牝滝山 716m

山口市阿東地福上



牝滝山


2021年3月11日(木) 天気 晴れのち曇り


足王神社(9:58)~15分~最奥民家(10:13)~13分~林道分岐(10:26)~24分~林道終点(10:50)~15分~

滝(11:05~11:09)~25分~谷取付(11:34)~9分~尾根取付(11:43)~17分~尾根出合(12:00)~7分~

牝滝山(12:07~12:19)~19分~尾根取付(12:38~13:06)~28分~林道終点(13:34)~45分~足王神社(14:19)

所有時間 4時間21分


概念図

 

足王神社

「防長山野へのいざない 第1集改訂版 金光康資著」に、牝滝山は藪漕ぎを含め難易度は県内トップクラスの山と書かれていて後回しにしていましたが、最近里山ハイカー情報広場に侃侃諤諤さんが登られた記事を見て、それならと思い防長山野へのいざないと、侃侃諤諤の地図を持って登って来ました。確かに侃侃諤諤さんのルートだと、稜線の笹漕ぎだけで登れるのでかなり難易度は下がるように思われます。防長山野へのいざないが2005年4月2日の登頂記録なので、山の様子も随分と変っている事でしょう。個人的に感じ方も違うと思いますが、最近私が登った藪山で大藪ベストファイブは、①小峰山 ②法師山 ③下深山 ④津々良ケ岳 ⑤牝滝山の順です。



道しるべ


拡大可
  大浴山に登った時に停めた足王神社の駐車場に停めさせて頂き、車道を行くと阿東町の詩人大佛文乃のおせん淵の詩碑がある。
 県道137号線と分かれ右の道に入って行く。
  最奥民家を過ぎて林道を登って行くと堰堤があり、その先が溜池になっていて趣がある。橋を渡るとすぐに林道は分岐する。
 
  左に曲がった所に林道草岩線の石杭がある。左手に沢を見ながら登って行く。

林道終点
  沢の水は透き通っている。橋を2つ渡り堰堤を過ぎると林道が終わる。橋を渡り小さな沢を越えると、腰ほどの笹藪の道になる。
  笹藪を行くと右手に谷がありテープが見えるが、ここは左に巻くように坂を登って行く。
  岩の間を通ると滝が見えて来る。滝の近くに行って見ると2段滝になっている。更に登って行くと連滝だと分かる。
  左岸の高巻きを登って行くと大岩が現れる。この辺りから斜面になり、笹が被さるようになって歩き難い。
  くの字に沢を渡り、更に高巻きの斜面の道を行く。やがて歩きやすくなり沢と同じ高さの道になる。

谷取付

尾根取付
  しばらく行き、白とピンクのテープがある谷分岐を右に曲がる。金光氏の地図で踏跡消滅と記載されているが、今は良く踏まれている。
 右手の山裾を登って小さな沢を2つ越えると尾根に上がる。

左の谷
  沢を渡り登って行くと、左右に浅い谷がある。金光氏は左の谷を登られたようだ。当時は尾根道は大藪だったのだろうか。

右に巻く
  尾根道を登って行くとピークが見えて来るが、テープに従い右に巻くことにする。すぐに尾根が見えて来る。

基準点名 草岩
  稜線に上がると背丈程の藪だ。踏跡のある藪を漕いで登って行くと牝滝山に着く。牝滝山の周りを少し刈り、三等三角点を確認して
 下山した。途中の尾根取付でランチにして帰路に着いた。最奥民家の人が、つい最近も若い体格の良い人が登られたと話して
 おられた。侃侃諤諤さんの事のようだ。帰路大木と大岩があり石組みが見えたので寄ってみたが大岩の下に祭壇跡があった。
 牝滝山はこの時期は滝の先の斜面に被さる笹の勢いがそれ程でもないが、これから笹が伸びると難易度が上がると思われる。



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