三角山 194m 風師山 362m 矢筈山 266m

北九州市門司区



小森江こどもの森公園から望む風師山


2019年10月29日(火) 天気 ☀ 単独


門司税務署(8:44)~22分~三角山分岐(9:06)~7分~三角山(9:13~9:21)~37分~車道終点(9:58)~16分

~風頭(10:14~10:37)~6分~風師山(10:43~10:45)~5分~南峰(10:50)~4分~奥田峠分岐(10:54)~20分

~車道出合(11:14)~5分~矢筈山(11:19~11:43)~32分~小森江口(12:15)~54分~門司港駅(13:09)

所有時間 4時間25分


概念図


門司税務署(九州鉄道記念館前)

門司から小倉にかけての企救(きく)山地の一部の三角山、風師山、矢筈山を周遊しました。風頭からは関門海峡が一望出来ます。風頭では多くの人が関門海峡を飛ぶ鷹を、望遠境で追っておられました。矢筈山は山頂がキャンプ場になっていて、門司から小倉の街が眼下に見えます。戦争遺跡がキャンプ場の倉庫として平和利用されていました。


道しるべ

  R3を小倉方面に向かうと、風師山・鳴滝公園の標識がある。九州鉄道記念館前の信号を左に曲がって車道を山に
 向かう。しばらく行くと清滝神社参道入口の看板があり、横には企救自然歩道の看板がある。時間があれば足立山
 まで歩いて見たい。清滝神社の参道に入って滝を見ながら登って行くと、車道に出合う。ここにはトイレもある。車道
 の対面に風師の道の石碑があるので登って行く。

  小道を登って行くと、三角山が見え、眼下には関門海峡が見えて来る。車道に出て、左に登って行くと、ガードレール
 が切れた所がある。ここが三角山への登山口となる。

  ガードレールから入るとすぐに、奉納三角山の石碑があり、一直線の急登が続く。登りきると鉄塔の側にお社がある。
 ここが三角山の山頂になるが展望はない。
 
  ふと見ると亀仙人が、失礼お坊さんが門司港方面を眺めておられる。他にも数体のお社がある。転げるような坂を
 降り車道に戻って、左に登って行くと上清滝公園のグランドがある。その先の車道には高浜虚子の歌碑がある。
 しばらく行くと左手に豊川稲荷神社の鳥居があり、もみじ谷参道へ降る道がある。横目で見ながら車道を登って行く。

  更に行くと道が分岐するどちらの道を行っても良い。上の道を行くと展望所があり、関門橋方面の展望が開ける。
 
  電波塔の横を行くと車道終点に着く。数台の車が停まっている。ここからの関門海峡の展望も良い。風頭0,7km・
 風師山0,9kmの道標がある。木段を降り登り返すとトイレがあり、風頭と風師山の分岐に着く。


風頭分岐
  風頭は分岐からすぐの距離だ。風頭は関門海峡の大展望台になっている。数人の方が双眼鏡や三脚に望遠レンズを
 据えて、鷹が飛ぶのを眺めておられる。山頂には近代アルピニストの開拓者槇有恒氏訪問の石碑が立っている。

 
 司馬遼太郎が愛でた関門海峡の景色

 
 門司・小倉方面、関門海峡を挟んで下関市彦島、手前の小島が巌流島

 
 下関市唐戸方面と関門橋


風師山

南峰
  風頭を後にして風師山に向かう。途中小森江方面に降りる分岐がある。風師山からも風頭ほどではないが、展望が
 望め、二等三角点がある。更に緩やかに降り登り返すと南峰がある。南峰を降って行くと奥田峠分岐に着く。ここを
 右に曲がる。

  気持ちの良い自然林の道をドンドン降って行くと、ツワブキロードになる。更に降ると小森江バス停1,2kmの標識が
 ある。(地図上A地点)

  緩やかに降り鞍部に着くと、小森江バス停1,1kmと書かれた標識あり下に道路が見える。帰路この分岐から降りる事
 にする。急な坂を登り返すと道路に出合う。ここが一望平だ。風師三座が見えるはずだが・・・


一望平
  一望平から道路を登って行くと、矢筈堡塁跡があり、矢筈山キャンプ場に着く。

  キャンプ場の道を左に上がって行くとお堂があり、その上にキャンプファイアが出来る広場がある。

  ここが矢筈山の山頂になる。木の門を潜り降りて行くと、周防灘方面が見える広場がある。曇っていて国東半島は
 見えないが新門司方面の展望が開ける。

  更に行くと大瀬戸方面の展望所がある。ここからは門司や小倉が眼下に見える。要害跡はキャンプ場の倉庫や
 作業場に使われている。

  作業場で作業されている管理人さんに挨拶をして矢筈山を後にする。先程の小森江バス停1,1kmの分岐まで戻り
 道路に降りる。


小森江口
  小森江バス停1,2kmから降って来る分岐Bを確認して、降りて行くと車止めがある。ここを左に車道を降りて、小森江
 こどもの森公園の横を通り降って行くと、やがて小森江口に出る。R3号線で、ここからはJR小森江駅から電車で
 門司港駅まで帰っても良いが、孫のお迎えまでには時間があるので歩く事にする。


JR門司港駅
  関門海峡を見ながら歩いて行くと、1時間弱で門司港駅に帰って来た。ここでGPSを切り、門司港名物の焼きカレーに
 舌鼓を打つ。門司港レトロには終日500円の駐車場もあるので、ここに停めて周遊すると良い。風頭からの関門海峡
 の景色は一見の価値がある。



2016年5月17日   風頭 孫の遠足


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