中畑岳 579m 要害岳 525m

周南市須万



弁慶の重ね岩


2019年12月11日(水) 天気 ⛅ 山友さん達


猿田彦大神(10:32)~18分~山道出合(10:50)~5分~祠(10:55)~24分~中畑岳(11:19~11:28)~11分~

弁慶の重ね岩(11:39~11:50)~12分~中畑岳(12:02~12:44)~8分~要害岳(12:52)~17分~猿滑りの滝(13:09)~12分~

馬糞ヶ岳展望所(13:21)~18分~黄幡神社・墓(13:39~13:56)~8分~展望所(14:04~14:19)~8分~猿田彦大神(14:27)

所有時間 3時間55分


概念図

 

猿田彦大神(中畑岳登山口)


山友さん達と、周南市須万にある中畑岳に登って来ました。夫婦で6月に登った時は、林道を通り中畑岳のピストンでしたが、今回は尾根歩きから中畑岳、弁慶の重ね岩まで足を延ばし、周回して来ました。氏申しの説明板を読むと、この山にも平家の隠れ里や、大内氏滅亡の歴史がありました。新たな発見もあり、楽しい山歩きになりました。


道しるべ

  R434から県道69号に入り、すぐの分岐を左の道に登って行く。分岐には氏申しその1の説明板がある。説明板2は
 飛ばしたが、北山集落に入ると説明板3がある。知られざる歴史がこの山里にもある。

  猿田彦大神付近の路肩に停めて、北東の林道を登って行く。落葉を踏みしめながら登って行くと・・・


分岐
  眼下に雲海が立ち込める。何ともすがすがしい。林道が降りに差し掛かかった右手の山道に入る。入口にはピンク
 テープが結んである。坂を登って行くと、すぐに分岐する。まず左に道を取り、杵崎さまの祠に寄る。


杵崎さまの祠

尾根に上がる
  祠は空で、既にご神体は移してあった。分岐まで戻り、左に曲がり北の尾根を中畑岳に向かう。


林道合流
  歩き安い尾根で急登もなく快適に歩ける。杵崎さまから23分で林道に合流する。緩やかな坂を登ると中畑岳に着く。

  中畑岳は林道の横にあり、三等三角点が座っている。中畑岳下の林道に荷物を置いて、弁慶の重ね岩に向かう。
 亀亀と私は背中が寒いのでザックを担いで行く。


もみじ谷
  緩やかに降って行くと、もみじ谷と書かれた分岐がある。ここから100mで弁慶の重ね岩に着く。大きな岩がが重なり
 積まれたようになっている。山友さんが猿のように登られて、邪魔な枝を選定バサミで刈られる。


中畑岳
 中畑岳まで戻り、初めての方ともすぐに打ち解け、ランチタイムに花が咲く。楽しい時間を過ごして中畑岳を後にする。


川の奥
  平岩造林地の分岐を過ごすと、すぐに要害岳に着く。要害岳の標識がなければ気が付かない。三角点はない。更に
 降って行くと、少し急なガレ道になる。右にカーブを降って行くと左に分岐がある。川の奥の標識がある。
 
  

馬糞ヶ岳展望地
  
  分岐の所に別に猿すべりの滝の標識が掛かっている。6分も降って行くと、猿すべりの滝がある。水のない枯れ滝だ。
 分岐まで戻り、左手に深い谷を見ながら降って行くと、馬糞ヶ岳の展望地がある。
 
  枝越しに馬糞ヶ岳が望める。少し下がった所に標識もある。岡山作業道を降って行くと、谷があり要害浴と書かれた
 説明板がある。

  

標高340m

最奥民家を振り返る
  
  丸太に書かれた説明を読むと、1950年代はこの谷は山葵田があり、松茸も取れていたと書かれている。降って行くと
 ぽっんと一軒家がある。既に空き家のようだ。庭先を通らせて頂く、庭先にもここは中畑と書かれた標識がある。振り
 返ると石組が素晴らしい。
 
  一軒家から4分も降ると、左手に黄幡神社の参道がありお社がある。松の木が倒れていたが、お社を直撃せずに
 良かった。作業道まで戻り下に降りて行くと、付近の橋から落ちて亡くなった子供の供養墓がある。

  右の広い道を行くと、賽の神が祀られている。賽の神は村の入口にあり、疫病などから村人を護っていた。作業道に
 戻りしばらく行くと、右手が開け西南の展望が開ける。早速山座同定が始まる。右手の金峰山はすぐに分かったが、
 その他の山は中々同定出来ない。翌日山友さんから山名を記入した画像が送られて来た。
 
  

金峰山
  次の分岐を左に曲がり、猿田彦大神まで戻って来る。集落の方々の努力で大変歩き安い、見所の多いコースが
 出来ていた。お誘いして頂いた山友さんに感謝したい。




2019年6月16日  中畑岳ピストン


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