昇仙峰(しょうせんぼう) 261m

周南市戸田



探照灯台座跡を支えた石組み


2024年11月22日(金) 天気 曇り


路肩P(10:49)~4分~登山口(10:53)~33分~昇仙峰(11:26~12:16)~30分~路肩P(12:46)

所有時間 1時間57分

(YAMAP平均ペース 標識)


概念図

 

路肩P


湯野観音岳の駐車場に熊出没の真新しい看板がある。今まで二度熊と遭遇しているが、二度とも熊が逃げてくれたので余り気にしてなかった。今年山友さんが熊に襲われた時に、ピンクテープの巻に付いた熊の歯型を見て、それ以来臆病になっている。熊の行動範囲は100㎞2、行動距離は一日30㎞とも言われる。予定を変更してR2号線を越えた昇仙峰へ向かった。昇仙峰は戦時中に作られた、聴音機、探照灯、兵舎などの跡がある。こういう戦争遺構を見ると、テレビを通して見るウクライナやガザの悲惨な現状が80年前に日本でもあったのだと実感出来る。静かな徳山湾を眺めていると改めて平和の大切さが分かる。




道しるべ


湯野観音岳Pの看板
  山陽自動車道を潜り左手路肩に駐車スペースがある。四郎谷コースへ周回するつもりだったのでここに駐める。

昇仙峰登山口(拡大可)
  舗装路を登って行くと昇仙峰登山口の標識がある。ここから急になる。
  やがて舗装路終点になり地道なる。ここには大将軍の説明板があり、昇仙峰は山岳仏教の山でもあることが分かる。
 軍事道路の名残か登山道は広い。

海軍境界杭
  山頂まで200mを過ぎると遺構が沢山出てくる。

兵舎用水槽
  

兵舎

兵舎内部

兵舎内部
  兵舎内部は少し手が加えられたのか綺麗に残っている。

拡大可

拡大可

拡大可
  兵舎入口の説明書にざっと目を通す。

拡大可

拡大可

拡大可
  

標識(拡大可)

徳山湾(拡大可)

三等三角点(点名:正仙坊)
  兵舎のすぐ上が山頂になる。山頂は広く桜や山茶花の木が植えてある。

聴音機の台座跡

毘沙門天が祀られていた石祠

探照灯台座跡を支えた石組み
  山頂から少し南に行くと、石祠と探照灯台座を支えた石組みが残っている。山頂でランチにして、しばし徳山湾を眺める。
 周回が億劫になり、ピストンで下山して湯野温泉晴ル音で汗を流した。


2022年12月25日   正面コース・四郎谷コース
2012年12月5日   正面コース・四郎谷コース

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