金峰山 790m

周南市大向


2012年11月21日(水) 天気 晴れのち曇り 単独



P〜12分〜登山道〜34分〜思い出の丘〜25分〜一の岳〜15分〜金峰山  合計時間 1時間26分


金峰山〜12分〜一の岳〜12分〜思い出の丘〜14分〜登山道〜11分〜P  合計時間     49分


往復合計時間 2時間15分



概念図



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地図リンク



金峰山は、熊毛の住人と不思議なほど縁のない山だ。初めて登ったのは、夏、馬糞ヶ岳の帰りで、バテバテの上に山頂でのビール、一機に酔いが回りしばらく寝ていた事を思い出す。あれ以来しばらく登ってなかったが、久しぶりに登ると、雨が激しくなり途中で降りたこと。カメラを忘れて家に帰りそのまま違う山に登ったこと。また不思議と天気の悪い日に登っているので、山頂からの展望は記憶にない。今日も、カメラのバッテリー切れで、携帯の写真となってしまった。しかし、今日は曇ってはいたが、綺麗に刈られた山頂で、充分360度の展望を楽しんだ。




道程


向道湖手前の公園から、金峰山を写そうとしてデジカメを向けると「バッテリーを交換してください」のメッセイジが出た。ショックだが、今日は引き返す気はない。こうなったら奥の手、携帯の出番だ。気を取り直して、大向からR315を右折して金峰方面へ向う。錦川を渡りすぐ左手に金峰山登山案内板がある。

そこを左折して川沿いに進んでいくと、金峰山を正面に見て道が分岐する。標識に従って右の砂利道を進んでいく。すぐに広いスペースがあるのでここに駐車する。登山靴に履き替えて、そのまま車道を上がって行く。

しばらく行くと竹林になり、そこに2〜3台の駐車スペースがあり車でここまで入れるようだ。左手に堰堤を見て進むと、すぐに最後の水場がありその先が登山口だ。

良く手入れされた植林の中をゆっくりと登っていく、左にカーブした所から、坂が急になってくる。しばらく登って行くと、今度は右に折れて登るとまもなく、思い出の丘と称する雑木の尾根に出る。ここで一服していく。

雑木の道を駆け上がり進んでいくと、左に折れて再び植林に入る。ケルンが見えたら、右に迂回して登っていく。植林の間から、金峰山が顔を出す。

すぐに、一の岳に着く。鉄塔の隙間から金峰山が見える。北側に「明神の藪」と呼ばれている広葉樹林帯があるが、林道の為、伐採されて歯抜けになっているのが見える。帰りは、明神の藪経由でと思ったが、この景色を見たらその気も無くなった。一の岳から鞍部に下り、今度は山頂に向けて一直線に登っていく。

この最後の急登りがなかなか手強い。左右と道が振れたら、金峰山の反射板が見えてくる。山頂は広いカヤトの原で良く刈られてある。山頂からは、さえぎるものはない360度の展望だ。手前に向道湖と大向の集落が見える。

南に徳山湾が遠くまで広がる。西に千石岳【写真中】北西に石ヶ岳が見える。【写真右】

北には莇ヶ岳、弟見山の稜線が、【写真左】北東の三の岳の(東)右に馬糞ヶ岳が姿を現す。【写真中】山々に囲まれた鹿野の町が近い。こんなに金峰山の展望を楽しんだのは、初めてかもしれない。