寂地山 1337m 右谷山 1234m

岩国市錦町



右谷山付近は白に近いかたくりが多い


2018年4月21日(土) ☀


案内所(8:46)~39分~犬戻遊歩道入口(9:25)~25分~寂地林道出合(9:50)~30分~林道終点(10:20~10:30)

~76分~寂地山(11:46~12:16)~67分~ミノコシ峠(13:23)~34分~右谷山(13:57~14:01)

~36分~藪ヶ峠(14:37~14:42)~33分~右谷山林道出合(15:15)~58分~案内所(16:13)

総歩行時間 7時間27分


概念図

 


寂地峡案内所


寂地山に寂地林道から登り、ミノコシ峠、右谷山から藪ヶ峠、右谷林道を周遊しました。寂地山直下の鞍部の群生地は見頃、寂地山周辺は少しカタクリが減っているのが気になります。ミノコシ峠付近は終わった感があり、右谷山付近も少し見頃が過ぎていました。右谷山から藪ヶ峠へ降って行く所は意外とカタクリがあるのに驚きました。白のカタクリも見れ、多くの山友さんとも、楽しい一時を過ごす事が出来ました。


道しるべ


寂地峡案内所

犬戻歩道入口
  7時過ぎに家を出て、8時半に寂地峡の駐車場に着くと満車。橋を渡り奥の駐車場に停める。すぐ後に広島ナンバー
 の車が入って来る。女性の方の二人連れだ。寂地峡案内所の右手横の寂地林道を登って行く。林道を約40分で
 犬戻歩道入口に着く。ここまで車で入る人も多い。東屋の横から歩道へ入ると、寂地林道のショートカットになる。
 階段を登って行くと、犬戻峡の滝が続く。


犬戻の滝

林道出合
  滝を眺めながら登って行くと、犬戻の滝が見えて来る。何か印象が違うなと思っていたら、滝の上で大岩が落ちて、
 二段滝の上が見えない。これでは迫力がまったくない。昨年の犬戻しの滝。階段を登って行くとイワカガミが咲いて
 いる。今年は本当に花が早い。林道に上がり、一息入れる。


林道終点
  案内板を確認して、林道の花を写しながらのんびり歩いて行く。広島の女性の方と前後しながら、時々話をしながら
 約30分で林道終点に着く。寂地山頂まで60分の標識がある。ここからも山野草がたくさん見られる。ワチガイソウ
 楽しみに歩いていたが今年は会えなかった。

  本格的な急な階段が始まる所で、10分の小休止この辺りの景色が好きだ。急な階段を登って行き・・・


延命水
  「寂地林道0,5km・寂地山1,5km」の標識が現れたら、緩やかな道に変わる。しばらく行くと、延命水がある。今年は
 雪が多かった為か延命水も多い。谷沿いを大きくUタウンし登って行く。突然、孫からの電話、しばらく孫との会話を
 楽しむ。緩やかなダラダラした坂を登って行くと、カタクリが現れる。

  鞍部に着くと、多くのカタクリが咲いている。皆綺麗にイナバウアして正に見頃だ。


寂地山山頂
  鞍部から山頂までは、200mの距離だ。鞍部から山頂へのカタクリが減っているようで心配だ。山頂は大勢の人々が
 入れ替わり立ち代わりで賑わっている。毎年のように市間・立岩山で出会う大竹人に似た人がおられた。確信がない
 ので声をかけないで降りた。鞍部でもう一度美しいカタクリの団体さんを撮り・・・


白いカタクリ
  右谷山の方へ向かうと、先程会ったサングラスを掛けた大竹人さんが立っておられ、白のカタクリを教えてくださった。
 毎年この時期に、毎日のように寂地山へ登られるとか、凄い人がいるもんだ。大竹人さんに進められた涸沢の紅葉
 の話で盛り上がり、市間・立岩山での再会を誓い握手をする。私達夫婦では、「大竹の陽水」と言う事になっている。
 (笑)
 
  カタクリは花弁の模様がどの花も違い、そこが面白い所だ。稜線で休憩されていた方に声を掛けて頂く、FBで見る
 何時も笑顔のFさんだ。初めてお会いするような気がしない。お話ししていても人柄が偲ばれる。ミノコシ峠から登ら
 れて来られたとの事だ。
 

前方に錦岳

  寂地山と右谷山は3,1kmの距離だが、ミノコシ峠から寂地山へは、ダラダラと登り坂が続き、結構扱かれる。何回も
 両方のコースから登ったが、寂地山からミノコシ峠へ向かうコースの方が個人的には楽だと思っている。ミノコシ峠
 近くのカタクリは見頃を過ぎている。この辺りも群生しているが、白っぽいカタクリが多い。「これ白だろ!」と言うが
 亀女の判定は厳しい。


錦岳
  ミノコシ峠へ着くと、広島の女性の二人連れは右谷山に行き、ミノコシ峠を降りられると言う。亀女も行く気満々なので
 藪ヶ峠へ一緒に降りる事にした。ミノコシ峠から急な坂を登ると錦岳1260mに着く。


右谷山
  右谷山付近のカタクリも終わった感がある。「これは白だろう!」「微妙」グレイか。先に行って貰った広島の女性達
 と、もう一組家族が右谷山の山頂で寛いでおられた。お父さんは小さなお子さんを担いで登られたらしい。右谷山
 から藪ヶ峠への直下もカタクリが群生してる。右谷山と浦石峡までは3,1㎞の距離だ。


容谷山(左)・小五郎山(右)

藪ヶ峠(浦石峡まで1,5km)
  尾根を降りて行くと、容谷山と小五郎山が見える展望所があるが、枝が伸びて以前程良く見えない。自然林から
 植林帯を繰り返して、藪ヶ峠に降りて行く。藪ヶ峠からもう一組ご夫婦が降りて行かれた。流石にこちらまで足を
 延ばす人は少ない。谷沿いに降りて行くと・・・

  滑り滝がある。岩に降りて景色を切り取る。赤橋を渡ると、右谷山林道へ出る。


木目の滝
  林道へ出た所で、亀女がウロウロして何か探している。珍しい山野草を探しているようだが、全く気付かなかった。
 木目の滝を過ぎて林道を歩いて行く。初夏には色々な山野草が咲く。木目の滝まで2250m・遊歩道入口まで2700m
 の標識を左に曲がり降りて行くと、分岐があるので左の道を上がって行く。

  分岐の所に宇佐玉蔵寺があり、その先に高さ60m、周囲約7,5mで樹齢900年の杉がある。宇佐八幡宮の境内の前
 を通るとすぐに駐車場に着く。広島のご婦人達と別れ、帰り支度をしているとFさん達が降りて来られた。しばらく山
 の話が尽きない。Fさんの山友Yさんが、コシアブラ、タラの芽、藤の花をくださった。天婦羅にして、大変美味しく頂
 いた。「今度ご一緒しましょう」と言う事なので、又の再開が楽しみだ。




寂地山系に咲く他の花



寂地山

2017年4月30日      寂地林道・寂地峡コース
2016年4月19日 寂地林道・右谷山・寂地峡コース
2012年10月31日           松の木峠コース
2011年5月4日       寂地林道・寂地峡コース


右谷山

2016年4月19日   寂地山・右谷山・ミノコシ峠
2015年11月11日         容谷山・右谷山
2013年6月12日       ミノコシ峠から藪ヶ峠


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