、草原の向こうに烏帽子岳の優美な山容が望めます。烏帽子岳のミヤマキリシマは今が見頃で近づくと、山がピンクに染まっていました。(※ ミヤマキリシマはクリックで拡大出来ます)
 5月22日 小川岳  宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町鞍岡
熊本県上益城郡山都町緑川
 
 九州脊梁 小川岳は九州脊梁の一角で、山頂は宮崎県と熊本県の県境にあります。山頂付近にはブナの大木があり、何時までもいたい心地よい山頂です。笹の峠を下山後、宮崎県側の波帰から登りましたが途中の林道が狭く、崩壊した所があります。伐採中なので時間があれば林道の取りつき付近に車を駐めてから登った方が無難です。
 5月22日 笹の峠  宮崎県東臼杵郡椎葉村松尾
宮崎県東臼杵郡美郷町南郷鬼神野 
 一等三角点研究会 前夜は、一等三角点研究会の全体会議と懇親会で大いに盛り上がり、その余韻のまま笹の峠に登りました。この峠道は昔は南郷村神門と椎葉村を結ぶ唯一の生活道路であり、椎葉と外界をつないでいました。また椎葉村は「日本民族学発祥の地」といわれています。笹の峠は一等三角点が座り、東に清水岳が望めます。
 5月21日 万年山  大分県玖珠郡玖珠町山田  お花畑見頃  天気予報では当初登る予定にしていた元越山(大分県佐伯市)・鏡山(宮崎県延岡市)方面の降水確率が高く雨になっています。相談後降水確率の低い万年山に登ることにしました。今日は定刻までに宮崎県の椎葉村まで着かないと行けないので、周回せずに山頂と、ミヤマキリシマ群生地を見学して下山しました。ミヤマキリシマは丁度見頃を迎えて久しぶりにピンクのお花畑を堪能しました。 
5月20日 雲ヶ岳
御許山
 
大分県宇佐市正覚寺
大分県宇佐市日足 
大元神社  八面山下山後、宇佐市の御許山と雲ヶ岳に登りました。大元神社は御許山の九合目にあり、宇佐神宮の第二殿に祀られている「比売大神」の原姿とされる三女神が御許山に降臨したとされ、山全体が御神体になっています。拝殿の奥に鳥居があり、その先が禁足地になっています。雲ヶ岳は一等三角点が座っています。
 5月20日 八面山  大分県中津市三光田口  メーサ  八面山は中津市のシンボルともいえる山で、東九州自動車で福岡県から大分県に入るとメーサ(頭の平たい台地)の山容が目を引きます。四方八方のどの方角からみてもほぼ同じ姿をしている事から八面山と呼ばれています。一等三角点研究会の前山として山友さんと登ました。 
 5月18日 光専坊山
綿打山
大崩山
井科山
白馬山
宇部市棯小野
宇部市棯小野・小野
宇部市棯小野・小野
宇部市棯小野
宇部市棯小野
 
棯小野の里山   宇部市棯小野の里山五座を金光先生に案内して頂きました。分岐路が多く案内なしではとても迷わずに歩けるような山里ではありません。展望あり、寺跡らしき広場あり、昔の通学路あり、旧金比羅社ありで、山尾庸三所縁の棯小野の里山を堪能しました。
 5月15日 高井山  益田市匹見町紙祖  県境分水嶺  高井山は益田市匹見町の奥深い山です。青山林道から取付き、クマザサの境界尾根に上がります。急坂を登り分水嶺で一本立てて、三つのピークを越えると三等三角点のある高井山に着きます。山頂からは、西に安蔵寺山、南に吉和冠山、寂地山、右谷山、小五郎山などが望めます。
 5月14日 安寧山  光市塩田  磨崖仏  「安寧山の石仏群を守る会」の人々が八十八ヶ所巡りを整備され、安寧山までの南登山道を作られたと聞いて登りました。会の人々が今日も整備されていて、お話を伺うと埋まっていた石仏を一体一体、立て直されたとの事でした。安寧山の頂を踏んだ後、文化三年(1803年)に彫られた磨崖仏に七年ぶりに出会いました。 
 5月8日 市間山
立岩山
日ノ平山
広島県山県郡安芸太田町打梨
安芸太田町上筒賀・廿日市市吉和
安芸太田町上筒賀

 
新緑の稜線  山友さんに誘われて市間山から立岩山を縦走しました。3年ぶりでしたが、登山道側のサルメンエビネが盗掘されて極端に少なくなっていました。年々歩きやすい登山道に変わっている反面、以前あった数株のトケンランや、タニギキョウの群生が姿を消してしまいました。ブナ、山桜、朴の大木などの新緑が美しく、素晴らしく素敵な登山道ですが、年々サルメンエビネが少なくなるのは悲しく、怒りさえ感じます。何時までもこの素晴らしい自然を残したいものです。
 5月7日 切籠・切窓  山口市阿東蔵目喜  長門峡の名勝  両親の陣中見舞いの後、萩市川上の阿武川歴史民俗資料館に寄り、切窓・切籠の位置を確認して登って来ました。切窓の場所は特定出来たのですが、切籠の場所は事前に検討して地図に印を付けた所に行と、「名勝境界」の石杭と、発昌寺の屋根を確認出来たので、ここでよしとします。切籠への道は参考軌跡もなく、地形を見て登ったので、行かれるなら、下山時の道を参考にして下さい。発昌寺は古寺になっていますが、田中義一開基の禅寺の名刹です。 
 5月6日 粭山  周南市粭島  粭島の最高峰  粭島は太華山のある大島半島に小瀬戸橋でつながる小島です。漁業が盛んで、休日ともなれば釣人で賑わいます。徳山・下松港の入口に位置し、海上からは周南コンビナートを望めます。今日は粭島の最高峰の粭山に登りました。 
 5月1日 高塔山
樽山 
岩国市周東町西長野・獺越
岩国市周東町獺越
 
