劔岳 2999m

富山県中新川群立山町



別山分岐辺りから振り返る


2021年7月19日(月) ☀ 20日(火) ☀ 21日(水) ☀


7月19日              室堂ターミナル~雷鳥沢キャンプ場~新室堂乗越~劔御前小舎~剣山荘(泊)

20日                                  剣山荘~劔岳~剣山荘(泊)

21日        剣山荘~劔沢キャンプ場~劔御前小舎~雷鳥坂~雷鳥沢キャンプ場~室堂ターミナル



富山地方鉄道立山線立山駅駐車場



劔岳は岩と雪の殿堂と言われ、立山曼荼羅にも立山は極楽浄土の山、劔岳は針の山で描かれ「人間登るべからず」「人間登ること叶わず」と言われていました。陸軍測量部測量官 柴崎芳太郎一行が明治40年登頂して、山頂で奈良時代から平安時代の錫杖頭と鉄剣を発見致しました。一昨年悪天候で断念して思いは募り、何度もビデオや登山雑誌でカニのタテバイや、ヨコバイをシミュレーションして憧れと畏敬の劔岳に挑戦して来ました。



7月19日

室堂ターミナル(9:17)~47分~雷鳥沢キャンプ場(10:04~10:23)~39分~新室堂乗越(11:02)

~51分~劔御前小舎(12:53~13:22)~68分~剣山荘(14:30)

所有時間 5時間13分


概念図

 



道しるべ


称名滝

奥大日岳
  立山駅から7:40始発のケーブルカーと、高原バスを乗り継ぎ室堂バスターミナルに着く。室堂までの運賃は往復6320円になる。
 途中高原バスからは、称名滝や奥大日岳、薬師岳が望める。室堂は標高2450mで、今日の気温は17.8℃だ。
 

室堂バスターミナル
  立山石碑で写真に納まり、立山三山を借景にミクリガ池を写す。
 
 別山・真砂岳・富士ノ折立・大汝山・雄山

地獄谷
  立山カールを眺めて登山道を降り、地獄谷の噴煙を足早にやり過ごす。

雷鳥沢キャンプ場

劔御前小舎
  二度お世話になった雷鳥沢ヒュッテを過ぎて、雷鳥沢キャンプ場に着く。劔御前小舎には雷鳥坂を登る道と、新室堂乗越経由で
 登る道がある。雷鳥坂は急登なので、新室堂乗越経由で登る事にする。どちらも1時間50分の道のりだ。

雷鳥沢キャンプ場
 雷鳥沢キャンプ場で室堂バスターミナルで買ったおやきと豚饅を頬張り立山を眺める。雪渓で夏スキーを楽しんでいる人々の歓喜が
 聞こえる。橋を渡り対岸を左に行く。
  ゴゼンと書かれた分岐を過ぎて大日方面へ向かう。暫く登り雷鳥沢ヒュッテ方面を眺めるとコバケイソウが群生している。
 この時期は色々な山野草がみずみずしい。雪渓を渡り登って行く。
 
 登るにつれて室堂方面も見えて来る。

奥大日岳
  奥大日岳の稜線に上がり、劔御前小舎の標識に従い右に登って行く。

正面に劔御前小舎
  分岐からすぐの所は展望が良い。しばらく立山を眺め緩やかに登って行く。

 
 新室堂乗越から別山乗越・立山・浄土山・室堂・奥大日岳を望む
  
 立山を眺めながらゆっくりと登って行く。
劔御前小舎
  大岩を巻いて岩場を登って行くと劔御前小舎が見えて来る。
  劔御前小舎から北は劔岳が見える。展望を楽しみながら、尾根の巻道を降りて行く。雪渓には階段が切ってある。「待ってろよ劔」

剣山荘

五竜岳(左)・鹿島槍ヶ岳(右)
  やがて真下に剣山荘が見えて来る。剣山荘で受付をすると、八人部屋に夫婦二人だけだった。テラスで生ビールを飲みながら
 五竜岳や鹿島槍ヶ岳の展望を楽しむ。
 



7月20日  劔岳


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