容谷山 1032m 右谷山 1234m

岩国市錦町宇佐


右谷山手前の展望地から望む
容谷山



2015年11月11日(水) 天気 ☀ 単独


寂地峡案内所~50分~木目の滝~60分~尾根~15分~容谷山               合計時間 2時間05分

容谷山~25分~小五郎山分岐~25分~藪ヶ峠~65分~右谷山               合計時間 1時間55分

右谷山~60分~カラスバ山~20分~横吹山~50分~26石仏~25分~寂地峡案内所  合計時間 2時間35分

総歩行時間 6時間35分


概念図

 地図

容谷山直登コース登山口


四人目の孫が生まれ退院して、娘と一緒に我が家に帰って来た。娘はしばらくは実家で休養だが、亀女と娘のコンビにはかなわない。火の粉がかからないうちに、早朝から寂地に向かった。今日は、容谷山と右谷山を周遊するつもりだが・・・

道しるべ

  早朝熊毛を出て、7:30分に寂地峡案内所の駐車場に着く。先着の広島からの人がいて右谷山に向かうとの事
 登山道の様子を聞かれて登って行かれた。名水橋を渡り南の駐車場を通り宇佐八幡宮へと向かう。帰路この
 分岐にキャンプ場から降りてくる予定だ。

宇佐八幡宮

ロールオーバー
林道分岐
  案内板で降りてくるAコースを確認する。宇佐八幡宮に手を併せて先を急ぐ。右田林道に出てすぐに分岐する。
 木目の滝2250mの道標がある。

木目の滝
  林道を歩いて行くと、左手の山裾が綺麗に黄葉しているのが見えてくる。下木目の滝・大人の足跡を過ぎて、
 木目の滝を少し行くと・・・

カブミラー手前に降りる道
  
 滝の上部に降りる道がある。滝の少し上流に渡りやすい所がある。直登コースは細い山道を九十九折れに登っ
 ていく。

支尾根の上がる

第2の登り
  何の標識もないが、途中岩に赤ペンキの矢印がある。木目の滝から30分弱で、支尾根に登る。やれやれと思っ
 たら、すぐに第2段の登りが待っていた。

鬼ヶ城山
  
 黄葉した道を山腹を巻きながら登って行くと、鬼ヶ城山が見えて来た。容谷山とほぼ同じ標高なのでまだ大分登
 らないといけない。この高さの黄葉は見頃だ。

見上げるとテープ

主尾根分岐

容谷山
  杉林の九十九折れを登って行くと、テープが見えて来た。木目の滝から60分で主尾根に登って来た。後は緩やか
 に登って行くと、容谷山に着く。

右端に鬼ヶ城山

木目の滝分岐
  容谷山から少し南に行くと、南東に鬼ヶ城山、北北東に右谷山から寂地山・吉和冠山が望める。展望を楽しんで
 右谷山へと向かう。木目の滝分岐からは、一登り頑張り1027mのピークを越えて降って行くと・・・

小五郎山分岐
  
 右谷山が近くなる。転がるように藪道を降ると、綺麗に刈られた広い道に出る。小五郎山方面を覗いてみたが見
 える限りでは、高速道路が続いていた。近いうちに確かめねばなるまい。

安蔵寺山から燕岳の稜線
  
 右谷山を見ながら降って行くと、北西に安蔵寺山の稜線が見えて来た。ブナはすっかり葉を落として黄色の絨毯
 の上を降って行く。

藪ヶ峠

途中の道標
  藪ヶ峠に降ると、朝駐車場で話した広島の人に出会った。山の情報を交換してしばらく談笑して、浦石峡へ降りて
 行かれた。藪ヶ峠から右谷山へは木の階段が続く。道標もしっかり付いているので、初めての人でも安心して歩け
 る。しばらく登って行くと、羅漢山・容谷山・大将陣山・小五郎山の展望が望める所に着く。ここで展望を楽しむ。

  
 左から羅漢山・容谷山・大将陣山・小五郎山と1000m級の山並みが望める。

右谷山
  展望を楽しんで、緩やかな尾根を登って行くと、右谷山山頂に着く。山頂のベンチに寝ころび至福の時を過ごす。
 地図と磁石を取り出し、しばらく眺めていたが、意を決して南尾根コースに取りつく。

ブナの怪人

1160の赤テープ
  雑木と植林の境の尾根を降って行く。6分で枝分れしたブナが両手を広げる。植林から離れて雑木の林を降りて
 行く。多くの赤テープが見える。

東の尾根左手に山が
見えて来たら要注意だ。
  近づいて1160を確認する。何処を降りて良いか分からない広い笹の林を降りて行く。テープは見当たらない。
 50mも降りて行くと、左手に山が見えて来た。おかしいなと思い地図と磁石を取り出す。どうやら東の尾根を降り
 かけているようだ。ここは、東の尾根に降りやすいので注意が必要だ。
 

振り返る

主尾根に乗る
  振り返るとかなりの坂だ。西に尾根が見えたのでショートカットして主尾根に乗る。主尾根からは、テープに導か
 れて降りて行く。
  しばらく降って行くと、赤松の木が目立つ。1050付近から黄葉が目を奪う。
  黄葉に気を取られながら降って行く。所々で止まるのでなかなか進まない。

1025
  
 1025・1015・984・945・930と標高を下げて行く。この辺りからの黄葉が見事で、一服して行く。ラジオの
 ボリームを下げる。この間30分の道のりだ。945辺りが少し藪になているが、テープを見逃さずに降りて行け
 ば問題ない。
  
錦絵を独り占め 
 
 紅葉を楽しみながら降って行くと、930のテープがある。かなり下がったなと思ったら、ここから急な登りになる。  
   
カラスバ山
 
  笹の急坂を尾根を外さずに登って行くと、標高983のカラスバ山に着く。

松の大木
  
 カラスバ山からは、植林になり道もはっきりして来る。松の大木の横を通り降って行くと、右手が黄色に染まって
 いる。
  
言葉に表せない黄葉に出くわす。
  
 物凄い急坂を降って行くと、237の境界見出標が現れ、すぐに中国自動車道が見えて来た。一安心だ。

251境界見出標
横吹山909

256を東へ降りる
  
 更に転がるような坂を降り登り返すと、251境界見出標のある横吹山(909)に着く。ここから進路を南から東南
 に変えて降って行く。5分も降ると、256境界見出標がある。更に道は南に続くが、ここを東に降りる。
 

大岩を振り返る
  
 後は、幾つかの境界見出標沿いに急な坂を降って行くと、大岩が現れその間を降りて行く。すぐに26番石仏の
 後から33観音巡りの道に降りる。

26番石仏

33番石仏
  
 突き当りの33番石仏の後ろには、写真には写っていないが竜ヶ岳の断崖が見える。
  観音様巡りの道を降り、木馬トンネルへ続くAコース(観音様の所)に降りて来た。
  観音様からAコースを降り、朝通った分岐に降りて寂地峡案内所に戻って来た。右谷山南尾根コースは読図が
 必要な事と、降りはじめに東尾根に降りない事が肝心だ。



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