万年山(はねやま) 1140m

大分県玖珠郡玖珠町



杵島岳登山道から望む


2018年5月19日(土) 天気 ⛅ ガス


吉武台牧場駐車場(9:49)~29分~分岐(10:18)~42分~群生地(11:00~11:29)~27分~はなぐり岩(11:56)~

58分~万年山(12:54~13:16)~10分~分岐(13:26)~9分~お花畑(13:35)~27分~吉武台牧場駐車場(14:02)

所要時間 4時間13分


概念図

 


吉武台牧場駐車場


万年山へはR210沿いの家畜市場入口の信号機から入ります



万年山は今年で連続3回目ですが、過去2回はミヤマキリシマの時期が過ぎていて心残りでした。今回チャンスだと思い、早朝車を走らせて向かいましたが、九州に入ると物凄い霧です。登山口では多くの人々がガスが取れるのを待ち、待機しています。しばらく待っていましたが、一向にガスが取れそうにないので、群生地に向かいました。ミヤマキリシマは丁度見頃でしたが、ガスの中に広がる群生はすぐ近くしか見えません。どうも万年山には嫌われているようです。来年もう一度挑戦してみます。



道しるべ

  朝5時に熊毛を出て、9時頃吉武台牧場駐車場に着いたが、奥の駐車場はもう一杯で一番手前に停める。しばらく
 待機していたが、一向にガスが取れないので出発する。舗装道側の神様に「また来ましたよ」と、ご挨拶する。

  道沿いに金蘭が咲いている。ツクバネウツギも可愛い。晴れていれば振り返ると由布岳が見えるが、ガスで何も
 見えない。まんじゅう石の先から、広い放牧地を行く。

  ミヤマキリシマのお花畑は帰りに寄る事にして先を急ぐ。トイレやベンチある休憩地を過ぎると分岐に着く。


コバノガマズミ
  分岐には案内板が立っている。時計回りで、ミヤマキリシマの群生地に向かう。林道は少しずつ降って行く感じだ。
 
 分岐から40分余りで、目を見張るようなミヤマキリシマ群生地がある。遠くのは霞んでいるが、かえって幻想的な
 広がりを見せている。レンゲツツジが一片残っていた。

  多くの人々が群生地の中で歓喜をあげている。ミヤマキリシマのグラデーションに魅了される。

  正に見頃で見事に咲いている。青空だと更に映えるだろうと思うと、少し残念な気もする。群生地から、はなぐり岩へ
 と向かう。


はなぐり岩
  この林道はガクウツギが多い。群生地から約30分で山浦下園からの登山道と出合う。数台の車が停まっている。
 はなぐり岩へ向かう。はなぐり岩へは2~3分の距離だ。岩穴を抜けて振り返ると・・・
 

はなぐり岩

万年山まで2,7kmの標識
  仏さまの顔がある。「また来ましたよ」と手を併せて、その先を登って行く。やがて登山道と合流して、メーサにあがる。
 標識の反対側の展望台を覗いて見たが何も見えない。

  メーサに上がると、ツクシドウダンやツクバネウツギが見られる。特にツクバネウツギの木は多い。岩庭園のような
 先の展望所には、少し先を行く若いお二人さんが休憩されている。


万年山頂

山頂の展望看板
  万年山に近づくと、ミヤマキリシマの花が笹の中に、ポツンポツンと咲いている。万年山の山頂は広く九重連山の
 展望台になっている。ベンチに腰を掛けて腹ごしらえをするが何も見えない。

  団体さんの後から山頂記念写真を撮り、転げるような舗装階段を300m降ると、分岐に帰って来る。
 
 帰りにお花畑に寄って見たがガスは取れない。道の駅慈恩の滝には万年山山開きのポスターが貼ってあったが
 その頃には、もう見頃は過ぎている。天気と時期と中々難しい。

  
  万年山下山後、慈恩の滝に寄って見た。滝の裏に入れる水量の多い迫力満点の滝だ。



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