白山


 2015年8月13日(水) 曇り一時霧雨


観光新道にて下山


室堂センター(7:18)~32分~黒ボコ岩~93分~殿ヶ池避難小屋~81分~慶松平~80分~別当出合(12:03)

下山合計歩行時間 4時間46分



概念図


室堂センターから慶松平分岐


道のり

  泊まっていた部屋は、上の段が6人、下の段が6人の2段ベットの向かい合わせで、定員24人。昨日は、10名
 程度で、皆さん静かな方ばかり。同年代の名古屋のご夫婦と話をすると、御嶽山が噴火した日、5合目まで登ら
 れていたとの事だ。双眼鏡で御嶽山の噴煙を眺めておられた。翌日室堂センターを後にして下山の途に就く。 
  室堂センターの回りは、イブキトラノオのお花畑だ。霧の中エコーライン分岐まで降りて来た。弥陀ヶ原を黒ボコ
 岩に向かい歩いて行く。

チングルマの実

オンタデ
  昨日激しく降った雨のせいで、花が生き生きしている。オンタデ(雌花)の赤が映える。

ミソガワソウ

ハクサンボウフウ
  弥陀ヶ原のこの道は、昨日の弥陀ヶ原の登山道とは、違う山野草が群生している。かなりゆっくりしたペースで
 黒ボコ岩に着く。

黒凹岩からの景色
  黒ボコ岩を左に降りると、甚之助避難小屋方面に向かう。ここは、右の観光新道を降る。砂防新道を降って行く
 登山客が見える。

トリカブト

シシウド

ダイモンジソウ
  観光新道を降って行くと、蛇塚のお花畑が広がる。シシウドのお花畑だ。


シモッケソウ

ミヤマキンポウゲ


カラマツソウ
  

イブキトラノオの群生

メタカラコウ

ミヤマアキノキリンソウ
  
いくら見ても見飽きないお花畑を降って行く。
  イブキトラノオに見送られて、蛇塚を後にする。
 

ミヤマコウゾリナ

ミヤマオトコヨモギ

グンナイフウロ
  

マツムシソウ

ハクサンシャジン
  
尾根を降って行くと、マツムシソウ・ヒメシャジン・コゴメグサの群生が現れる。少し急な馬のたて髪を降りて行く。


コゴメグサ

ハナウド
  北東方面、眼下に甚之助避難小屋が見える。あと半分位かなと見当を付ける。ウドの群生が続く。
 

殿ヶ池避難小屋
  
 しばらく降ると、進行方向に山小屋が見えて来る。殿ヶ池避難小屋のようだ。馬のたて髪を降り終えて、真砂坂
 を降りて行く。
 

キオン

マツミシソウ・ハクサンシャジン
  
 目の前に小さな峰が見えて来た。殿ヶ池避難小屋は、この峰の手前にあるはずだが・・・
 

バケイソウ
  
 お花畑が過ぎると、ペースが上がる。「おいまだ半分も来てないよ」の声に、更に亀女のペースが上がる。殿ヶ池
 避難小屋が見えて来た。この山小屋も新しく、洋式の水洗トイレが完備されている。数組の人が休憩されたいた。
 外のベンチで水分補給をして先を急ぐ。

  
 良く整備された登山道を降ると、眼下に道が見えて来る。先程見えていた峰を登り・・・
  岩のトンネルを潜り、ドンドンペースが上がる。やっとこさ白山禅定道分岐(慶松平)に着く。ここから、別当出合
 まで、2kmの距離だ。
 
  
 しかし、この2kmが急な降りだった。おまけに、濡れた岩は滑る。3度急な岩道を降り、尾骶骨をしたたか打って
 別当出合に戻って来た。観光新道を降りに使う時は要注意だ。
  別当出合には、相変わらず登山客が多い。今から登る人、降って来た人、それぞれ憧れと、満足感で一杯の
 顔だ。亀女と2日間の話をしながら駐車場に向かう。帰路、市ノ瀬のビジターセンターに寄ってみると、今日か
 らマイカー規制が始まり、駐車場は満車だった。白山は、花の山また登りたい。
 
白山登り

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