四熊ヶ岳 504m

周南市


広谷から望む
四熊ヶ岳(左)・法師ヶ岳(右)


2016年12月24日(土) 天気 ☁ 夫婦


小畑公民館~24分~金明水~27分~一の鳥居~10分~不動明王~12分~山頂  合計時間 1時間13分

山頂~5分~不動明王~7分~一の鳥居~14分~金明水~21分~小畑公民館    合計時間     47分

総歩行時間 2時間
 

概念図

 


地図

小畑公民館(小学校)

四熊ヶ岳は、周南団地辺りから見ると、3つのピークを持つ特徴のある山容をしています。その内のピークの一つは法師ヶ岳で、大きな金色の観音像が建っています。古くから信仰を集め山頂には、四熊嶽大権現奥の院があり、徳山藩を西から守護していました。


道しるべ

  休校の小畑小学校(小畑公民館)の駐車場に停めさせて頂いて、小学校の前の道を進んで行くと、鋭角に登る
 道がある。ここの擁壁に四熊ヶ岳の案内板がある。車道を登って行く。

四熊ヶ岳(左)と法師ヶ岳(右)
  山陽自動車の陸橋を過ぎて四熊ヶ岳を見ながら登って行く。長州藩の天に耕すの藩政に従い山の上まで棚田が
 続いている。法師ヶ岳の金色の観音さまが段々大きく見えて来る。
 

金明水

広谷口
  公民館から24分で金明水の取水口に着く。ここまで車で入れるが、3台ぐらいしか停められないので、水汲み客
 の為に下から歩きたい。以前は良くこの金明水を汲みに来ていたものだ。この水でコーヒを飲むと一味違う。広谷
 口登山道もここから始まる。いつもここに来ると思うのだが、この3m以上ある石組の見事さだ。この高さの石を
 ほとんど傾斜を取らずに積み上げている。標識に従って山道に入って行く。
 
  この辺りから四熊ヶ岳から法師ヶ岳が見えるが、後は山頂まで展望はない。6分で分岐になる。右が登山道だが
 右に登る亀女と、分かれて左の道を登って見る。道下には祠が見える。
  やがて登山道に合流する。亀女を追いかけて登って行く。竹林を過ぎると、段々急になって来る。

一の鳥居
  ジグザグに登ると、一の鳥居がある。鳥居には文化壬申四月吉日(1812年)の文字が彫られている。明治時代
 の戦没者のお墓もあり、集落の歴史が刻まれている。
  平らな道を行くと、すぐに四熊方面(庄原)の道と合流する。石段を登って行くと・・・
  二の鳥居に着く。この鳥居には天明八申十一月吉日(1788年)の文字が見える。道は2つに分かれるが、
 どちらを登っても良い。右の石段を登って行くと、大きな石組の横を通り・・・
  その石組の上に不動明王が祀ってある。怖いような形相で徳山の街を守っている。急な石段を登って行くと・・・

三の鳥居

展望所
  三の鳥居に着く。庄原から登るとこの鳥居に上がって来る。鳥居が歪んでいるので近づかないように先を進むと
 中電の標識があるので、ここを左に入る。その先に展望所がある。
 

徳山方面

新南陽方面
  展望所からは、旧徳山市と新南陽市が一望出来る。法師ヶ岳のひまわり子育て観音が近くに見える。
 
  展望を楽しみすぐ上にある、山頂の四熊嶽大権現奥の院に上がる。本殿の奥の石祠を上がると・・・
  三角点と海軍省の石碑がある。北に降ると鉄塔があり、北の展望が開けるが生憎霞んで良く見えない。展望所
 まで戻り、🍙を頬張り周南市の街を見ていると、この山が見守ってきた歴史を感じる。広谷道まで戻ると石組の
 見事さが良く分かる。



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