四熊ヶ岳 504m

周南市四熊・小幡



登山口の見事な石垣


2022年10月23日(日) 天気 晴れ


広谷登山口(10:52)~25分~鳥居(11:17~11:20)~8分~不動明王(11:28)

~11分~四熊ヶ岳・南展望地(11:39~12:29)~35分~広谷登山口(13:04)

所有時間 2時間12分


概念図

 

広谷登山口(金明水取水口)

四熊ヶ岳は信仰の山で、徳山藩の時代には北の金峰山、南の太華山とともに、西の鎮護の山として保護されていました。山頂には権現様が祀られています。急登がつづきますが、石段を踏んで登って行くと歴史を感じます。南の展望地からは徳山藩が望めます。



道しるべ

  広谷登山口にある金明水でコーヒー、水割り、ご飯を炊くと美味しく、多くの人が水を汲みに来られる。
  登山口の石垣中段には草を刈るための出っ張り(足場)がある。登り始めるといきなり急な坂になる。
  谷沿いは棚田跡がある。再び急坂を登って行くと一の鳥居に着く。

四熊分岐
  鳥居には文化九年(1812年)と彫られている。鳥居からは一旦平坦な道になるが、四熊分岐からまた急な石段がつづく。
  石段を登って行くと、二の鳥居があり分岐する。どちらを取ってもすぐに合流するが、右の道を取ると石の横を通りその上には
 不動明王が鎮座している。
  昭和九年(1934年)の大干ばつ時に祀られたそうだ。再び急な石段を登って行くと三の鳥居がある。四熊からの道だ。
  その先に中電の標柱がある。ここを左に行くと南の展望地がある。先ず山頂へ向かう。石段を登ると四熊嶽権現の奥の院がある。

拡大可

四熊ヶ岳山頂(拡大可)
  奥の院は天文14年(1545年)建立、戦国時代か・・・。拝殿の奥には石祠が祀られていて、すぐ上が山頂になる。

二等三角点(点名:四熊山)

北の展望地(拡大可)

南の展望地
法師ヶ岳のひまわり子育て観音
  山頂には二等三角点があり、その横には海軍省の石標が立っている。北に下ると鉄塔があり、狗留孫山、千石岳、馬糞ヶ岳
 などが望めるようだが同定出来ない。奥の院まで戻り南に降りると南の展望地がある。

旧新南陽市(拡大可)

周南市から下松市
 周南市(旧新南陽市)にはトクヤマ、東ソーの工場群が望める。 位置を変えると周南市から下松市(徳山藩)が一望出来る。
  下山時棚田跡にある石祠に寄ってみると、今でもお奉りしてあるようで嬉しかった。地元の山は良い。



2020年4月5日       若山・四熊ヶ岳・嶽山周遊
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