荒滝山 459m 日ノ岳 459m

宇部市東吉部/宇部市東吉部・美祢市伊佐町



日ノ岳から見た荒滝山


2017年1月31日(火) 天気 ☀ 夫婦


犬ヶ迫登山口~15分~荒滝分岐~18分~祠~23分~荒滝山     合計時間     56分

荒滝山~18分~作業道~50分~一本松展望所~9分~日ノ岳    合計時間 1時間17分

日ノ岳~12分~伊佐分岐~23分~道出合~14分~犬ヶ迫登山口  合計時間     49分
 
総歩行時間 3時間 2分


概念図

 


地図

犬ヶ迫登山口


一昨年宿題にしていた荒滝山から日ノ岳へ縦走して来ました。日ノ岳へ縦走路は、北から大きく回り込むので、思った以上に時間がかかります。山頂には、以前あったドラム缶がステンのドラム缶に変わっていました。何に使うのでしょうか?日ノ岳からは、東から南の展望が広がります。


道しるべ


前方吉部方面
  県道30号から県道231号へ曲がる所に荒滝山の標識がある。231号に入る角には荒滝山城址の看板もある。
 しばらく231号を進むと、荒滝山登山口の標識があるので、ここを曲がる。ここから道が狭いので注意したい。

  犬ヶ迫登山口は10台ぐらい停めれる立派な駐車場があり、水洗トイレもある。前方の荒滝山を確認して登って
 行くと民家に突き当たる。ここを右に曲がる。民家は屋根の吹き替えをされている。良く見ると外壁の杉板も新しく
 なっている。

  民家を曲がった先には新しいオブジェも立っている。塩ビ管で作った鳥居を潜り登って行くと、周辺の木が伐採され
 ている。どうやらこの辺りを整備しているようだ。民泊が出来るようにされるのかも知れないと、勝手に想像しながら、
 九十九折れの道を登って行く。


  15分も登ると、荒滝登山口分岐に着く。以前はこちらの道がメインだった。犬ヶ迫登山口への道が狭いのでこちら
 から登る人も多い。登山道はアオキの木が多い。


くぐり岩は分岐を右へ
  九十九折れの道を登っていると、登山客が降りて来られた。荒滝コースからとの事。「じるいから気を付けてね」
 と山口弁が懐かしい。分岐から18分で大岩があり、その下にお社が祀ってある。更に登ると分岐になるが、何時
 も、くぐり岩方面から登る。亀女が急な道をよじ登ったので、おや~と思ったら・・・


くぐり岩
  
  くぐり岩をショートカットして観音さまがある岩の所へ上がって来た。亀女を待たして、堀切・くぐり岩に降りて見る。
 くぐり岩は、肩幅がやっと通れる割れ目で、ザックを下ろさないと通れない。観音さまのある大岩まで戻る。この
 観音さまのお顔は優しくフアンが多いようだ。お布施も多い。観音さまから、すぐの所に展望台がある。

  
 吉部の集落や、犬ヶ迫の駐車場が見える。

  展望台の上には、この地域に貢献された藤本東雄翁の像があり、一段高い山頂には明治天皇の像がある。山頂
 は、天皇像を中心に小高い丘になっていて、ぐるりと回れる。

 
 
  
 西から北の展望 / 日ノ岳・秋吉台方面

 
 北から東の展望 / 秋吉台から西鳳翩山


西鳳翩山

阿知須方面/キララドーム

日ノ岳
  展望は木に遮られてすっきりとは見えないが、秋吉台方面は割と展望が利く。

花尾山

如意ヶ岳・桂木山
  同定板を見ながら山を確認して山頂を後にする。藤本翁に向かい降りて行くと、日ノ岳の標識がある。

  道標に従い西に行くと、石積や堀切りの説明板がある。

  山城の規模からして、大内氏の重臣だった内藤氏の力が偲ばれる。西郭を後にして山道を九十九折れに降りて
 行く。道は良く整備されている。

  山頂から20分弱で、城山作業道へ降りて来た。作業道を降りれば犬ヶ迫登山口に戻れる。日ノ岳の標識から
 杉林を登って行くと、尾根に上がり・・・
 
  アオキの多い登山道を降って行く。右に谷を見ながら大きく曲がって緩やかに登り再び降って行くと、左手に日ノ岳
 が見えて来る。


小ピーク
  どんどん降って鞍部に着く。登り返して行くと、境界杭のあるピークに上がる。一旦降り更に登ると小ピークに着く。
 
  

犬ヶ迫の分岐

一本松展望所
  秋吉台方面が枝越しに望める程度だ。足元に公有林の石碑がある。平たい道をどんどん行くと、犬ヶ迫の分岐が
 あるが、道は潰れていた。そこから4分で一本松展望所に着く。松の木は見当たらないし・・・

  展望も辛うじて秋吉台方面が見渡せる程度だ。以前来た時は秋吉台方面の展望は良かったような記憶がある。
 トラバース気味に歩いて行くと、2分で伊佐方面分岐の標識がある。この道も潰れている。

  分岐の標識から5分で日ノ岳山頂に着く。日ノ岳は狼煙台だったようで、東から南の展望が開ける。山頂にはステン
 レス製のドラム缶が置かれている。焚火の跡もあり、お湯を沸かして入ったのだろうか?謎が深まる。

 
 
 
  
 東の展望 / 東西鳳翩山から荒滝山

 
 東から南の展望 / 荒滝山から阿知須方面・瀬戸内海


西鳳翩山

キララドーム

平原岳から鷹の子山?
  
  展望を楽しみながら、パンとバナナをぱくっきながら、ジースを流し込む。荒滝山の南の裾に見える山は、平原岳
 から鷹の子山の稜線だろうか?そう言えば鷹の子山にも登らねばなるまい。

  ステンのドラム缶の謎を残したまま山頂を後にする。南に岡山を見ながら降って行く。


伊佐分岐
  九十九折れの道を降りると、伊佐分岐に着く。こちらの伊佐方面の道は、はっきりしている。犬ヶ迫へ降りて行く。
 谷沿いに降りて行くと・・・

  やがて石垣が現れて、沢を渡ると農道に降りて来る。


車道出合
  車道に出合うので、左に曲がりすぐの道を右に曲がる。道を進むと、右手に家が見えて来るが、正面の竹藪を
 登って行く。

  小さな峠を越えると、城山作業道に出て民家に降りて行く。荒滝山だけだと物足りない人は、日ノ岳を縦走すると
 楽しい山歩きになると思う。




2015年7月29日  荒滝山犬ヶ迫コース


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