金峰山 790m

周南市金峰



鹿野ファーム直売所から望む


2019年2月12日(火) 天気 ☀


権現巖登山口(11:17)~27分~尾根(11:44)~10分~権現巖(11:54~11:59)~18分~小ピーク(12:17)

~18分~縦走路出合(12:35)~18分~金峰山(12:53~13:31)~61分~登山口(14:32)

所有時間 3時間15分


概念図

 


権現巖登山口


孫台風が帰ったらぽっかり穴が開いたようです。こんな日は山ですね。近くの金峰山へ権現コースから登って来ました。このコースは金峰山を東から登ります。登山口には室町時代の宝篋印塔や、鎌倉時代の層塔などの菅蔵石塔群があり、山腹には権現巖など見所が多いです。春になったら棘が多くなり登るならこの時期です。帰りに鹿野の山野草のエキに寄ると、福寿草・ユキワリイチゲ・セツブンソウ・セリバオウレンが咲いていました。


道しるべ


分岐右

菅蔵石塔群
  向道湖から県道179号線を東に行く、虻峠を過ぎて大きく曲がりその先で分岐する。権現巖登山口の標識に沿って
 左の道を登って行く。菅蔵の集落に入ると道が分岐するが右に降って行く。しばらく行くと菅蔵石塔群がある。
 その先が権現巖登山口になる。路肩に停めて菅蔵石塔群に引き返す。


層塔

宝篋印塔
  層塔は鎌倉時代、宝篋印塔は室町時代の墓のようだ。


板碑・大日角塔婆

権現コース登山口
  一旦道に戻り登山口方面に引き返して左の道に上がると、板碑と大日角塔婆がある。いずれも南北朝時代の墓だ。
 その先に少し行ってみたが特に何もなかった。貴重な文化遺産に思いを馳せて、権現巖登山口に向かう。


分岐直進
  林道を5分も行くと林道は左に曲がるが、ここは直進する。道は少し狭くなるが緩やかに尾根を巻いて登っている。
 前方に山並みが見えて来た。三ノ岳かと思ったが如何やら違うようだ。
 
  権現巖の標識を曲がり登って行く。倒木の下を潜り登って行くと、すぐに尾根に上がる。

  尾根に上がると急になる。ロープが設置されている所もある。左手の踏み跡を見逃さずに入って行くと権現巖に着く。


権現巖
  東斜面には桜の木が植えてある。防長の吉野をつくる会の方々が尽力されて桜を植林されたそうだ。春には一面
 桜が見事だろう。


小ピーク
  分岐に戻ると、その先辺りから棘が出て来る。この時期だとまださほど気にならないが、春以降はかなり難儀な道に
 なりそうだ。急な坂を小ピークまで喘ぐ。小ピークから先は緩やかな尾根道になる。


縦走路出合
  一部笹が覆うが道ははっきりとしている。小ピークから18分で金峰山(二ノ岳)と三ノ岳の縦走路に出る。良く見ると
 小さな道標もある。

 どんどん降り、がんがん登り返すと金峰山に着く。何時来ても胸の空くような展望が広がる。


周南市

向道湖

千石岳
  周南市の先には瀬戸内海、眼下には向道湖、西(右手)には千石岳が見える。


石ヶ岳・高鉢山?

福寿草
  石ヶ岳の北に尖った山容の山は高鉢山だろうか。場所を変えると鹿野の町も見える。興味が尽きない。最近は寒い
 ので、カップラーメンが定番の山飯になっている。暖かいスープを飲み干して満足感に浸り山頂を後にする。
 帰路鹿野の山野草のエキに寄ってみる。


セリバオウレン

ユキワリイチゲ

セツブンソウ
  春を告げる妖精たちが咲き始めていた。



2018年8月19日  山楽会の皆さん
2017年1月10日        三の岳
2013年12月28日         雪山
2012年11月21日         紅葉


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