切籠(きりこ) 277m 切窓 234m 長門峡

山口市阿東蔵目喜



切窓(左) 切籠(右)


2022年5月7日(土) 天気 曇り


駐車地(11:22)~5分~取付(11:27)~28分~切窓分岐(11:55)~15分~堰堤(12:10)

~25分~切籠(12:35~13:09)~20分~沢渡り(13:29)~14分~切窓(13:43~13:48)

~22分~取付(14:10)~13分~発昌寺(14:23~14:30)~6分~駐車地(14:36)

所有時間 3時間14分


概念図

 

駐車地

参考にさせて頂いたYAMAP


両親の陣中見舞いの後、萩市川上の阿武川歴史民俗資料館に寄り、切籠・切窓の位置を確認して登って来ました。切窓の場所は特定出来たのですが、切籠の場所は事前に検討して地図に印を付けた所に行くと、「名勝境界」の石杭と、発昌寺の屋根を確認出来たので、ここでよしとしました。切籠への道は参考軌跡もなく、地形を見て登りました。もし行かれるなら、下山時の道を参考にして下さい。発昌寺は古寺になっていますが、田中義一開基の禅寺の名刹です。



道しるべ


切窓・切籠
拡大可

高島北海画(発昌寺蔵)
拡大可
  阿武川歴史民俗資料館で切籠・切窓の場所を確認しようと、受付の方に聞いたのですが転属したばかりで分からないとの事。
 屏風図を見て、向かって左が切窓、右が切籠と確認して現地に向かいました。

切窓(左)・切籠(右)
  絶壁展望岩に登った時の駐車地から対面の岸壁と「切籠切窓」の案内板とを見比べる。切籠と切窓の間には深い谷がある。
 長門峡隧道を潜ると、絶壁展望岩の滝橋側の取付きがある。

支尾根
  滝橋を渡ると、「阿武川温泉11,3㎞」の標識がある。その先の「東368」の電柱から切籠切窓に取付く。すぐに急坂になるが、
 階段がある。左に曲がり右に曲がって支尾根に上がる。

分岐
  すぐに右矢印があり、巻道を登って行くと分岐する。ケルンがありここを上がる。因みに真っ直ぐに行くと切窓の崖下に着く
 ようだ。巻道を下に見て、トラロープに沿って高度を上げて行く。
  炭焼跡を右に巻きながら登って行くと、山道(古道=地図上破線)に出合う。

古道出合

古道を振り返る

切窓分岐
  古道を登って行くと切窓分岐に着く。切窓は右の支尾根に入るが、先ず古道を左に曲がり切籠に向かう。
  右下に谷を見て、踏跡を降りて行くと堰堤に降りる。(下山時判明したがこの堰堤を川上に向かい沢を渡り右の斜面を登って行くと
 巻道に出合う。)
堰堤の左端に巻道らしき踏み跡があるので登って行くと・・・

巻道出合
  左手に大岩が見えて来る。くの字に向きを変えて大岩に沿って登って行くと巻道に出合う。大岩から先が急なのでお勧め
 出来ない。

南に延びる支尾根
  巻道を登って行くと二股松がある。更に薄い踏み跡を巻ながら行くと、南に延びる支尾根に着く。GPSで確認すると事前に印を
 付けた場所だ。腹ペコなのでここでランチにする。

発昌寺
 ランチ後更に支尾根を南に降りて行くと「名勝境界」の石杭があり、その先が崖になっていて、発昌寺の茶色の屋根が枝の間から
 見えた。下山は巻道を真っ直ぐに降りてみる。

切窓分岐
  赤いテープの所から沢に降りる。沢を右岸に渡ると堰堤が見えて来る。古道に上がり、切窓に向かう。


  切窓の岩は3人から4人ぐらいが座れる。

切窓

拡大可
  切窓は更に南に岩がつづくが、歩いて行けるのはこの岩までだ。下山後発昌寺に向かう。山門には「素水山 発昌禅寺」
 「開山 梅芳宏林大和尚 禅師 / 開基 元内閣総理大臣 田中義一」と刻まれている。

発昌寺
拡大可

隣の別棟

切窓(左)・切籠(右)
  発昌寺を見学後、駐車地に向かうと、切籠・切窓が違う方向で見えて来る。



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