リンちゃんと出会う  樽山には長野大橋南登山口から登り、林道を降り周回したことや、その逆コースから周回したことが何度かありますが、今日は高塔山から樽山を縦走して、長野大橋南登山口に降りました。下山時中峰でビーグル犬のリンちゃんに出会い、用意していた食パンを上げると駐車地まで案内してくれました。駐車地でご褒美にお菓子を上げると、尻尾を振って見送ってくれました。 
 4月25日 桂谷山
持門山
笠松山
 
岩国市周東町祖生・由宇町
岩国市周東町祖生・通津
岩国市周東町祖生
 
登り残した
西の尾根 
以前桂谷山から標高500の境界石の先の林道終点を東に曲がり、一本松から峯山を周回した事があります。今日は林道終点を西に曲がり、持門山から笠松山を周回しました。歩かれているようで、各ピークには標高標識や、山名のプレートが掛けてありました。展望は殆どありませんが、下山時の林道から氷室岳が望めました。このルートは登った反時計回りの方が楽です。
 4月20日 小吹山
花尾山
 
美祢市秋芳町嘉万・長門市真木
長門市渋木
 
分水嶺をつなぐ  半田公会堂に駐めさせて頂き、小吹山から荒ヶ峠を経て花尾山に登りました。下山は荒ヶ峠から神荒峠に降りました。花尾山は新しい鳥居が建っていました。花尾山からの展望は素晴らしく県中央から西方面の山々が見渡せます。以前歩いた三隅権現山、天井山、西山、大谷山、大滝、小吹山と併せて念願の分水嶺をつなぎました。 
 4月19日 嶺山
物見ヶ岳
 
岩国市周東町明見谷・美川町根笠
岩国市周東町明見谷 
北の林道から  周東町の物見ヶ岳は、東部ではR2号線から見える山としては、烏帽子岳、蓮華山、高照寺山よりも高峰ですが、少し奥まり登山対象の山でないため山口県百名山にも入っていません。通常は南の北畑から登りますが、今日は北の藤ヶ谷から登りました。林道取付が528mなので比較的簡単に登れます。登りも降りも全て林道歩きになります。行きは嶺山を踏んで登りました。物見ヶ岳の山頂は大きな山名表記の看板があり地域の人々の思いが伝わります。山頂は伐採されていて、南の展望が開けていました。 
 4月17日 行者嶽
善城寺山
 
山口市秋穂町  コシアブラ天麩羅
パーティー 
行者嶽で天麩羅パーティーをして、串山遊歩道を歩きました。皆さんの行いが良いのか、強烈な晴れ男、晴れ女が居られるのか、青空に瀬戸内海、国東半島がくっきりと見えました。お世話頂いた幹事さん、皆さん有難うございました。
 4月16日 忠山・熊ヶ山  岩国市二鹿・岩国市伊房
岩国市二鹿
 
道を横切ったのは?  山菜を採りに熊ヶ山に登りました。一部登山道から外れ林道を登りましたが、すぐに登山道に合流しました。熊ヶ山からは北に、長野山、水ノ尾山、平家ヶ岳、城将山、小五郎山、羅漢山、柏木山、大峰山などが望めます。南には塔ヶ森、二ツ山、大平山、三蔵山、高照寺山、周防大島、河内蓮華山、蓮華山などが望めます。爽やかな風の吹く山頂はアゲハチョウが飛んでいました。帰路は林道でイタドリを採りました。 
 4月15日 高塔山  岩国市周東町西長野  散策(記録せず) 高塔山の登山道は途中が伐採されていました。山頂から樽山への縦走路が整備されていて歩きやすくなっていました。林道取付きからは、一昨日登った牛ノ首山・大平山や物見ヶ岳が見えました。
 4月13日 牛ノ首山
大平山
舟ヶ谷ノ頭
岩国市周東町川上
岩国市周東町明見谷
岩国市周東町川上 
隕石 北に物見ヶ岳、東に蓮華山、南に樽山、西に源九郎山などに囲まれた周東町川上の牛ノ首山、大平山、舟ヶ谷ノ頭という無名峰を周回して来ました。林道出合の展望地や、大平山伐採地からはお馴染みの山々が違った姿で見渡せ、とっても得をした気分でした。この山を紹介しておられる先達に感謝です。 
 4月9日 (仮称)大畑山
(仮称)つづら谷ノ頭
氷室岳
岩国市周東町祖生
柳井市伊陸・岩国市周東町祖生 柳井市伊陸
 
