平治岳 1643m

大分県竹田市



大戸越から南岳を望む


2018年5月29日(火) 天気 曇&ガス じなしさん・Tさん・Kさん・娘夫婦


男池P(6:31)~39分~かくし水(7:10)~37分~ソババッケ(7:47~7:57)~71分~大戸越(うとんごし)(9:08~9:28)

~32分~南岳(10:00)~13分~平治岳(10:13~11:54)~41分~大戸越(12:35~12:48)

~52分~ソババッケ(13:40~13:48)~25分~かくし水(14:13)~29分~男池P(14:42)

所有時間 8時間11分


概念図

 

男池駐車場



初めて平治岳に登る人や初心者もいるので、距離の短い男池から登る事にしました。じなしさんの案内で男池経由で、緑に染まりながら、わいわいがやがやと、大戸越まで上がると、山肌がピンクに染まっています。ここ三年は虫の被害も少なく綺麗なミヤマキリシマが見られましたが、今年は特に素晴らしいピンクの絨毯が待っていました。



道しるべ



龍門の滝
ロールオーバー
  大分県玖珠郡九重町の松木川にかかる龍門の滝に寄って、男池の駐車場で車中泊。広い男池の駐車場は我々
 の車以外一台も停まってない。23時半頃、娘夫婦とKさんが次々にやって来る。ビール片手に鶏の冷やし唐揚げを
 つまみながら再会を祝う。(末娘とKさんは何回か一緒に登っている)
 早朝、じなしさんと友人のTさんが合流して、自己紹介後、協力金の100円を払い男池園地から登って行く。じなしさん
 の案内で左散策コースで男池に向かう。

  男池は湧水で青く透き通る。上の台散策コースの標識の先に石を掴んだケヤキの大木がある。その横の木は石を
 しっかり握りしめている。
 

バケイソウ

サワルリソウ

オウギカズラ
  この森はバケイソウが群生している。とても綺麗な花だが、根茎は毒があるので鹿も猪も食べない。
 

コケイラン

かくし水
  緑の深い森の道を登って行く。有刺鉄線の放牧地に入ると、かくし水と呼ばれる水場がある。かくし水はその流れが
 やがて地下にしみ込んでしまう事から付いた名のようだ。一息入れるには格好な場所だ。


尾根直登分岐

ソババッケ
  木の根の張る山道を登って行くと支尾根に上がる。「ソババッケ・かくし水」の標識の横に踏み跡が付いている。
 じなしさんの説明で、平治岳に尾根を直接登って行く道の取付きと確認する。尾根を降るとソババッケに着く。
 ソババッケは、昔蕎麦の栽培が行われていた説と、「ソバ」山の中腹、「バッケ」は崖を意味する説があるそうだ。
 (じなしさんの名解説)。天気か良ければ平治岳が見える。思い思いに小休止して行く。
 

黒岳分岐

ユキザサ
  ソババッケにある黒岳分岐を右に取り、急なガレ道を休み休み登って行く。ユキザサもまだ残っている。

  初心者の婿殿も日頃ジムで鍛えているので思ったより元気に付いて来る。やがて緩やかな灌木帯の道になり
 大戸越に着く。平治岳の斜面はピンクに染まっている。期待に胸が膨らむ。


イワカガミ
  しばらく休んで平治岳に登って行く。大戸越から約150mの標高を登って行くのだが、これまでの道と違いピンクの
 絨毯に癒されての登りは、さほど苦にならない。


マイヅルソウ
  平治岳南岳が近づくにつれて益々密に群生する。

 南岳の岩場から、平治岳初めてのKさんは夢中で写真を撮っている。若い夫婦も盛んにポーズを取っている。


ロールオーバー
  シロドウダンやベニドウダンも小さな花を付けている。平治岳の山頂でカメラに納まり、ハイライトの西尾根を降りて
 行く。

  西尾根の先端の岩場で昼食を取り、気長に三俣山や坊ガツルが見えるのを待つ。一瞬ガスが取れそうになるが、
 次々と湧いて、最後まで姿を見せなかった。
 
 南岳や北大船山の裾野も見え隠れする。圧巻の西尾根を登って行く。

 圧巻

 南岳まで戻り、もう一度平治岳の西尾根を眺める。特に今年のミヤマキリシマの花付は素晴らしく中々離れ難い。

  南岳の岩場で、ニコニコ顔の二人を納めて、降って行くと白のミヤマキリシマが一株咲いていた。大満足で大戸越に
 降りて行く。男池まで戻り、おじちゃん売店で名物の鴨の炭焼き肉を買って行く。今晩は娘夫婦とのビールが進む。
 最後に気心知れた皆さんと、楽しい思い出が出来きた事を感謝したい。


2017年6月9日  長者原コース
2016年6月2日    男池コース

2013年6月4日  長者原コース

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