嘉納山 685m 源明山 625m

周防大島町



源明山から嘉納山を望む


2018年1月29日(月) 天気 ☀


岡田橋(10:33)~17分~慶法院岩屋観音登山口(10:50)~66分~慶法院岩屋観音(11:56~11:57)~14分~嘉納山(12:11~12:35)

~34分~内海多島海景観(13:09~13:12)~23分~観畑岩屋観音(13:35~13:38)~38分~源明山(14:16~14:20)~6分~

保慶岩屋観音入口(14:26)~23分~保慶岩屋観音(14:49~14:51)~29分~保慶岩屋観音登山口(15:20)~37分~岡田橋(15:57)

所有時間 5時間24分


概念図

 


岡田橋(林道文殊屋代線入口)

保慶岩屋観音入口



しゃんとしない天気が続き、最近は寒いのと、渋滞を避けて近場の里山に登っています。2時間程度の山登りが多かったので、嘉納山から源明山を縦走して、慶法院岩屋観音、観畑岩屋観音、保慶岩屋観音を巡り周遊して来ました。「久しぶりに歩いたな~」って感じです。ルートファウンディングもして、楽しい山登りになりました。



道しるべ

  屋代ダムを登って行くとT字にぶつかり広域農道に着く。左に曲がり瀬戸方面に向かう。(通行止めだが通れる)
 岡田橋の先の路肩に駐車して、岡田橋を渡りすぐ左の林道文殊屋代線を登って行く。8分も行くと通れないように
 通せん棒がしてある。どうやら脱走癖の馬がいるようだ。

  すぐ先に立派な家があり、脱走君が出迎え、お名残り惜しそうに見送ってくれる。大きく曲がった先に、尾根に上がる
 道があり、「慶法院岩屋観音登山口 観音様まで1500m・約1時間半」の標識がある。登って行くと倒木があり
 そこから先が怪しくなるが、登りやすい所を尾根を外さずに登って行くと、はっきりとした道が見えて来る。

  どんどん登って行くと大岩に出合いその先竹藪になる。

  竹藪を過ぎ登って行くと石仏が転がっている。登って行くと石仏があり、左手に大きな岩が見える。亀女に待って
 頂き、岩を登って見る。
 
  岩の上からは、嘉納山の頂が見える。溶岩岩の横を通ると、階段に出くわす。登って来た尾根を振り返るが、テープ
 などの目印はないので、こちらから降りる場合は注意が必要だ。階段を降ると・・・


慶法院岩屋観音
  慶法院岩屋観音に着く。弘法大師が彫られたと伝わる石仏がある。

  慶法院岩屋観音を後にして嘉納山に向かう。模擬段を登ると嘉納山に着く。嘉納山は瀬戸内海第二位の高峰で
 文殊山・嘉納山・源明山もしくは嵩山の縦走路の中心にあり、周防大島の屋根の頂きになる。

 
 
 
 嘉納山からは嵩山や旧久賀町や遠く岩国市や宮島が見える。

 

文殊山の展望台

嵩山

林道出合
  嘉納山山頂の温度計は2℃を示しているが、風がなく日が当たっていて暖かい。山頂を後にして良く整備された
 道を、2,5km先の源明山に向かって行く。すぐに久賀から上がって来る林道と出合う。

  2つ目のピークを降りて標識を過ぎて、3つ目のピークに上がると、「内海多島海景観」の案内板がある。

 
 
ここからは嵩山と旧橘町が見える。その先に金魚の尻尾の周防大島の先端が見える。
 

嘉納山

嵩山
  内海多島海景観のピークから振り返ると嘉納山が見える。内海多島海景観のピークを降りると右手に消えかかった
 「カンバタ観音入口 200m」の標識がある。


振り返る
  すぐに右手に大岩があるが、そちらに行かずに、テープに従いどんどん降って行く。ロープに掴まり降りて行くと
 大きな氷柱が垂れ下がっている。更に降って行くと・・・


観畑岩屋観音窟
  右側が切れ落ちた崖道をロープ頼りに横切って行く。その先に大きな岩窟があり観畑岩屋観音が祀られている。
 
  観畑岩屋観音を引き返し、縦走路を源明山に向かう。鞍部に降りると旧源明峠の標識と供養塔がある。山頂まで
 300mだが、鞍部からは急な模擬段がつづく。一頑張りすると源明山に着く。山頂には、高杉晋作の活躍により
 幕府艦隊を破った四境の役大島戦跡の碑がある。

 
 
 源明山からは、旧大島町や嘉納山が見える。

 

旧大島町
  源明山を後にして源明峠に降りて行く途中、ピークを右に降りる道がある。横に倒れた木を跨いで降りて行く。
 やがて保慶岩屋観音の標識があるので左に曲がる。ロープを握り細い平らな踏み跡を行くと、右に曲がり尾根を
 降りて行く。

  ロープを頼りにジグザグに急な坂を降りて行くと、大きな岩が見えて来る。左手に氷の塊が見える。小さな氷河だ。
 (笑)


保慶岩屋観音
  見覚えのある保慶岩屋観音に降りて来た。

  保慶岩屋観音を振り返り、道を降りて行く。以前に比べて、テープが増えて道もはっきりしている。

  ガレ場を降り、大岩の横を通り氷柱のある滑滝を渡り、馬の足跡と呼ばれる所を過ぎると・・・

  大規模農道に出る。保慶岩屋観音入口には「保慶の七不思議」の壊れかけた説明板がある。軽自動車なら1台は
 停めれると思う。ここから車道を約40分歩いて岡田橋に戻って行く。途中嘉納山が見える。このコースは慶法院岩屋
 観音までの尾根道が荒れているが、歩きやすい所から尾根を登って行けば良い。歩き応えがあり、3つの岩屋観音を
 廻るワイルドな山歩きが楽しめる。
 




2016年2月17日    保慶岩屋観音・源明山周遊
2010年12月15日   文殊山・嘉納山・源明山縦走



home 2018