山菜の王様・女王様  岩国市周東町祖生の集落では、昔から氷室岳を父山、高照寺山を母山と呼び崇拝して来ました。氷室岳は修験者の山岳信仰の山でその影響もあり、祖生では盆に疫病や災いを払う「柱松」の祭事が行われています。氷室岳は柳井市伊陸から氷室林道を登るのが一般ですが、林道を使わずに登れるルートを知り行って来ました。登山道は一部分かり難い所もありますが、良く歩かれていてテープ等もあり、迷うことはありません。大畑山まで足を延ばしましたが、大畑山手前の伐採地や、氷室岳からは胸の空く展望が広がります。以前岩国市周東町祖生から登った事がありますが、こちらも面白いルートでした。
 4月7日 禅定寺山
飯盛山
平原岳 
山口市嘉川
山口市嘉川・宇部市小野
宇部市稔小野
 
御神顔岩  禅定寺山と平原岳はそれぞれ単独には登った事はありますが、今日は嘉川コースから登り、禅定寺山、塩見峠、平原岳を巡り、棯小野コースを降り周回しました。塩見峠から飯盛山の登りはしごかれましたが、全体的に歩きやすく、見所も多いコースでした。禅定寺山東峰と平原岳からはご褒美の大展望が待っています。 
 4月5日 女鹿平山  広島県廿日市市吉和  熊の巣穴  吉和からR488号線を通り、五里山を登ろうと思っていましたが、R488号線は入口付近で通行止でした。それならばと、吉和冠山に向かったのですが、気乗りしません。未踏の女鹿平山を思いつき、YAMAPで女鹿平山を検索して、里山登(マコト)さんの軌跡を見つけました。林道大向長者原線を走り、林道入口に駐めて、ひたすら林道を登り女鹿平山に着きました。途中枝越しに、五里山、吉和冠山、寂地山、広高山等が望めます。ゲレンデからは小室井山や大峰山が見え、その先から瀬戸内海が光っています。女鹿平山は展望地はありませんが、二等三角点が座っています。下山はショートカットで尾根を降りましたが、途中で出会った二人の県職員の人から、「この尾根付近には熊の巣穴がありヤバイ。熊は朝出て夕方帰るから、熊のいないこの時間に調査している」と伺いました。玩具の鉄砲を打って尾根を通るそうです。熊さん通られて頂きます。
 4月3日 八合山 周南市大島  展望岩  沖山下山後、大島半島の西の突端の八合山に登りました。八合山の魅力は山頂付近の展望岩から瀬戸内海の眺めです。青い海の向こうに国東半島が望め、船が白波を立てて進んでいきます。桜が満開で山を彩っています。山が笑っています。
 4月3日 沖山  周南市大島  旧山名/卯津木山  周南市大島の沖山と八合山に登って来ました。沖山は来年の干支山(旧山名/卯津木山)ということで、山友さんが 下見と整備をされましたが、待ちきれず行って来ました。大島半島の端の東の小山ですが、来年は卯の付く山として人気が出るかも知れません。山頂にある三等三角点の点名は沖山です。 
 4月1日 石仏山
讃岐望
松柄山(厳城山)
 
岩国市美川町添谷  地味に面白いルート  岩国市美川町添谷にある石仏山、讃岐望、松柄山(厳城山)を周回しました。尾根道は少し分かり難い所もありますが、藪を漕ぐこともなく快適に歩けます。車道に出て厳城、東谷を経て西谷自治会館に戻りました。佛像石あり、展望地あり、赤松あり、地味ですが面白いルートでした。
 3月29日 鬼ヶ城(雀谷山) 山口市德地柚木  藪山に化ける  鬼ヶ城の場所が知りたいと言われる方を、案内されるのにご一緒させて頂きました。雀谷山の見所は鬼ヶ城の大岩群ですが、最後に登った時から9年が経っています。すっかり登山道のようすが変わっていて、尾根取付きから先は笹薮でした。尾根道と巻道の2組に分かれ、私は笹のない巻道を行きました。しかし巻道終点から先は踏跡もない大藪で、途中から尾根に逃げました。尾根も笹藪ですがまだ踏跡があり、少しは歩きやすいです。鬼ヶ城でランチにして、当初の目的を達成したので良として、雀谷山は踏まず下山しました。 
 3月27日 (点名)井谷  周南市四熊
周南市川上 
陽気に誘われて
巡視路巡りが 
周南市四熊と川上の境の巡視路を歩きました。巡視路は一部倒竹もありましが分岐Aまでは問題なく歩けます。分岐Aから踏跡をたどり南に迂回しましたが、倒竹が多く難儀しました。支尾根を降って行くと杣道に出て、杣道を行くと巡視路に出ました。後は長い県道歩きですが、途中井谷の棚田が見られる絶景スポットがあります。もし歩かれるなら分岐Aからは、巡視路入口Aまで歩かれる方が無難です。私達の歩いた道は不明確な所もあり、危険な所もあるのでお勧めしません。 
 3月25日 太郎万山
大平山
 
