大船山 1786m

大分県竹田市



阿蘇高岳から望む九重連山 / 大船山(右端)


2018年10月19日(金) 天気 ☀


岳麓寺コースP(6:54)~53分~牧道終点(7:47)~16分~柳ヶ水分岐(8:03~8:08)~44分~

入山公墓(8:52~8:59)~3分~鳥井窪(9:02)~76分~大船山(10:18~10:55)~68分~鳥井窪(12:03~12:07)

~35分~柳ヶ水分岐(12:42)~16分~牧道終点(12:58)~46分~岳麓寺コースP(13:44)

所有時間 6時間50分

概念図

 


岳麓寺コース駐車場


今回初めて竹田市側の岳麓寺コースから直接大船山に登りました。入山公墓から上は素晴らしい紅葉が広がっていました。公墓からは祖母山や阿蘇山が雲海の上に頭を出していました。大船山山頂はガスが掛かって寒かったのですが風が強いので、皆さん我慢してガスが取れるのを待っていました。一瞬ガスが取れて御池の周りの紅葉が見えました。この景色が見たくて登って来た甲斐がありました。


道しるべ

  朝焼けの空に火球が糸を引いている。宇宙の神秘に写真を撮るのも忘れてしばし見入る。
 岳麓寺コースの駐車場は広く20台から25台は停めれそうだ。牧道を登って行くとすぐに登山届の箱がある。ゲート
 の右側から入って先を進む。舗装道路を大きくUタウンして登って行く。


牧農道終点
  展望が開けて岳麓寺牧農道に上がって来た。前方に黒岳が見えているが大船山は雲の中だ。牧農道終点から・・・

  山道に入ると分かり難くなるが、テープに従い枯沢道を登って行く。やがて広い山道になり、登って行くと・・・


柳ヶ水分岐
  柳ヶ水分岐に着く。直進すれば風穴・黒岳だが、ここは左の入山公墓・大船山へ向かう。緩やかに登って行くと大岩
 に出合う、左に曲がり更に登って振り返ると岳麓寺牧農道が見える。天気も晴れて来た。

  しばらく登ると入山公墓分岐に着く。地図を確認して入山公墓に寄って行く。

 入山公墓は岡藩三代藩主中川久清の墓所だ。中川家と言えば中川瀬兵衛の次男が藩祖だ。司馬遼太郎の太閤記
 山崎の合戦で秀吉に加勢した瀬兵衛に、秀吉が「瀬兵衛、骨折り」と言ったの対して「猿め、はや天下を取った気で
 おるわ」と瀬兵衛が言い放った場面を思い出した。
 
 
 展望台からは傾山から祖母山の稜線や、阿蘇が雲海から頭を出しているのが望める。


傾山(左)・祖母山(右)

根子岳(左)・高岳(右)
  しばらく展望を楽しんで、入山公墓を後にする。

  すぐに鳥井窪と呼ばれる窪地に出る。この辺りから紅葉が綺麗になる。紅葉を愛でながら登って行く。

  岩場を登ると目の前に大船山が見えて来る。

  やがてミヤマキリシマの中を通り御池を横切り登って行くと大船山の頂に着く。山頂は風が冷たくガスっている。
 風が強いのでガスが切れるのを、大勢の人がカメラを構えて待っている。悪魔のおにぎりを食べて待機する。

 しばらく待つと一瞬、ガスが取れて御池が見えた。皆さん歓喜を上げて一斉にシャッターを切る。時間にすると30秒位
 だっただろうか。また何も見えなくなったので山頂を後にする。

  振り返ると大船山はまたガスっている。下山途中ポツポツと小雨が降り出した。地元の小学生の高学年が山頂まで
 低学年が入山公墓まで登山を楽しんでいた。小さい時から山登りが出来て羨ましく思えた。御池の紅葉が見れて
 神様と久清公に感謝したい。


大船山で出会ったお花


シラヤマギク

ウメバチソウ

ウメバチソウ八重
     

ヤマラツキョウ

マツムシソウ

フデリンドウ
     


2012年6月12日   吉部・大船山・男池


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