白山 2702m

石川県白山市白峰

日本百名山


弥陀ヶ原から望む


2015年8月12日(火) 天気 ☀ 夫婦


駐車場~10分~別当出合~45分~中飯場~97分~甚之助避難小屋~15分~黒ボコ岩分岐~36分~
エコーライン分岐下~113分~エコライン分岐上~23分~御堂センター~51分~白山~38分~御堂センター

総歩行時間 7時間08分 (一日目)

駐車場AM6:01 別当出合6:11~6:21 中飯場7:10~7:16 甚之助避難小屋8:53~9:16 黒ボコ岩分岐9:31~9:38
 エコーライン分岐下10:14 エコーライン分岐上12:07 御堂センター12:30~13:05 白山13;56~14:31 御堂センター15:09

合計時間 9時間08分 (一日目)  


概念図




別当出合P~室堂センター

室堂センター・白山往復

室堂センターから慶松平分岐
地図

市ノ瀬ビジターセンター


このHPを参考にしました。

8月11日に熊毛を立ち白山へ向かいました。今回は、白山・立山を登り、後は16日能登の和倉温泉のあえの風を予約しています。初めての山小屋の予約や、服装、高山病の心配など分からないことばかりでしたが、楽しい旅になりました。


道しるべ


別当出合の駐車場

別当出合
  熊毛ICをAM11時に出発して、山陽自動車道から名神高速道路、北陸自動車道と乗継、福井北ICで降り、R416
 で勝山方面へ向かい、R157へ入る。金沢・白峰方面へ向かい、白峰交差点を右折して、県道33号線白山公園
 線に入る。市ノ瀬ビジターセンター駐車場に着いたのが、PM7時過ぎ、薄暗くなっている。コンビニ弁当を食べ、
 トイレを済ませて、翌朝の準備をする。13日からマイカー規制があるがそれにしても、駐車している車が少ない。
 後から来た車が、どんどん別当出合に向けて登って行く。相談して別当出合まで向かう事にする。別当出合付近
 は路上駐車で一杯だ。路肩に停めて、車中泊を決め込む。翌日早朝路肩に停めていた車が、別当出合の駐車場
 に入って行く。警備員の方が誘導している。駐車場には、100台以上の車が停まっている。尚、駐車場からトイレ
 まで、10分程歩かないといけないので、トイレのある市ノ瀬に駐車して、早朝別当出合に向かった方が良い。
 
  
 別当出合でトイレを済ませて、砂防新道から取り付く。吊り橋はかなり揺れる。
 

分岐を振り返る
  
 登山道には、ソバナなどの草花が咲いている。木道を過ぎると、急な石段の登山道になる。登りきると、降り
 専用の道との分岐に着く。急な石段を登り終えて、一息入れて行く人が多い。
 
  
ヤマアジサイや、ソバナが咲く山道を登って行く。中飯場0,5kmの標識を過ぎると、ブナの大木が現れる。
  小さなお嬢さんも頑張って歩いて行く。しばらく登り、前方に砂防提が見えて来たら、中飯場に着く。
 
  
 中飯場の休憩所で一服入れて行く。先が読めないので、リックは下ろさない。お母さんと一緒の小学生も元気
 だ。聞いてみると、日帰り登山のようだ。小さい子供連れの登山者が多い。
 

キツリフネ
  
 中飯場を登って行くと、不動滝が大きく見えて来る。キツリフネやセンジュガンピが登山道横に、惜しみなく咲い
 ている。
 
  
 かなり登ったが、まだ甚之助避難小屋まで1,7kmある。ゆっくり楽しみながら登って行く。
 

タマガワホトトギス

別当覗付近の景色
  
 植物図鑑で見たタマガワホトトギスが群生している。シモツケソウ・ヤマハッカ・タムラソウ・アキノキリンソウ
 ヒヨドリバナ・ソバナ・カニコウモリ他、知らない山野草も多い。別当覗は1750m、すでに大山よりも高い。

別山
 
  甚之助避難小屋0,9kmの標識からは、比較的平坦な登山道に変わる。右手に、別山が見えて来る。
 
    
 ミヤマキンボウゲ・サラシナショウマ・ヤマハハコなど山野草の撮影で足が進まない。やっとこさ甚之助避難小屋に
 到着した。お父さんに引っ張られ登っていたおちびちゃんはすでに着いていた。