周南市譲羽
周南市久米  
その気になれば出来る  昨日のリベンジで巡視路ルートから太郎万山、大平山を周回して来ました。尾根道は分岐が多く、間違い安いのですが、持参した地図を拡大して読図しながら登りました。その気になれば出来るのです。大平山からは尾根を最短で安全に車道に降りました。読図には面白いルートです。太郎万山、大平山とも雑木の山頂で気持ち良い風が吹いていました。今日もやらかしてカメラを忘れたのですが、iPadが活躍しました。 
 3月24日 太郎万山  周南市譲羽
周南市久米 
何かしらやらかす男  米泉湖から譲羽の集落に入り、三差路の路肩に駐めて、反時計回りに太郎万山から大平山を周回する予定でした。太郎万山でランチにして竹林に降りた所で、GPSを落とした事に気づき引き返します。太郎万山と竹林の間を3往復、鉄塔37と太郎万山の間を2往復しましたが見つかりません。戻って行くと最後にポイントを取った所でGPSを見つけました。ウエストポーチに入れたつもりで落としたようです。どうも栄谷山といい、太郎万山といいこの方角は鬼門のようです。疲れたので今晩は焼き肉で厄落としです。
 3月20日 栄谷山
高尾山
 
周南市徳山  巡視路巡り  栄谷山から太郎万山、大平山を周回するつもりでしたが、空模様が怪しくなり栄谷山を踏み、その先のピークで引き返しました。引き返していると雨が止み青空が出て来ました。鉄塔20でランチにして、高尾山により三石像や六角塔、宮地嶽三柱大神、高尾霊神を巡り周回しました。このルートは巡視路巡りで、展望もあり快適に歩けます。 
 3月17日 (点名)山田  熊毛郡平生町宇佐木
柳井市伊保庄 
狐のお出迎え  近場で未踏の山はないかと探していたら、法師崎のやまある記さんの山リストに山田という山があることを知りました。写真を見ると平生町と、柳井市の大展望が写っていました。軌跡がないので写真と文章を頼りに登ってきましたが、山頂までの道は明確でした。しかし残念ながら三角点先の反射板の基礎からの大展望は、笹薮で閉ざされていました。良く考えると15年前の記録でした。生まれた赤児が高校生になる年月が過ぎていました。(笑) 
 3月15日 面影山  萩市山田  ビュースポット  両親の陣中見舞いの序でに面影山に登りました。毛利家の菩提寺である大照院の山門の横を通り、みかん畑の作業道を登って行くと、展望が開け萩の町が一望出来きるビュースポットがあります。みかん畑の最上部から竹林を通り、中電巡視路を登って行くと、反射板と四等三角点のある面影山へ着きます。面影山は山城の遺構が見られます 
 3月12日 (点名)日之尾  周南市久米  砕石場最後部の展望   山友さんの軌跡を参考にさせて頂き(点名)日之尾から、砕石場最上部まで登って来ました。谷を詰めて尾根に上がり、(点名)日之尾に着きました。谷筋は思った以上に難路でした。砕石場最上部からは下松の瀬戸大将軍山、禅定寺山、平野山、軍人山が間近に望め、末武川ダムが眼下に見えます。東南には虎ヶ岳から茶臼山の稜線が広がります。下山は(点名)日之尾から比較的緩やかな東南の尾根を降りました。分岐が多いので地形を見て降りましたが、間違って引き返した所もあります。倒竹があり歩き難い所もありますが、かつての生活道のようでした。
 3月11日 野地ヶ岳  萩市川上    野地ヶ岳と聞けば峠からの急斜面を思い出すでしょう。松葉で滑る一直線の急斜面をよじ登ること約25分、杭の手前からやっと傾斜が緩みます。あとはどうやってたどり着いたか良く覚えてない程でした。野地ヶ岳でまったりして、ワカメでまぶしたおにぎりと味噌汁の美味しかったこと、満足、満腹です。
 3月11日 東清山  萩市川上  立派な観音堂  萩市川上の東清山と野地ヶ岳に登りました。東清山は登山口が分かり難いのですが、橋を渡り左に曲がり廃屋まで行った方が分かりやすいと思います。別棟のトイレ&風呂場の裏から山に向かいテープが付いているので、テープに従い斜面を登って行くと、参道に出ます。あとは所々笹が被る参道を登って行くと、三体の神仏が祀られている立派な観音堂がある東清山に着きます。観音堂の裏には祠と四等三角点があります。東のピークには石仏が安置されていました。帰路は参道を降りましたが、廃屋手前で倒竹が気になり、耕作放棄地に逃げました。
 3月9日 雨乞山
東山
 
