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猿田彦大神付近の路肩に停めて、北東の林道を登って行く。落葉を踏みしめながら登って行くと・・・
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分岐 |
眼下に雲海が立ち込める。何ともすがすがしい。林道が降りに差し掛かかった右手の山道に入る。入口にはピンク
テープが結んである。坂を登って行くと、すぐに分岐する。まず左に道を取り、杵崎さまの祠に寄る。
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杵崎さまの祠 |
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尾根に上がる |
祠は空で、既にご神体は移してあった。分岐まで戻り、左に曲がり北の尾根を中畑岳に向かう。
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林道合流 |
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歩き安い尾根で急登もなく快適に歩ける。杵崎さまから23分で林道に合流する。緩やかな坂を登ると中畑岳に着く。
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中畑岳は林道の横にあり、三等三角点が座っている。中畑岳下の林道に荷物を置いて、弁慶の重ね岩に向かう。
亀亀と私は背中が寒いのでザックを担いで行く。
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もみじ谷 |
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緩やかに降って行くと、もみじ谷と書かれた分岐がある。ここから100mで弁慶の重ね岩に着く。大きな岩がが重なり
積まれたようになっている。山友さんが猿のように登られて、邪魔な枝を選定バサミで刈られる。
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中畑岳 |
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中畑岳まで戻り、初めての方ともすぐに打ち解け、ランチタイムに花が咲く。楽しい時間を過ごして中畑岳を後にする。
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川の奥 |
平岩造林地の分岐を過ごすと、すぐに要害岳に着く。要害岳の標識がなければ気が付かない。三角点はない。更に
降って行くと、少し急なガレ道になる。右にカーブを降って行くと左に分岐がある。川の奥の標識がある。
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馬糞ヶ岳展望地 |
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分岐の所に別に猿すべりの滝の標識が掛かっている。6分も降って行くと、猿すべりの滝がある。水のない枯れ滝だ。
分岐まで戻り、左手に深い谷を見ながら降って行くと、馬糞ヶ岳の展望地がある。
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枝越しに馬糞ヶ岳が望める。少し下がった所に標識もある。岡山作業道を降って行くと、谷があり要害浴と書かれた
説明板がある。
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標高340m |
最奥民家を振り返る |
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丸太に書かれた説明を読むと、1950年代はこの谷は山葵田があり、松茸も取れていたと書かれている。降って行くと
ぽっんと一軒家がある。既に空き家のようだ。庭先を通らせて頂く、庭先にもここは中畑と書かれた標識がある。振り
返ると石組が素晴らしい。
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一軒家から4分も降ると、左手に黄幡神社の参道がありお社がある。松の木が倒れていたが、お社を直撃せずに
良かった。作業道まで戻り下に降りて行くと、付近の橋から落ちて亡くなった子供の供養墓がある。
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右の広い道を行くと、賽の神が祀られている。賽の神は村の入口にあり、疫病などから村人を護っていた。作業道に
戻りしばらく行くと、右手が開け西南の展望が開ける。早速山座同定が始まる。右手の金峰山はすぐに分かったが、
その他の山は中々同定出来ない。翌日山友さんから山名を記入した画像が送られて来た。
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金峰山 |
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次の分岐を左に曲がり、猿田彦大神まで戻って来る。集落の方々の努力で大変歩き安い、見所の多いコースが
出来ていた。お誘いして頂いた山友さんに感謝したい。 |