 
 
 甚之助避難小屋で、リックを置いての休憩を取る。どの小屋もトイレが綺麗なのが有難い。
 

ゴゼンタチバナ
  
 甚之助避難小屋を登った所にもベンチのある休憩所がある。オトギリソウ・バケイソウ・カラマツソウなどが群生
 している登山道を登って行くと・・・
 

ハクサンフウロ・ヤマハハコ
  
   エコーライン経由室堂と、黒ボコ岩経由室堂の分岐に着く。ここは、お花畑のあるエコーラインに進む。
 
  
 分岐

 
分岐からの景色/別山

 
 登って来た別当方面
 

ハクサンフウロ・シモツケソウ

サラシナショウマ・トリカブト
  
 エコーラインへ向かう南竜道はほぼ平坦な道が続くが、色々な山野草が咲き誇るお花畑が続き進まない。

トリカブト

ムシカリ
  眼下に甚之助避難小屋を見ながら、東に進んで行く。トリカブトやシモッケソウ・ハクサンフウロのお花畑が続く。

分岐を振り返る

こんなイチゴにも出合えた
  分岐を振り返ると、平坦な道を歩ている事が分かる。

 
 眼下に南竜山荘が見えて来ると、エコーラインの分岐に着く。エコーライン分岐からは、石畳の登山道をジグザグ
 に登って行く。
 

コバケイソウ

ニッコウキスゲ

チングルマの種
  
 コバケイソウの群生の中に、ニッコウキスゲが咲き誇る。

コバケイソウ

チングルマ
  お花畑の中をジグザグに登って行く。結構登って行くが、全然苦にならない。

イワイチョウ

ハクサンコザクラ

ミヤマキンバイ
     
 ゴゼンタチバナ  コイワカガミ

ハクサンフウロ

イワハゼ
  ミヤマリンドウ  
   
乗鞍岳
 
御嶽山
  
 お花畑を見ながら登って行くと、南竜荘の向こうにアルプスの山々が見えて来た。御嶽山を見ると心が痛む。
 

カライトソウ
  登山道が平らになると、前方に白山の御前峰が見えて来た。


クロユリ
  
白山を見ながら木道を歩いて行く。弥陀ヶ原付近は山野草の宝庫だ。クロユリも咲いている。


エコーライン分岐上
  
 弥陀ヶ原の山野草を楽しみながら歩いていると、エコーライン分岐に着く。このコースはお花畑を存分に楽しめる。
 ここからは、岩道を足を庇いながら登って行く。

登山道から弥陀ヶ原を振り返る
  ハイマツの林を登って行くと、室堂センターに着く。室堂センターは、PM1時から宿泊の受付が始まる。
 受付前に、昼食を取り、リックを置いて山頂を目指す。
     
 イワギキヨウ  イワツメクサ  クルマユリ

 室堂センターから少し登った室堂平も山野草が多い。ガイドブックに山頂まで、40分の道のりとあるが、亀女
 から、「これ撮った」とのお呼びがかかり中々登れない。
  高天ヶ原まで登って来ると、御前峰に登る登山客の列が見える。室堂センターから50分で山頂が見えて来た。

白山奥宮

大汝山(左)と剣ヶ峰(右)

2702m白山御前峰
  白山奥宮に参拝して、三角点のある御前峰で記念写真を撮ってもらう。満面の笑みだ。
 
 
御前峰と大汝山 
 
アルプスの山々 
 

立山方面

槍ヶ岳・穂高岳

乗鞍岳
  クリックで山名   

乗鞍岳

御嶽山

乗鞍岳・御嶽山
 地元の詳しい人にアルプスの山々の名前を教えて貰う。こらからどれだけの山を登れるだろうか。  
  さあ、室堂センターに向けて下山開始、もう一度御嶽山を眺める。室堂センターの夕食。高山病にかかる事も
 なく素晴らしい展望と山野草に乾杯だ ‼
 

上記以外の白山で見た花 

 
白山2日目下山


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