美祢市美東町大田  故郷を望む墓  雨乞山は山頂に、「於戯大徳之墓」と刻まれた山伏の墓と燈籠があります。日照りの時は墓の前で雨乞いをしたそうです。山頂には雨乞山264,9mの新しいプレート2つがありますが、これは西の四等三角点(点名)雨乞の標高で誤記です。雨乞山を降りて、車道を登り、ドコモとauの電波塔の建つ東山に向かいました。東山下山時、伐採地に上がりました。生憎霞んでいて、黄砂が飛ばなければ大展望が広がっていたでしょう。Ⅳ(点名)奥津に寄り、林道を降って行くと、秋吉台が見えて来ました。
 3月9日 鼓ヶ岳  美祢市美東町大田  三座目の同じ山名  鼓ヶ岳という山名は県中央に三座あります。山口市宮野上の鼓ヶ岳美祢市美東町綾木と山口市吉敷の市境の鼓ヶ岳、そして今日登った美祢市美東町大田の鼓ヶ岳です。金光康資氏は、この山は堤から転じた山名ではないかと「防長山野へのいざない」で書かれていますが、何とも優美な山名です。登山道は良く歩かれているようで、急な坂もなく、明るい尾根を気持良く歩けました。木漏れ日が射す山頂は、三等三角点がありました。
 3月6日 金比羅山
奥ノ院山
周應山
萩市下小川・益田市美濃地町
萩市下小川・益田市美濃地町
萩市上田万
堪能  萩市と益田市の県境の金比羅山・奥ノ院山に登り、周應山まで足を延ばしてピストンして来ました。金比羅山直下の金比羅社は倒壊していて、明治二十四年の鳥居が転がっていました。奥ノ院山は金比羅山さまが安置されていて、岩の上からは十種ヶ峰が望めました。周應山までは主なピークだけでも三つ越えて歩きごたえがあります。久しぶりにふくろはぎがつり、山歩きを堪能しました。
 3月5日 魔山  大島郡周防大島町大字沖家室島  昨年の宿題  昨年登り残した沖家室島の魔山に登りました。この時期は藪蚊もいなくて快適に歩けます。峠は綺麗に刈ってあり、みかん畑跡を登って行くと、四等三角点のある魔山に着きます。山頂は平坦で最高地点は少し東です。下山は峠から長瀬の海岸に降りてみました。強風で白波のたつ海岸に降りると、燈台や平郡島が黄砂に霞んでいます。対岸の外入は河津桜が満開でした。 
 2月28日 大藤山・定仙山  萩市山田  名前つながり  篠目の大藤山つながりで、萩市木間の大藤山に登り、定仙山へ周回しました。大藤山への谷から尾根のルートはテープもあり快適に歩けます。大藤山は展望はありませんが、広々とした気持ち良い山頂です。大藤山から南に取りつく尾根が、鞍部までは少し荒れていますが、何となく分かります。あとは、尾根に沿って歩けば定仙山へ着きます。定仙山も展望はありませんが、落ち着ける山頂です。定仙山から林道に降りる尾根は、テープに誘われて西側の尾根の尾根を降りましたが、尾根から最後の林道終点に降りる所が、急斜面を無理に降りた感じでした。持参した地図は一つ東側の尾根を降りています。山頂には二座とも手作りのプレートが掛けてありました。
2月26日 大藤山  山口市阿東篠目  雪上の足跡  山口市篠目の大藤山に登りました。山口県には大藤山が私の知る限りでは三座ありその一座です。国土地理院の地形図では無名峰ですが登られているようで、巡視路を離れ大藤山へ向かう尾根も、所々にテープもあり、殆どやぶ漕ぎもなく登れました。下山も同じ道をピストンしましたが、雪上の踏跡で迷うことなく降りれました。少し枝を切りながら歩き、迷いやすい分岐にはテープを付けて置きました。 
 2月25日 青岳  山口市阿知須  二基の祠  六畳岩・貝殻山を降りて、青岳に向かいました。青岳は「第4集防長山野へのいざない・金光康資著」では、宇部カントリークラブのコース内を通るので地図は割愛されています。YAMAPを見ると殆どの方が南から尾根を登っています。尾根道は広くて青岳まで迷うことはありません。殆ど高低差もなく快適に歩けました。山頂には二基の祠が祀られていて、横には三等三角点が座っていました。山頂からは霜降岳やキララドームが枝越しに見えました。 
 2月25日 六畳岩・貝殻山  山口市阿知須  二千年回道  コロナの3回目のワクチンの副反応が強く、1週間ばかりまったりしていました。天気に誘われて、久しぶりに比較的楽そうな六畳岩から貝殻山と、青岳を歩いて来ました。貝殻山の引野遺跡に太古のロマンを感じ、六畳岩からの展望を楽しみました。
 2月14日 鯨ヶ岳  萩市明木・川上  小鯨  鯨ヶ岳と言えば美祢市美東と萩市山田の境にある鯨ヶ岳(616m)が有名ですが、今日は萩市のマイナーな鯨ヶ岳(434m)に登りました。北浦は昔から捕鯨が有名で、小舟に乗って大きな鯨に銛を打ち込む、褌姿の漁師達の勇ましい絵を見た記憶があります。この二座の山名は鯨を愛でた土地柄で、鯨に似た茫洋とした山容から名付けられたようです。 
 2月12日 小山  山口市阿東地福下  大岩の下の祠・石仏  徳佐文珠山を下山後に小山に登りました。途中大岩の下に祠と石仏があります。尾根に上がり巻道を進みますが、腰ぐらいの笹藪になります。小山山頂は、三等三角点がありました。
 2月12日 徳佐文珠山  山口市阿東徳佐上  高を括るが  昨日登り残した徳佐の文珠山と、地福の小山に登って来ました。文珠山はすぐに登れると高を括っていたのですが、参道の取付きが分かりません。試案の末尾根を上がりました。藪を漕ぐこともなく観音堂の参道に出ましたが、逆に参道は荒れています。観音堂から文珠山の尾根は急ですが歩きやすく快適な道です。山頂は三等三角点がある落葉樹の頂きです。下山は参道を降りてみましたが、荒れていて笹が被る所や倒木もあります。最後の文殊堂に降りる道が崩落しています。下山後、南に延びる道が参道につながってないかと探索したのですが、途中で消えていました。登るなら尾根道を使うのが一番良いと思います。
 2月11日 丸山  山口市阿東徳佐中  忘れられた太鼓  二ノ瀬山から下山後、車の中でランチにして丸山に向かいます。丸山に向かうJR山口線沿いからは十種ヶ峰が美しい山容を見せてくれます。丸山山頂には廃社となった天王神社があり、太鼓が置き忘れられています。四等三角点は社殿の右奥にあります。
 2月11日 二ノ瀬山  山口市阿東徳佐下  徳佐のマッターホルン  阿東徳佐の長沢(R9)の交差点を過ぎてR315を須佐方面に向かうと、二ノ瀬山の俊英な山容が見えて来ます。薄谷山の北に位置する岩山でその山容から徳佐のマッターホルンと勝手に言っています。思った通り道は険しくて、踏跡とテープを頼りに上に登って行きます。尾根に上がる手前でテープが消えましたが、岩の横を通り尾根に上がりました。山頂の四等三角点は両方の岩の間にあり、笹の下に隠れていました。偶然踏んで位置を確認しました。山頂からは北に深谷山(福谷山)が枝越しに見えました。
 2月9日 金松山
(点名)木焼谷
 
