鴻ノ峰 338m 兄弟山(おとどいやま) 257・210m

山口市


山口市楠木町から望む


2015年4月15日(水) 天気 ⛅ 夫婦


P~15分~木戸神社~17分~山口大神宮~76分~鴻の峰             合計時間 1時間48分

鴻の峰~28分~糸米林道~22分~兄山~16分~弟山~25分~P         合計時間 1時間31分

総歩行時間 3時間19分



概念図

地図

山口市糸米2丁目木戸神社入口


山口県庁の横の山、鴻の峰から兄弟山を周遊して来ました。牡丹桜・ツツジ・春竜胆・シャガが咲いていて春爛漫の里山を楽しみました。



道しるべ

  R9号を津和野方面から来ると、県庁を過ぎて、糸米交差点か荻の交差点でUタウンして、メガネの三城山口店の
 先「糸米川砂防園・木戸公園」標識を左に入る。木戸神社を過ぎて渓谷沿いに進むと、駐車場があるが、一番奥
 の駐車場に停める。一帯はトイレもあり、気持ち良い散策道になっている。準備をして、来た道を引き返して、山口
 大神宮へと向かう。牡丹桜が満開だ。


シラユキゲシ
  
 山野草を写しながら、木戸神社へ向かう。ここは、維新の三傑木戸孝允を祀った神社で、すぐ近くに別荘があり、
 この地域に貢献されたようだ。

糸米川砂防園・木戸公園の標識
  R9号を県庁方面に歩いて行くと右手にサビエルの塔が見えて来る。しばらく行くと、山口大神宮・多賀神社の
 大きな看板があるので左に曲がる。

手前外宮、奥が内宮
  山口大神宮に入り、多賀神社で長寿を祈願し、内宮・外宮に参拝して、外宮の対面から鴻の峰に取りつく。
 

シヤガの群生
  
 大神宮の境内だけあって、深遠な雰囲気の中、石段を登って行く・・・
 

音鶴稲荷
 
 天明五(1785年)と書かれた鳥居を通り登って、しばらく行くと、左に音鶴稲荷の矢印があるので寄って行く。
 分岐から思ったより距離がある。音鶴稲荷の社殿は壊れていて、奥の洞窟にお稲荷さんが祀ってあった。 

  音鶴稲荷の分岐まで戻り、登って行くと眼下に県庁が見えて来た。小太郎大明神・清子大明神の前を通り、石段
 を登って行くと・・・
 

 大岩の下の洞穴
  
 右手に鳥居があるので、お参りして行く、こちらも洞穴の中にお稲荷さんが祀ってある。多くの神様が集めてある。
 階段を上がった正面左手に登山道が続くので登って行くと・・・
 
  
 電波塔が見えて来る。ここから北に登ると、広い平坦な所に出る。高嶺城跡の説明板がある。木の間からは
 山口市内が見える。

春竜胆
  建物の横を通ると、車道に出る。ここまで車で上がれるようだ。ここから登山道に入り、一登りすると・・・
   
南 / ザビエルの塔が見える。
 
 東屋がある広い場所に着く。ベンチがあり、山口市街の展望が開ける。
 
  
東方面の展望 
  一段登ると更に広くなる。更に進み最頂部郭砦跡に向かう。一登りすると、鴻の峰の山頂の城跡に着く。ここは
 北からの風が吹きおろし、寒いぐらいだ。以前夏に登ったが、里山にしては珍しく涼しかったのを良く覚えている。
 高嶺城郭は広く、山城の形状を良く表している。流石は大内氏の山城だ。
 

赤テープに誘われて
  
 大内氏から毛利氏へと変遷を経て、徳川時代に一国一城の幕府の御定めで、廃城になる運命を辿る。思いを
 巡らして、山頂を後にする。途中、西に降りる山道が見えたので、ここを降りることにする。物凄い急坂を降りて
 行くと・・・

キランソウ
  緩やかな登山道に降りて来た。高嶺城跡150mの矢印がある。岩の上にキランソウが咲いている。
  緩やかに降りて行くと、模擬段があり、竹林の側を降って行く。筍が目を出している。掘り起こして皮が散らばって
 いる。猪の仕業だろうか。更に降りて行くと、作業小屋がある。作業小屋の先を降ると、展望広場の矢印があるの
 で行って見たが、藪になっていて展望はない。
  引き返して、分岐を降って行くと炭焼き窯がありその先で車道に出る。林内作業場・匠の森100mの標識がある。
 ここから登ると、車道を歩かずに高嶺城跡に登れる。

たらちねの滝
 しばらく、車道を降ると、糸米林道に合流する。左に曲がると、スタート地点の駐車場だ。ここは、右に曲がり
 車道を登って行く。すぐに「たらちねの滝」に着きここから南にUタウンして行く。

コース起点
  車道を歩いて行くと、「おきがるコース」と、「らくらくコース」の起点がある。兄弟山の登山口を確認して、更に
 登って行くと、左に登る地道が見える。ここが兄弟山の取りつきになる。説明板にある「あせかきコース」だ。
 尚「あせかきコース」は、兄山・弟山の山頂は踏まず、途中からトラバースする。
 

兄山山頂の祠
  
 白いガードレールの手摺を持ち登って行くと、左手に鴻の峰が見えて来た。一頑張りで兄山の山頂に着く。山頂は
 祠と朝倉に降りる方に鳥居がある。
 

兄山山頂

兄山を降った所を振り返る
  
 展望もないので、すぐに山頂を後にする。一直線に登り、降るので低山と言えども急坂が続く。山頂を踏まない
 「あせかきコース」分岐を過ぎ、弟山に向かう。

弟山山頂
  弟山へ向かう分岐で、あせかきコースを降りる亀女と別れ、弟山を目指して登って行く。一登りで弟山に着くが
 兄山以上に単調な山頂で、通過点のようだ。降りは、山口市の展望が開けて、ベンチなどが設置してある。
 飛ぶように降ると、東屋があり、ここを北に引き返す。途中あせかきコースからの亀女と合流して、コースの
 起点に戻って行く。


ホウチャクソウ

ムラサキケマン
  
 分岐を過ぎて更に北に進む。兄弟山は、良く下刈りされていて、春の草花が生えている。

降りた階段を振り返る
  草花を見ながら歩いて行くと、東に降りる道があるので、見当を付けてショートカットしてみる。どんぴしゃり駐車場
 正面に出て来た。時間があれば、鋤尖山も含めて周遊すれば、更に楽しい山歩きとなるだろう。


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