トイレから駐車場をみる |
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熊毛ICをAM6時に出発して、塩見岳駐車場に着いたのがPM4時。幸運にもトイレに近い一番右端の奥が空いていた。
PM7時頃寝込むが、PM9時頃、車の前に一台駐まり窓の横を通るライトで目が覚める。私の車が出れるか確認したようだ。
私が大丈夫だと言うと、若者は安心して荒川岳に向けて出発して行った。今度は夜中の0時、駐めてはいけない非常用駐車地の
停止板をずらして車を駐める不届き者がいる。これで完全に出られないが、仙人のような風貌で塩見岳まで登り、日帰りピストン
と言われるので引き下がる。翌朝空がしらみ初めた頃出発する。駐車場は一杯で路肩も車で溢れている。林道からは雲海が
見える。
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鳥倉登山口(拡大可) |
鳥倉登山口 |
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約45分林道を登って行くと鳥倉登山口に着く。仮設トイレがあり、「日本で一番高い三伏峠まで約4㎞ 徒歩約3時間」の標識がある。
自転車が沢山置いてある。登山届を出して、尾根に向かい急な坂を登って行く。
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支尾根出合 |
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坂の途中には三伏峠小屋までの標識がある。支尾根に上がり北(左)に登って行く。
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鞍部 |
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やがて豊口山を巻くと2/10 3/10と標識がある。3/10を過ぎると、「三伏峠まで約2㎞ 約2時間」の標識がある鞍部に上がる。
鞍部から東(右)に尾根を登って行く。
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4/10 |
尾根の左を巻く |
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やがて尾根の左側を巻いて行く。サラシナショウマの咲く巻道を通り、丸木橋を登って行き、再び尾根の左側を巻くと、5/10の標識が
ある。
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ほとけの清水 |
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ここから木段橋が多くなる。ほとけの清水で喉を潤し、連続する木段橋を登って行くと7/10がある。
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中央アルプス |
塩川小屋分岐 |
間ノ岳・北岳 |
左手には中央アルプスが望める。8/10を過ぎると、塩川小屋分岐があるが道は通れなく、ロープが張ってある。
三伏峠に向かいジグザグに登って行くと間ノ岳や北岳が見えて来る。
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仙丈岳・甲斐駒ヶ岳 |
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その先からは仙丈岳や甲斐駒ヶ岳が見えて来る。「お疲れさま三伏峠小屋 あと200歩です」のキノコの可愛い看板を見たら
すぐに三伏峠(2580m)に上がる。ここで休憩される方が多い。
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塩見岳・本谷山と荒川岳・小河内岳分岐 |
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三伏山(2615m) |
三伏峠小屋の後ろのキャンプ場を通り、荒川岳・小河内岳との分岐を左の塩見岳・本谷山方面に登って行くと、直ぐに三伏山
に着く。
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三伏山からは南方面に荒川岳や赤石岳が望める。
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荒川岳 |
赤石岳 |
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しばらく展望を楽しみ、塩見岳に向かって北に降って行く。
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大谷山へ登る |
本谷山Ⅲ(点名:黒川) |
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シラビソの林を降り、登って行くと左手にのぞき岩があり岩の上から展望が開ける。緩やかに登って行くと本谷山に着く。
ここで一本立てる。塩見岳を見ながら尾根を降って行く。
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2512m |
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シラビソの美しい森を降って行くと、塩見岳の山容が少しずつ変わって来る。2512m辺りから右に曲がり、権右衛門山を巻き
平らな道を行く。ここで塩見岳から降りて来られた仙人の方と出会い黙礼する。
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「小屋は、じきかや。 いんね、あと40分だに」の標識から、急なガレ場になる。一旦緩むが塩見新道分岐から再び急坂になる。
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登りが緩まると、塩見小屋に着く。PM1時半頃宿泊手続をする。ガスの様子をみて塩見岳は明日登る事にする。時間があるので
情報交換をしたり、オコジョを見たりして時間を過ごす。PM7時頃に就寝したが、「山小屋あるある」で、2時間後隣の方のイビキで
二人とも目が覚め、朝まで眠られなかった。(笑) 因みに宿泊費は一泊二食で12000円+1000円(インナーシーツ代) |