周南市鹿野下
周南市鹿野下・大道理 
ルートファインディング 昨年金松桜の背後に山城がある事を知り、金松山から(点名)今井峠を踏み周回したことがあります。今回はルートを変えて金松山に登り、(点名)木焼谷を踏み周回して来ました。金松山は素人には山城跡とは良く分かりませんが、北西の尾根を防御すれば北東や南西は急峻なので攻め難いと思われます。(点名)木焼谷は日当たりが良く、棘の頂きですが、三角点の回りの棘を切り座れるスペースを作りました。個人的感想ですが面白いルートです。 
 2月7日 野丸岳  萩市明木  伐採地からの展望  野口山下山後、南に位置する野丸岳に登ります。「第1集改訂版 防長山野へのいざない」金光康資著によれば東側から登る道が記載されていますが、急坂(イバラ)のようなので、北から林道藤ヶ谷線を登り、林道終点から尾根に取付きました。支尾根が多く下山時は特に間違いやすいので、分岐にテープを付けて登りました。野丸岳は二等三角点が座り、西に桂木山が遠くに枝越しに見えます。下山は伐採谷を降りましたが、南の谷に降っていくので、軌道修正して伐採道に上がり林道に戻りました。 
 2月7日 野口山  萩市川上  萩往還一升谷  萩市の野口山と野丸岳に登りました。野口山は萩往還駐車場に駐めて、一升谷に向かい峠(一升谷十合目)から萩往還を降って行きます。途中石畳や休憩所があり、江戸時代から多くの人々がこの街道を往来したと思うと、感無量です。休憩所の先から萩往還と分かれ、作業道を登って行きます。分岐を右に曲がった先から尾根に取付き、尾根を登って行きます。伐採地の上から右に雑木に入ると、野口山に着きます。伐採地からは南南西に男岳、高羽山が望めます。
 2月4日 今山
高倉山
 
山口市大内御堀
山口市吉田・黒川 
高倉山は遠い  今山と高倉山は以前別々に登った事がありますが、今日は今山と高倉山を縦走しました。今山は多聞寺跡があり宝珠が残っていました。見事なしだれ桜があり、桜が咲けば小京都ニュータウンからも良く見えるそうです。高倉山はおためし池が見所です。岸壁から染み出る水量でその年の豊凶を占う神事が行われます。縦走路は所々羊歯があり、分かり難い所もありますが、それだけに達成感があります。今山、伐採地、高倉山、鉄塔からは、山口市のあらゆる方向の展望が望めます。最後にご褒美として平川の大杉が出迎えてくれます。 
 1月31日 大原谷山  山口市阿東蔵目喜  桜郷銅山露天堀跡 大原谷山は長門峡の北に位置する山で、須野原公会堂から見ると420mピークの左奥に僅かに望める地味な山容です。峠から420mピークまでは快適な尾根歩きがつづきます。420mから鋭角に藪を漕いで、南の尾根に乗り、少し枝が被る尾根を行くと、大将山の展望が枝越しに望めます。山頂は三等三角点があり、こんもりとした頂きです。長門峡方面は全く見えませんが、里山らしくて好感が持てます。帰路桜郷銅山跡に寄りました。もう一山登る感じでしたが、展望も良く、露天堀跡や水選鉱跡が圧巻で一見の価値があります。
 1月28日 入道岳
神宮山
 
