三ケ岳 495m 琴石山 545m

柳井市


三ケ岳、琴石山の稜線


2011年2月15日 天気 曇り 夫婦+Kさん


大師山コース

金剛寺駐車場〜82分〜三ケ岳西〜17分〜三ケ岳東〜25分〜川谷峠〜47分〜琴石山        合計 2時間51分

琴石山〜27分〜川谷峠〜22分〜展望台〜10分〜三ケ嶽大明神〜28分〜金剛寺駐車場       合計 1時間27分


周遊歩行時間 4時間18分


概念図





地図

大師山コース登山口(金剛寺)
                   
              

以前から気になっていた大師山コースから三ケ岳、琴石山を縦走して来ました。三ケ岳、琴石山は柳井市のシンボル的な山で、その稜線はハイカーを魅了してやみません。縦走路も変化に富んでいて、良く整備されています。そして、なによりの魅力は二つの山とも山頂からの瀬戸内海や周辺の山々の展望の良さです。


道しるべ

金剛寺の入り口に三ケ嶽の案内板があります。前回の天ケ岳の反省もあり、再度確認して頭の中に記憶させます。もちろん今回は地図も念の為2枚コピーして来ました。クリックで拡大します。 9:17分、金剛寺の駐車場に到着しました。今日は、相方とママの3人旅です。 準備をして、9:26分出発です。金剛寺は、平安時代後期に開かれ、西の高野ともいわれる由緒ある古刹です。「柳井のお大師さん」と呼ばれて親しまれています。
金剛寺の本堂の釈迦如来像に参拝後、本堂の横に、三ケ岳の看板が右手に見えたので、そこから進んで行きます。八十八ヶ所反時計回りのコースです。 9:39分、金剛寺八十八ヶ所時計りの道と合流していよいよ、三ケ岳を目指します。三ケ岳まで2kmの看板が出ています。 すぐに、、三ケ岳が見えてきました。山は雪で白くなっています。
9:43分、皇太子殿下行啓記念射撃場の碑を通過します。大正15年10月と刻んであったので、昭和天皇が皇太子の時の記念碑です。柳井に来られたのでしょうか。 緩やかな、里山の登山道が続きます。 いくつものアップダウンを繰り返し、登っていくと、いつの間にか、道に雪が目立って来ました。3日前の大雪の名残でしょうか。先頭を歩いていく相方は新雪を踏みしめての山登りで張り切っています。
尾根から柳井市と平生町が見えます。右手の山は赤子山です。 さらに登っていくと、尾根の雪も段々多くなっていきます。それにしても、柳井市や、平生町の景色を眺めながらの尾根歩きは快適です。 右手奥に三ケ岳らしき山容が見えます。まだまだ、だいぶあります。
10:23分、石井ダムからの林道が左から合流しています。石井ダムまで4qの案内板があります。ここまで、約1時間の道程です。 しばらく行くと、林道から分かれて、左手に三ケ峰に上がる、階段があります。 三ケ岳に西峰と東峰が見えて来ました。
最後の難所の岩場を乗り越えると、すぐに、西峰に着きます。 10:48分、三ケ岳に西峰に着きました。約1時間20分かかりましたが、ここまでは、快適な山歩きです。
西峰からの眺望は良く、北に氷室岳が見えます。
その奥に高照寺山の平な山容が雪で白く見えます。 東には、銭壺山が見えます。やはり、雪で白くなっています。 位置を変えると、南に瀬戸内海の島が見えます。平郡島が正面に見えます。柳井港は周囲を自然に囲まれた良港ですね。
これから向う、東峰の向こうに、琴石山の秀英が見えます。10:56分、西峰を出発です。 日積割石コース通り越し、11:01分、三ケ岳中岳を通過して行きます。標識が無ければ、うっかり見落としてしまいそうな山頂です。 登り返して11:04分、東峰到着です。しばらくすると、相方とママで雪だるまを作り始めました。子供に返っています。
可愛い雪だるまが出来ました。相方は、いつか登りたいと富士山まで作っています。 雪だるまと一緒に、東峰で記念写真です。 11:18分、東峰を後にして、琴石山に向かいます。三ケ岳、直下の坂を下っていきます。
11:30分、川谷峠に到着しました。車か、バイクのタイヤの跡もあります。原公園コースもこの峠に上がってきます。 この琴石山の案内板の右手の階段を登って行きます。 川谷峠に、雪だるまの番人がいました。
峠からすぐに、階段が続きます。この辺りが一番しんどい所です。 11:48分、峠から15分来たところのベンチで休憩です。階段続きでピッチがあがりません。 休憩後、再びピツチが上がってきました。展望の良い尾根道が続きます。
尾根道途中の休憩所です。ベンチも雪を被っています。琴石山はあとわずかです。 12:17分、琴石山に到着です。相方が付けた足跡だけで一面、銀世界です。 まずは、腹ごしらえ、昼食の準備です。寒いので、汁物と餅を焼いて食べます。至福の一時です。
文殊山、嘉納山、源明山の周防大島の屋根が一望出来ます。 瀬戸内海の風景です。太陽が時々雲の間から顔を出します。その時は陽射しが温かく感じられます。 熊毛半島の、大星山が手前にその向こうに皇座山が見えます。風力発電の風車が6機見えます、人工の建築物はこの景色にはそぐわない気がします。
銭壺山が見えます、一度日積側から登ったきりです。由宇からの車道歩きに抵抗がありますが、展望のすばらしい山なので近いうちに、大将軍山から縦走してみようと思います。 13:11分、琴石山山頂を後にして下山していきます。13:38分、川谷峠から三ケ嶽林道を下っていきます。 14:00分、川谷峠から22分でキャンプ場(六道地蔵)との分岐に着きます。林道歩きは、登山靴では足に負担がかかり、景色も単調なので長く感じられます。
キャンプ場分岐付近の兜岩展望台です、稲荷山コースはここを登って三ケ岳に向います。 林道から、今日登った、三ケ岳の稜線が見えます。 14:12分、三ケ岳稲荷大明神に着きました。寄り道して、参拝して行きます。
不動明王や、竜神様が祭ってあります。その下に棚田らしき跡が見られます。林道が出来る前は谷間の棚田の道を歩いて参拝したのでしょうか、里山の面影が色濃く残っています。 14:38分、金剛寺駐車場に、無事到着しました。楽しい山歩きに感謝です。 駐車場に安置されている、不動明王です。ところで、大師山て何処にあったっけ・・・。