甲斐駒ヶ岳 2967m

山梨県北杜市白州町横手



白州町から望む甲斐駒ヶ岳


2021年10月3日(日) ☀ 4日(月) ☀

10月3日     黒戸尾根登山口~七丈小屋(泊)

               4日   七丈小屋~甲斐駒ヶ岳~七丈小屋~黒戸尾根登山口     


甲斐駒ヶ岳黒戸尾根登山口

甲斐駒ヶ岳は深田久弥が日本の十名山に入ると言っている山岳信仰の山です。その甲斐駒ヶ岳に、高低差二千三百米のの黒戸尾根から登りました。黒戸尾根は日本三大急登といわれ、体力、気力を試されます。一日目は七丈小屋に泊まり、二日目に七丈小屋から甲斐駒ヶ岳に登り、黒戸尾根を降りました。往復で約26㎞余りの山行で、特に下山道が長く感じられます。この黒戸尾根を日帰りする人も多く、中には5時間ぐらいで往復する人もいるそうです。




10月3日

登山口(7:00)~90分~一合目(8:30~8:44)~60分~二合目(9:44~9:54)~52分~四合目(11:46~11:56)

~44分~五合目(12:40~12:58)~30分~展望尾根にて昼食(13:28~13:45)~35分~七丈小屋(14:20)

所有時間 7時間20分


概念図

 



道しるべ
  綺麗なトイレ、売店がある広い尾白川渓谷駐車場で車中泊して、駒ヶ岳神社に参拝して尾白川を渡ります。
  九十九折れに巻きながら長い黒戸尾根を登って行き、尾根に上がると猿が木の実を食べています。

一合目

花谷さんとご一緒に
  登山口から90分で山神さまが祀られていた祠があり、ここが一合目になります。後ろから七丈小屋の管理人の花谷泰広
 さんが、ガイドをされ登って来られました。花谷さんはピオレドール賞を受賞した世界的登山家です。登って行くと甲斐駒
 が姿を現します。

二合目
  横手登山口分岐を過ぎて、緩やかに高度を上げて行きます。登り始めて2時間半で二合目に着きます。二合目が七丈小屋の
 半分の距離になります。ここまで昔は馬が登って来ていたようです。
  二合目からは少し急になります。苔むした気持ち良い道がつづき、やがて刃渡りと呼ばれる岩場があります。
 ここは鎖もあり簡単に登れます。

鳳凰三山
  刃渡りからは、富士山や鳳凰三山が望めます。しばらく行くと梯子が連続で現われますが、慎重に登って行けば問題ありません。

四合目

五合目
  橋を登り切ると四合目に上がります。四合目にはお社があります。因みに四合目が北沢峠と同じ高さになります。
 巻ながら降って行くと五合目に降りて行きます。五合目は屏風小屋があった所で少し広くなっています。
 屏風小屋のあった所にはレリーフがあります。

五合目

鞍部
  五合目からは山が見え、その山を上がった所に七丈小屋があります。五合目を降りたすぐ下の鞍部から岩場の核心部になり、
 急な階段がつづきます。

尾根

眼下に甲府市
  巻道を行き、すぐ上の尾根で展望を楽しみながら昼食にしました。

六合目
  巻道に戻り橋を渡り、梯子を登ると六合目の剣が祀られている大岩があります。

七丈第一小屋
  更に梯子や鎖場を登って行くと山影に七丈小屋が見えて来ます。

七丈第二小屋
  七丈小屋の夕食はカレーライスと、唐揚げにソーセージ、もう一品ソーメンが付いています。カレーライスはお替わり自由です。
 尚コロナ対策でシュラフを持参する事が必要です。二食付きの宿泊費は9500円でした。



10月4日 七丈小屋~甲斐駒ヶ岳~七丈小屋~登山口


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