萩市中小川  子供の頃見た山々  子供の頃、上の原から見えていた山々が妙に懐かしくなり、武氏八幡宮にお詣りて登って来ました。上の原は伊良尾山が噴火して出来た溶岩台地で、平成3年に発見された柱状節理の龍鱗郷があります。武氏八幡宮は歴史のある神社で、応神天皇が祭祀されていて、懸仏や神輿が県指定の有形文化財になっています。昔は草競馬が行われていて、近年神楽坂舞や子供相撲も復活しました。現在は従兄弟が宮司を勤めています。 
 1月27日 (点名)焼
観音崎山
ヤケ山 
岩国市錦町広瀬
岩国市錦町広瀬
岩国市錦町野谷 
焼からヤケへ  観音崎山は岩国市錦町広瀬の南に位置する山で、南北に長い山塊の北の最高地点で、各局の電波塔が建っています。NHK電波塔の山頂で、広瀬、柳瀬へ降りる破線道探しや、(点名)東山への道を探して、山頂を歩き回ったのですが、取付きは潰れていました。期待していた展望は、馬糞ヶ岳が枝越しに、水ノ尾山や城将山は切開きから見える程度です。全体的に車道歩きになるので、登山時に(点名)焼の三等三角点を踏み、下山時にヤケ山(点名)上有仏谷の四等三角点を踏んで、出来るだけ山道を歩きました。
 (※参考資料 第2集防長山野へのいざない P279・280 金光康資著)
 1月24日 柳ヶ谷山
奥畑山
高照寺山
 
岩国市通津  (点名) 鳥ヶ尾山 山口県の一等三角点は16点あります。見島の(点名見嶋)以外はみな踏んだと思っていましたが、よくよく考えると、高照寺山の一等三角点は記憶にありません。仮にも一等三角點研究會の末席を汚す者と致しましては、これは一大事と思い、柳ヶ谷山から奥畑山を経て、高照寺山の一等三角点を拝みに行って参りました。展望広場からと、ハング・パラグライダーフライト基地からは、ご褒美の絶景が待っていました。 
 1月22日 四十笛山  宇部市藤河内・ 宇部市棯小野 広い裾野の山  龍岩山下山後、近くの四十笛山に登りました。山友さんのYAMAPに従い時計回りに登ってみました。山道は少し荒れています。伐採展望所からは、宇部から美祢の山々が望めます。四十笛山は展望はありませんが、三等三角点が座っています。下山時は林道に降りましたが、こちらも少し荒れていました。低山ですが、山裾が広いので充分楽しめます。 
 1月22日 龍岩山  宇部市棯小野  山名あるある  宇部の龍岩山は、「防長山野へのいざない第2集・(金光康資著)」には「たついわやま」と書かれています。地元では「りゅうがんざん」と呼ばれているようなので、このHPはその山名をふりがなにしました。登山道は快適で、途中秋葉社もあり、山頂直下の展望所からは、宇部市から下関市方面の展望が広がります。山頂は三角点はありませんが開けています。最近は登られる人が多いと地元の方が言われていました。
 1月17日 (点名)堀越
鷹ノ泊山
 
下松市下谷 考えたルートに先人が  昨年山友さんが開かれた(点名)堀越までの軌跡を参考にさせて頂き、鷹ノ泊山まで縦走して来ました。(点名)堀越までは新しいテープがあり、迷わずに登れます。(点名)堀越からは、地図に付けたボールペンを睨み尾根を登って行きます。道は明確で、2番目の鞍部から古いテープが所々にあります。計画したルートを歩かれた先人がいると思うと、何だか可笑しくなります。鷹ノ泊山には戦争遺跡があります。当初は、小早川隆景が陣取った日隈山まで行き、平谷から破線を上がり、(点名)堀越に戻り周回するつもりでしたが、小雪が舞い出したので県道41号線に降りました。
 1月17日 岩熊山  山口市江崎  羊歯の海  事前に皆さんのレポを見て、羊歯漕ぎは覚悟していたのですが、大堤から見た岩熊山は低山で展望岩も確認出来ます。これなら地形を見ながら登っても大した事はないだろうと、高を括っていました。初め上の堤から左尾根を目指しましたが、羊歯が深くなり撤退、上の堤まで戻り、東尾根を上がると、藪を漕ぐこともなく、お社・鳥居の所に出ました。ここから先は羊歯の尾根を登って行きますが、羊歯の下には薄い踏跡があります。展望岩を過ぎて、先ず岩熊山へ向かいます。山頂は倒壊したお社と岩があります。下山事に展望岩で展望を楽しみ、お社・鳥居から尾根を降り、途中から東に羊歯の薄い所を降りました。すぐ下に道があるのですが、頭までの羊歯に身動きが取れません。2~3度繰り返してやむなく西に逃げて、登って来た谷沿いを降りました。周南市の岩熊山は倒竹を彷徨いましたが、山口市の岩熊山は羊歯の海を泳ぎました。大満足の岩熊山でした。もう登らないけど・・・(笑) 
 1月17日 八幡山  山口市上郷  旧桂ヶ谷貯水池堰堤  小郡上郷にある八幡山と近くの旧桂ヶ谷貯水池堰堤を周回しました。八幡山は山頂に三等三角点があり、黒河内山山塊、火ノ山連山、禅定寺山から平原岳の稜線が一望出来ます。旧桂ヶ谷貯水池堰堤は大正12年3月に竣工した旧水道堰堤で重力式コンクリート造りです。
 1月17日 高場山  山口市朝田  石祠のある山頂  山口市朝田の流通センター駐車地から高場山に登りました。途中の展望地からは北東から北西の展望が開けます。榾木山、秋葉山、金山が見えていると思われますが同定出来ません。山頂の石祠が東を向いていたので少し降りてみたのですが、特に特徴のある形状はありません。どうも最近は少し広い場所があれば山城の郭に見えてしまいます。
 1月15日 虎ヶ岳 周南市大河内・光市三井   西国十二支会 今年も世話人さんの呼びかけで、西国十二支会に参加させて頂きました。虎ヶ岳山頂は多くの人でにぎわっていましたが、皆さんソーシャルディスタンスの距離を守り楽しんでおられました。今日は展望が良く、国東半島は勿論、由布岳の双耳峰もくっきりと見えました。
 1月14日 別所山(城跡)  周南市上村  三段堀切  別所城は若山城と並んで陶氏の重要な山城でしたが、毛利氏の討伐で落城したそうです。周防アルハイクより(安倍正道著) 主郭直下の跡からは三段堀切が城の堅固を物語っていました。 
 1月13日 岩熊山  周南市栗屋・久米
下松市末武中
迷走も楽し  岩熊山は周南市と下松市の境の山です。くだまつ健康パーク付近の末武川河口に駐めて、南から取付きました。登りは途中から道を間違えて尾根に上がりましたが、尾根道も倒竹で塞がれています。巻きながら竹林を降りて行くと登山道に出たのですが、テープに誘われて手前ピークに上がってしまいました。そこで初めて磁石と地図を確認して、再び登山道に合流し岩熊山に着きました。岩熊山はプレートと岩の奥に三等三角点があります。降りは登山道を降ると、明確な道がありました。迷走もまた楽し・・・。 
 1月9日 東の西山
大迫山
岩山
御器伏
 
