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二の丸・三の丸 |

本丸 |
若山登山口は丁度4台停められる。登山口には「義をみてせざるは勇なきなり」の論語の言葉が石碑に刻んである。陶晴賢は義の人
だったのだろうか。車道には満開の桜が咲いている。桜を愛でながら登って行くと、二の丸・三の丸に着くが人は疎らだ。3・11の年の
春もここに来たが殆ど人がいなかったのを思い出した。若山山頂(本丸)に登り展望を楽しむ。
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本丸からの展望
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西の丸に上がり引き返して陶の道に入る。若山を北東に延びる道は武将道とも謂われ、武者が若山城に馳せ参じた道だったの
だろうか。264ピークから南東に向きを変えて尾根道を行く。花河原の標識のある分岐を南(右)に降りて行くと車道に降りる。ここ
が花河原になる。
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花河原 |
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花河原から10分も北(左)に登って行くと、右手に小畑に行く道がある。8分も緩やかに登って行くと峠に着く、ここが嶽山北登山口
になるが、真っ直ぐに降りて行く。
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R489出合 |

広谷登山口 |
左手の谷沿いに棚田跡の跡を見ながら、降って行くとR489に出る。左に曲がり橋を渡り、車道を右に入って行くと、四熊ヶ岳広谷
登山口に着く。登山口にはハイキングコース入口の標識がある。
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一の鳥居 |
棚田を見ながら登って行くと、金明水に着く。今日も名水を汲みに来られている。ここまで車が入るが、水汲み用のスペースで3台
ぐらいしか止められないので、下の小畑小学校(休校)に停めて四熊ヶ岳に登る方が良い。金明水の正面の石垣を右に入って行く。
だらだらと急な坂を登って行くと約20分で、文化九年壬申(1812年)寄進の四熊ヶ岳神社の一の鳥居に着く。
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四熊ヶ岳山頂にある奥の院 |
鳥居の先で山友さん達が止まって写真を撮っておられる。何かと思ったら山鳥がクックと鳴きながら寄って来る。慌ててカメラに収める。
なかなか逃げようとしないサービス満点の山鳥だ。二の鳥居で分岐するが右の道を行くと、右手上にお不動さまが祀られている。三の
鳥居を過ぎるとすぐに、四熊嶽大権現奥院に着く。天文十四年乙巳十月(1545年)建立の文字がある。江戸時代には四熊ヶ岳は徳山
藩の西の守護山だったと言われている。
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北の鉄塔からは石ヶ岳、手前には千石岳が望める。二等三角点がある山頂で記念写真に納まり、奥の院まで帰って来ると、先程の
山鳥が追っかけて来ていた。今度は目の前でクックと鳴き、じっとしている。南展望台でランチにすると、また後を追って来る。
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法師ヶ岳のひまわり子育て観音 |
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周南市の展望を楽しみながら、皆さんとお喋りをしながら楽しいランチを過ごす。最後までお付き合いしてくれた山鳥にお別れして、
急な坂を西に降りて行く。
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祠の先で北(右)に曲がり降りて行き、北西に向きを変えて降りて行くと、明治に建立された四熊嶽神社の鳥居がある。分岐を左に
鋭角に曲がり、竹藪を過ぎ降りて行くと車道に降りて来る。(奥四熊登山口)
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奥四熊登山口 |
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車道の向かい側の道上にはお堂がある。寄ってみると、猿田彦神社と弘法大師が祀られている。車道を下って行くと急なUターンカーブ
の先のカーブミラーの所から山に入る。
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車道出合 |
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入った所には祠がある。急な坂を真っ直ぐに降って行くと竹藪になり、左手の踏跡から降りると、放置された畑に降りて来る。
倒壊した家を降って行くと車道に出る。かなりのショートカットになる。車道を下って行くと、前方に嶽山が見えて来る。やがて
R489に出て、陶の道にを戻って行く。
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嶽山北登山口 |
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嶽山北峰 |
嶽山北登山口まで戻り、良く整備された登山道を登って行く。約20分で嶽山の北峰に着く。ここからは周南市が間近に望める。
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嶽山は良く整備されていて、アサギマダラが集まるようにヒヨドリバナが植えられている。
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石鎚さまの祠 |

ウラシマソウ |
北峰を降り登り返すと、すぐに嶽山に着く。山頂には三等三角点が座っている。嶽山を南に降って行くと、石鎚さまの祠がある。
ここから南西(右)に福川に向かって降りて行く。降って行くと竿を垂らしているウラシマソウを見つける。
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フデリンドウ |

温田コース分岐 |
福川の町を眺めて急な坂を降って行くと、祠の裏から広い所に出て来る。すぐの分岐を西(右)に曲がると物凄い急坂が待っている。
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ゴヨウアケビ |
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やがて鉄塔の所に降りて来る。ツワブキがたくさん咲いている。壊れかけた鳥居を降って行くと、やがてR2号線に降りて来る。
2号線を約15分歩くと、若山登山口に戻って来る。約16,5㎞、7時間30分の陶の道を歩き、3座登ったロングコースだったが、
山鳥との出会いあり、山菜採りや、春の草花を愛でながらの楽しい一日になった。お誘い頂いた山友さんやご一緒頂いた山友
さんに感謝したい。 |