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太華山の登山口は、山口県立徳山総合支援学校の道路向かいにある。山頂まで1980m、ほぼ1時間と言う
ところか。駐車場で声を掛けて頂いたUさんとご一緒する。Uさんは、日本百名山や海外の名だたる山を登られ
ているベテランさんだ。登り始めて6分で徳山観音・徳山不動の看板があるが、下山時に寄ることにして、階段を
登って行く。
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分岐からすぐ左手に、大島不動尊仮安置所跡の石碑がある。説明板には、「太平洋戦争時、太華山山頂にあった
不動尊を、この場所に安置したが、戦後山頂に復元された。」と書かれてある。模擬段のある登山道を緩やかに登
って行くと15分ばかりで車道と出合う。標識に従い60mばかり行く。
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そこからまた山道に入る。赤い鉄橋を渡り山道を大きくUタウンした所にお地蔵がある。石窟の中には・・・
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信仰の広場 |
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お不動さんが祀られている。その先には広い信仰の場があり、水神さんやお不動さん、金福大神など神仏が合祀
されている。Uさんの話では、子供のころからあったそうだ。
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石段を登ると、太華山直下の駐車場に出る。ここにはトイレもある。石段を一登りすると、広い太華山山頂に着く。
山頂右手には展望台があり、周南市が一望出来る。(北の展望台。今日は先を急ぐので登らない)
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周南市 |
蔵王権現 |
山頂へ上がった所で、Uさんに写真を撮って頂きここでお別れする。山頂は地元の団体さんが寛いでおられる。
車でも上がれる市民人気の山だ。
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山頂の一角には、復元された大島不動尊が安置されている。戦時中山頂を削って高射砲陣地を作った為、山頂は
平坦な公園になっている。
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南の展望所に上がると、下松市方面の展望が開ける。
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下松市と正面の笠戸島が橋でつながっている。
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縦走路は車道を横切る |
展望を楽しんで、「庄ノ浦方面へ」の標識に従い降りて行く。すぐに車道に降りる。縦走路は車道を横切るのだが、
うっかりはちべいで、左へ車道を降りてしまった。高校生が何人も車道を駆け上がって来るのを見ながら、ふと迷走
に気が付き引き返す。
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ムラサキシキブ |
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日本国有鉄道太崋山無線中継所跡 |
間違った所まで戻ると標識がある。標識の横から山道を降りて行くと、再び車道に出る。車道を左に1分も行くと、
庄の浦の標識があるので入って行く。(日本国有鉄道太崋山無線中継所跡がある所)
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牧ヶ岳 |
坂を登り降りして、3つ目のピークが牧ヶ岳で、四等三角点と牧ヶ岳の標識以外展望もない。
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奈切・大楠分岐 |
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展望所 |
石段を降りて行くと、「奈切・大楠」分岐に着く。石段を登って行くと、展望が開ける場所に着く。ガサガサと音がして
動物が逃げて行く。狸だろうか。熊でない事は確かだ。
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展望所からは、コンビナートの街並みが見える。反対を見ると大島半島の入江がハート型に見える。緩やかに降り
長い石段を登って行くと・・・
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20分で水谷山に着く。この頂きも四等三角点があるだけで愛想もないが、塹壕の跡らしきものが見られる。落葉の
坂を降って行くと獅子岩に着く。
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獅子岩からの展望 |
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大島半島先端の向こうには笠戸島が横たわる
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日石の石炭貯蔵庫 |
笠戸ドッグ |
瀬戸内の海を見ながらゆったりとした時を過ごす。鷹がゆったりと飛んでいる。日石の石炭貯蔵庫や笠戸ドックが
見える。
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八合山と日本精蝋の名物煙突 |
太華山 |
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岩の一番上に上がると、八合山と日本精蝋の名物煙突が見える。獅子岩から来た道を戻って行くと、登山道から
太華山が一瞬望める。「奈切・大楠」分岐を奈切方面に降りて行く。
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急坂を降りて行くとすぐに車道に降りる。降りた所には、「大島庄ノ浦へ5km」の標識がある。降り専用の車道を
右に登って行くと・・・
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山頂への標識 |
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日本国有鉄道太崋山無線中継所跡を過ぎ、「山頂へ」の標識がある山道を登って行く。車道に上がりそのまま車道を
山頂方面に歩いて行くと、鉄幹の歌碑のある展望所に着く。
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ここから瀬戸内海の島並と、コンビナートの街並みが一望出来る。
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駐車場 |
信仰の広場 |
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車道を登って行くと、山頂直下の駐車場へ戻って来る。登って来た山道を降りて行く。
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聖観世音菩薩 |
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途中徳山観音と徳山不動に寄る。長崎平和記念像の制作者でも知られる北村西望の作で圧倒される。この観音像
と、不動明王が徳山を守っている。鳥居を潜ると登山口に戻って来る。登山口から1分程で運動公園の駐車場だ。
このコースは12kmの道のりだが静かな山歩きが楽しめる。
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