美祢市美東町大田
美東町大田・美祢市秋芳町秋吉
美東町大田・美祢市秋芳町秋吉
美祢市美東町大田
おもしろい山名  秋吉台の西の西山に登った時に、面白い山名だと思っていたのですが、東の西山があることを知り、秋吉台国際芸術村から、東の西山、大迫山、岩山、御器伏と周回しました。岩山からは南に山口市・宇部市方面の山々、北に秋吉台の展望が広がります。登った東の西山と、西の西山が同時に望めます。 
 1月7日  柴山 防府市台道  再び古墳巡り  台道にある柴山にも古墳があります。1~3号古墳は三角点のある東峰に、4~6号古墳は柴山付近にあります。 
 1月7日 黒山  防府市西浦  古墳巡り  防長山野へのいざない(金光康資著)によれば、「防府市南西部の田島山、女山、黒山、小芽山は昔、周防灘に浮かぶ島であったと思われる」と書かれていますが、地形を眺めればうなずけます。黒山には5基の古墳があると書かれていますが、確認出来たのは3基でした。古墳は思っていたよりも、立派ではっきりと原型を留めていました。 
 1月7日  小芽山 防府市西浦  防府十八山  ほうふ日報が選定した「防府十八山」の小芽山と黒山、ついでに大道の柴山(防府十八山ではありません)に登って来ました。小芽山は、4月初旬に咲くエヒメアヤメの自生南限地から取付きます。鞍部までは明確な道があり、鞍部からは薄い踏跡を登って行くと小芽山に着きます。下山は新しく購入した磁石の性能を試すため、適当に降りやすい所を降ってみました。展望はありませんが、防府十八山の一座を登った事で満足しました。
 1月4日  城山  熊毛郡田布施町麻郷  胸の空く展望  上関から南周防大橋を渡ると目の前に尖った山容の山が見えてきます。国土地理院の地図を見ると城山とあり、南側は採石場となり切れ落ちています。周防アルハイク(安倍正道著)によれば、西ピークには四等三角点があり、東ピークには石仏岩があると書かれています。現在地図には四等三角点はないので、東ピークを目指しました。石仏岩の先には、胸の空く展望が待っていました。 
1月4日  神花山(古墳) 熊毛郡平生町佐賀   女王像 神花山古墳は全長約30m 高さ約2,5m、五世紀前半に作られた前方後円墳です。昭和19年に発掘された石棺の中からは全身の骨が出てきました。当初壮年男性の骨と考えられていましたが、女性の頭骨と判明致しました。古墳時代の女性の骨は大変貴重なものとされています。他にも上関には多くの古墳があり熊毛王国の豪族の力が強かった事が分かります。
 1月4日 杵崎山
神峰山
熊毛郡平生町宇佐木
柳井市伊保庄

 般若姫伝説 山友さんに貸して頂いた周防アルハイク(安倍正道著)の神峰山のページを読むと・276mのピークを目指して登ったと書かれていますが、同書地図には神峰山280mと書かれています。文章を熟読すると、八十八ヶ所参道の山が神峰山(最高点奥の院)に違いないと思い確かめに行きました。序でに未踏の杵崎山に登りました。般若寺は聖徳太子の父、用明天皇と般若姫夫婦を祀る寺です。熊毛王との謂れも有りそうなので、興味のある方は般若寺のHPをご覧ください。
 1月1日  虎ヶ岳 周南市大河内・光市三井  虎ブルバース  初日の出を虎ヶ岳から拝みました。今年はコロナが治まり良い年になりますように。