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平野神社のすぐ先のコンクリート橋を右に曲がると、4台ぐらい停めれるスペースがある。ここに停めて出発する。
50mも行くと、鋭角に折りかえす。折りかえした所に城将山の標識が掛かっているが、落っこちるのは時間の問題
だろう。
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植林帯と雑木の入り混じった道を登って行く。途中見事な赤松も見られる。右手に尾根が見えて来たら・・・
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城将山名物の急登が始まる。途中の肩で一息入れる。振り返ると、木の間から平家ヶ岳が見え隠れする。まだまだ
急登はつづく。
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以前には無かったロープが付いてる。急登に取り付いて、約30分で尾根に上がる。尾根道に上がると緩やかな道
になる。
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岩が出て来たら、最後の急登が待っているが、5分も頑張れば広い城将山の頂に着く。皆で山友さんの100名山達成
に万歳三唱をする。
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段取りの良い右田女子がそれぞれのザックから、酔わないビールを出して来られ、リーダの唱和で乾杯。美女に
囲まれて記念写真。何とも楽しい記念登山になる。ランチの時は副食が回って来る。食べきれないぐらいの菓子
や果物を頂き、持って来た以上にザックが膨らむ。
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クロモジ |
一息付いたら多くの人が順番に山頂の大岩に登られる。大岩からは水ノ尾や平家ヶ岳の稜線が見える。
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城将山山頂 |
目印の大岩 |
オカリナの心地良い音色が山頂に流れる。最後にクラッカーを鳴らして、山友さんをもう一度祝福する。偵察に行かれ
たリーダの提案で、北東の尾根から谷を降り、林道猪木谷線に降りる事になる。前方の大岩が目印になる。
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笹は山頂付近だけですぐに造林になる。鞍部まで降りテープは更に登っているが、左の谷に降りて行く。ふかふか
の斜面を適当に降りて行く。
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V字の谷に吸い込まれるように降りて行くと、段々谷が深くなる。谷の右斜面に杣道がある。皆さん嬉々とされている。
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しばらく降りると公社造林の看板があり、転げるような踏み跡を縫うように降りて行くと、段々谷が近くなる。
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林道出合 |
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竹林を過ぎるとすぐに廃車が見えて、林道猪木谷線に降りて来る。林道を約15分で平野神社先の駐車スペースに
戻って来た。城将山は3度目だが、初めて登った時の急登のイメージと、コブシの白い花が周りの山々に咲いて
いたのを鮮明に覚えている。百名山の最後に城将山を残して頂いた事に感謝したい。 |