右奥が荒滝山山頂 |
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十文字交差点を左折して、R490から県道30に入ると正面に、荒滝山が見えて来る。荒滝山を通り越して更に
進むと、荒滝山3kmの道標がある。この手前を右折する。道の右手に荒滝山城跡の案内板もある。
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止まって良く見ると、明治天皇御銅像登山口の記念碑も建っていいる。しばらく県道231を走ると「荒滝の滝」の
案内があり更に進むと、荒滝山登山口の道標がある。ここを入る。道が狭いので注意して進むと、すぐに荒滝山
登山口の立派な駐車場がある。トイレも新しく掃除が行き届いている。
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駐車場から荒滝山を望む |
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荒滝山の案内板を見ると、約40分の行程だ。駐車場から荒滝山を見ると、山頂が平らな、如何にも大内家重臣
内藤隆春の築城した山城で風格がある。登り始めてすぐの家を右折して山に向かう。
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畑を過ぎると、鳥居がある。良く見ると塩ビ管に穴をあけて朱色に塗ったものだ。これなら安価で長持ちし
そうだ。次の鳥居を過ぎて植林帯を登って行くと、荒滝山城跡1kmの標識がある。良く整備された道が続く。 |
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分岐を振り返る |
登山口から、15分強で荒滝コース(南登山口)分岐に着く。お手製の看板で山頂まで半分登った見当を付ける。 |
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九十九折の山道を登って行くが、汗が拭きだして、水分補給のたびに立ち止まる。なかなかペースが上がらない。
登山口から40分弱で、八合目の天狗岩と呼ばれる大岩に着く。岩の下に穴が開いている。
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吉部稲荷社 |
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覗いてみると、奥行があり4、5人は入れる穴だ。岩の下には、稲荷社が祀ってある。祠からすぐに、分岐になる。 |
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道標を見ると、どちらからでも山頂に着くが、折角なのでここは、くぐり岩経由で山頂に向かう。
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振り返り見た所 |
すぐに、展望が開ける所に出る。吹く風が気持ち良い。続いて右手に岩の裂け目が目に入る。ここがくぐり岩の
ようだ。亀女のリックが引っかかる位狭い。リックを下ろしてやっとこさ潜り抜ける。 |
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くぐり岩を抜けると、堀切りに着く。どうやら、荒滝山城跡の一角に着いたようだ。堀切り案内板を左に取ると、
観音さまが鎮座しておられる。熊毛の住人の大好きな観音さまだ。ここからの展望も良い。 |
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南○観音菩薩 |
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南○観音菩薩と彫ってあるが○の字が読めない。 後日調べると雨天観音菩薩と書いてあるらしいが、南にしか
読めない。観音菩薩から少し先に展望台がある。
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南東の展望 / 瀬戸内が見えるはずだが・・・
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吉部の集落 / 岡山北峰・南峰 |
かっての村長の藤本東雄氏の像が、吉部の町を見下ろす。 |
藤本氏の功績 |
明治天皇の陶像 |
展望台から一登りで、藤本東雄氏の像を経て荒滝山山頂に着いた。山頂にある明治天皇の陶像が神々しい。
それにしても暑い何度拭いても汗が流れる。身体中の水分が抜けたようだ。日影で冷たいオレンジを頬張る。
水分ばかり補給する。
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ヤブラン |
しばらくして落ち着き、山頂の展望を楽しむ。城跡には、ヤブランが咲いている。以前、津和野城址に咲いていた
ヤブランを思い出す。確か「城跡ややぶらんの花咲き誇る」とさけんでいた。そう言えば最近は、叫けんでいない。 |
東方面
東鳳翩山が見えるはずだが? |
南方面
吉部の集落が見える |
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北西方面
日ノ岳が近い |
北方面
秋吉台 |
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展望を楽しみ、天皇陛下に敬礼して山頂を後にする。藤本東雄氏の像の所から、日ノ岳へと向かう。 |
分岐 |
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虎口を巡り、日ノ岳分岐に出る。(分岐右)標識が落ちているので注意したい。北西に向かうと、堀切りに出る。
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更に進むと、西郭に着く。大きな規模の山城が偲ばれる。
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モミジガサ |
ヒヨドリバナ |
ヤマジノホトトギス |
城郭から離れて降って行くと、夏の草花が咲いている。暑いので撮らなかったが、山頂には、ツユクサやニワゼ
キショウ、アザミが咲いていた。 |
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降りて来た道を振り返る |
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山頂から20分で林道に降りて来た。少し林道を降り右手から日ノ岳に取りつくのだが、もうその気力はない。
ここから降りようかと言うと、亀女も同じ意見だった。亀女に聞こえないように、「この辺で勘弁してやるか」の
決め台詞を吐く。事前にエスケープ道を調べていたのは、ファインプレーだった。
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ナナカマド |
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あとは、容赦なく照り付ける林道を降ると、登り口の家の横に降りて来た。夏山の低山はご法度だと言う事を
忘れている懲りない親父だ。どうやら梅雨が明けたらしい。 |