鴻ノ峰 338m

山口市上宇野令



五十鈴川ダムから望む


2018年11月17日(土) 天気 ☀


大内政弘墓P(11:20)~8分~梅峯の滝入口(11:28)~60分~鴻ノ峰(12:28~13:10)~16分~

友一稲荷(13:26~13:32)~13分~山口大明神(13:45~13:50)~20分~大内政弘墓地(14:10)

所有時間 2時間50分


概念図

   
 


五十鈴川ダム大内政弘墓P


以前お山の大先輩から頂いた地図が気になっていました。大内政弘の墓の近くの駐車場に停め、このルートを散策して見ましたが、柳の水から法泉峠に向かう道は藪化していました。政弘の墓から古堂山への道も倒木が多くて引き返しました。気を取り直して梅峯の滝から急登を鴻ノ峰に登りました。成程超急坂で踏み跡も滑って危険です。ロープとテープが付いているので何とか登れますが、難易度が高いコースです。


道しるべ


大内政弘卿墓
  五十鈴川ダム堰堤の手前に周辺案内図がある。大内政弘卿墓の所の駐車場に停めて、持参した地図を頼りに
 柳の水から法泉峠に向かうが藪化している。政弘の墓から古堂山への道も倒木が多くて引き返す。


  それではと、梅峯の滝から鴻ノ峰に登る事にする。ダムには水鳥が泳いでいる。歩く音に驚いて一斉に飛び立つ。
 鴻ノ峰が目の前にそびえる。
 
  梅峯の滝入口130mの所から取り付く。梅峯の滝は水量がない。滝の右岸を登って行くと、倒木の手前の左手に大岩
 がある。大岩の横をロープを握り登って行く。ここから転げるような急登が始まる。
 
  両手にロープを握りよじ登る。急な坂が続く。

  急登をジグザグに登って行く。踏み跡が薄くテープを頼りにコース取りをする。所々にロープが付いている。

  うっかりすると滑り降ちてしまいそうだ。大きな山桜の木の所に登って来ると郭跡になる。北側から鴻ノ峰に登る。

  鴻ノ峰の山頂は広い。堅固な山城だったが、一国一城令で先日登った岩国横山城や、長府串崎城と共に廃城と
 なった。

  大規模な城跡を眺める。山口市を眺めながら至福の時を過ごす。周辺の一番高い尖った山が蕎麦ヶ岳だ。


西鳳翩山

山頂
  北には西鳳翩山から東鳳翩山が枝越しに見える。山頂を後にして・・・

  平らな郭跡を南に降って行く。東屋の先を降り、KRY山口放送の横を通る。

  その先の山口鴻ノ峰テレビFM中継放送所の建物を左に曲がると、史跡大内氏遺跡の碑がある。すぐに分岐するが
 左を取る。その先電波塔が見えるが、手前の分岐を左に鋭角に曲がって行く。

  降って行くと、大きな岩に祠がある。その先の大岩の下にも稲荷神社が祀られている。友一稲荷大明神の赤い鳥居が
 ある。


  石段を降りて行くと石鳥居がある。この参道は稲荷神社が多い。山口大神宮の境内に降りて来ると、七五三で宮参り
 の人が見られる。

  山口県庁の横を通り、突き当りを左に曲がり登って行くと、ザビエルの塔が見える。やがて堰堤を通り大内政弘の墓
 の駐車場に戻って来た。梅峯の滝から急登に取り付いた時、しばらく物凄い大きな大砲の音や、機関銃を撃つ音が
 聞こえていた。陸上自衛隊の訓練のようだが、古都には似つかわしくない。何時までも平和であって欲しいと祈る
 ばかりだ。


2017年5月20日  大蔵山から鴻ノ峰周遊
2015年4月15日       鴻ノ峰・兄弟山


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