昇仙峰 261m

周南市戸田

2012年12月5日(水) 天気 曇り 夫婦


正面登山口〜35分〜昇仙峰〜25分〜四郎谷登山口〜20分〜正面登山口   

    周遊時間 1時間20分


概念図


map

登山口(路肩駐車)


中村勘三郎が57歳で永眠した。勘九郎のころからテレビで見ていた人気歌舞伎役者で、同世代なので人事のように思えないし寂しい気がする。やり残した事もありさぞ残念な事だろう。心から冥福を祈りたい。さて、天気も下り坂、近くの山で簡単に登れて、温泉に入れる昇仙峰に向った。今日は、正面コースから登り、四郎谷コースへ降り周遊しょうと思う・・・。下山後、近くの湯野温泉に向ったが、着替えを忘れてきた・・・。熊毛の住人も肝心な所で残念な男だ・・・。



道程


徳山からR2号を防府に向かい、徳山西インターを通り越して、すぐの戸田消防署の所の信号を左に向かうと、昇仙峰登山口の看
板がある。左の路肩に車を停めて、山陽自動車道に沿って登っていく。車道なので気をつけて登りたい。すぐに、「猫を捨てない
で」の看板に出くわす。猫を子供のように思っている熊毛の住人には以ての外だ。心が痛む。

3分も登ると、登山口に着く。ここまで車で入れるようだ。昇仙峰の案内看板が掲げてある。左の急なアスファルト道を登ってい
く、振返ると、山陽自動車道が見える。この正面登山道は北側から登るが、しばらく自動車の音が聞こえる、里山らしいところだ。

登山口から10分も登ると大将軍の説明看板に出合う。階段を上がってみたが、それらしきものは見当たらなかった。照葉樹林の
落葉を踏みしめ登っていくと切り通しがあり、再び緩やかに登っていく。

落葉が足に優しい。右にカーブした所に破損した看板があり、赤ペンキで300mと書いてある。しばらく登ると、今度は、頂上
まで、 200mの標識がある。すぐに、トイレがあり、つつじや桜の木が植えてある山頂に着く。

山頂には、兵舎跡があり、今は綺麗に手が加えられて「憩い館」として利用されている。

兵舎の横を上がると、祠があり、信仰の山の一面が伺える。右手に山頂の広場が見えるが、先に左手の探照燈跡に行く。
探照燈台座の石組みが戦争の跡を留めている。

探照燈台座を降りて、北に廻ると空の祠があり、兵舎の所に戻る。ここから新南陽の工場や黒髪島、大津島が見える。
再び兵舎の横を上がり、今度は山頂広場に上がる。

 
 昇仙峰から東方面の展望 【クリックで地名】


昔、軍事施設があったからだろうか、山頂は広々としている。西方面は、一ヶ所伐採してあり、そこから防府の向島が近くに見える。

山頂には三角点や、砲台跡も見られる。
四熊ヶ岳、嶽山、若山 旧新南陽の工場地帯 黒髪島
大津島の展望を充分に楽しんで、探照燈台座の石組み跡の所から四郎谷登山口へ下りる。

山道を5分も下れば、荒神社上宮の石祠に出る。

それから先は、転がるような一直線の道を四郎谷の集落を見ながら下っていく。

上宮から15分弱で文政年間の鳥居を潜り、車道に下りていく。

登山口の横には、ベンチもあり、地元の人の温かさが伝わる。山口の棚田20選の四郎谷(しろだに)の棚田が広がる。



出合った花



サルトリイバラ シャリンバイ サネカズラ ゴンズイ アオキ
ママコナ アキノキリンソウ ツワブキ ヤクシソウ