四熊ヶ岳
 504m 法師ヶ岳 450m

周南市四熊




2012年3月13日 天気 晴れ 夫婦


登り 広谷コース 下り 奥四熊コース


駐車地〜20分〜金明水〜26分〜鳥居〜14分〜法師ヶ岳〜9分〜鳥居〜21分〜四熊ヶ岳                  合計時間 1時間30分

四熊ヶ岳〜7分〜分岐〜4分〜24鉄塔〜6分〜分岐〜25分〜峠〜8分〜カーブミラー〜17分〜車道〜14分〜駐車地  合計時間 1時間21分


周遊合計時間  2時間51分



概念図





地図

地図リンク



法師ヶ岳 ひまわり子育て観音像からの展望




「ウ〜ン 最近○○××で」近所の山歩きが主になっている。今日も近場の、四熊ヶ岳を周遊して来た。法師ヶ岳の観音様は2回目らしいがまったく記憶にない。いつも開いているのかは定かでないが、今回本堂も見ることが出来て幸運だった。観音像の台座(展望台)からは周南市が360度見渡せる。夜ライトアップされて光る観音像を見ると、不思議な雰囲気を漂わせているが、近くで見ると迫力がありご利益がありそうだ。広谷コースは信仰の歴史を感じる道で、奥四熊コースは落葉を踏んでの静かな山歩きが出来る道だ。


道程


周遊するので、山陽自動車道高架下先の分岐のスペースにとめる。手作りの道しるべがうれしい。山陽自動車道を下に見て行くと、右手に棚田が現れる。
正面に法師ヶ岳の観音像が見えてくると、金明水は近い。金明水には、熊毛の住人も随分お世話になった。手前に水汲み場所があり涸れることはない。金名水の所に駐車スペースがあるが、3台から4台のスペースしかないので登山者は下から歩きたい。石組みの道しるべに従って登っていく。
鳥居までは急な登りが続く。ゆっくり登りっていこう。金明水から約30分で鳥居に着く。文化九壬申年四月吉日(1812年)の文字が刻まれている。鳥居手前を尾根に沿って右に入っていく。すぐに法師ヶ岳への車道に出る。そのまま登って行くと約15分で法師ヶ岳のひまわり子育て観音に着く。
南に、嶽山と旧新南陽の工場地帯が見える。ごろり寝の観音様の横に、お年寄りがすがり拝んでいる観音様がある「ガン封じ・ボケ封じ・魔除け」の観音様だ。二人とも顔を見合わせ熱心に拝む。
夜になるとライトアップで光る観音様の正面にきた。階段があるので後で登ってみる。先に建物の中が拝観できるようになっていたので入って見ると、「なんと〜なんと」、法隆寺の釈迦三尊をはじめ名だたるお寺の仏様がある。レプリカと分かっていても、圧倒されてしまう。それぞれの仏様に説明板がついている。釈迦三尊の次は、当麻寺の弥勒菩薩だ。
薬師寺の薬師三尊 唐招提寺の盧舎那仏 大日如来
阿弥陀三尊 天が守る釈迦如来 ひまわり子育て観音の台座に登る
遠望に要害山(右)?と石ヶ岳(左)と思うが 千石岳の後に白井岳、
雪をかぶっているのが石ヶ岳
四熊ヶ岳と大平山が見える
法師ヶ岳を後にして、文化・・・年の鳥居の所まで引き返して、四熊ヶ岳を目指して登っていく。獅子岩を通り、四熊庄原Aコースを右手に見て登っていくと、再び鳥居に着く。【左の写真】左右どちらの道を登っても良いが、右の石段を登っていく。右手に岩の壁を見て登って行くと、不動明王が鎮座する場所に出る。災いから守ってくれる仏様にお祈りをしていく。
苔むした石段が歴史を感じさせる。三度鳥居に着く。ねじれて立っているので、入らないようにロープが張ってある。右に下りる石段は庄原へのBコースだ。再び石段を登って行くと、中国電力の標識があるのでそちらに向う。南面の展望地だ。先ほど法師ヶ岳で見た嶽山や新南陽の町並みより少し離れた感じだ。東に、法師ヶ岳の観音様が見える。
南の展望地から北に登って行くと、四熊嶽大権現奥院宝殿に着く。社の奥に御神体が祭ってある。社の左奥が海軍省の石碑が建つ三角点がある山頂だ。北に向うとすぐに鉄塔があり北面の展望が開けて要害山や千石岳が見渡せる。
展望を楽しんだら、再び奥院まで戻り西の道を下りて行く。一直線の落葉の急坂が続く、滑りやすいので注意して下りよう。崩れた灯籠を通り越して【写真中は振返って見たところ】中国電力の23・24の標識を直進して、鉄塔ピークへ寄道していく。ここにも、祠が祭ってある。信仰の深い山だ。
鉄塔ピークからは、西の大平山の展望が開ける。引き返して、23・24の標識を北(左)に下りて行く。しばらく行くと四熊嶽神社の鳥居に着く【写真右は振返って見たところ】明治時代に寄進された鳥居で歴史を感じる。
杉林から竹林に変わり、中国電力の道標に従って下りて行く。少し荒れている所もあるが問題なく歩ける。石組の所から先ほどいた鉄塔が見える。すぐに、左右に道が分岐する、どちらの道を取っても良いが、少しでも山道を歩きたいので左の道を登る。少し崩落した箇所があるので注意して歩こう。しばらく行くと車道(峠)に出る。【写真右は出てきた道を振返って見たところ】NO24の中電の標識が目印だ。
しばらく車道を歩いて行くと、南から北に急にUターンするところがある。地図ではここを南に下りると近道だ。適当に見当をつけてカーブミラーの所から入っていくと、祠があり右手に道が続く。ころげるような坂を真直ぐ下りて行く。途中横に道らしきものがあるが、無視して真直ぐ下りる。竹薮の左手に下りる道を見っけてそこを駆け下りると、廃墟の民家の横を通り再び車道にでた。ショートカットも大変だ、車道を歩いたほうが無難かもしれない。
車道をのんびり歩いていくと右手に嶽山が見えてきた。墓地の横を通り越し、振返ると四熊ヶ岳が「また来いよ〜(^^♪」と言っているように思える。