阿佐山 1218m 三ツ石山1163m 天狗石山 1192m

広島県山県郡北広島町・島根県邑智郡邑南町 / 広島県山県郡北広島町・島根県浜田市



高杉山から望む阿佐山


2016年5月30日(月) 天気 ⛅ 霧  夫婦


尾関神社~67分~二十丁峠~40分~阿佐山南峰~36分~北峰      合計時間 2時間23分

北峰~67分~三ツ石山~13分~キナイ原~22分~天狗石山        合計時間 1時間42分

天狗石山~18分~標識~38分~佐々木新道入口~15分~尾関神社   合計時間 1時間11分

総歩行時間 5時間16分


概念図

 



地図

尾関神社


西中国山地国定公園の東の盟主、阿佐山に登って来ました。阿佐山橋~阿佐山~三ツ石山~天狗石山~佐々木新道の周遊コースを取りました。とても歩きやすいコースでしたが、佐々木新道が少し藪っていました。多くの花々が迎えてくれた花の山でした。霧のブナ林も良かったですよ。



道しるべ


細見の交差点を右に曲がる

大暮養魚場の看板を左に曲がる

芸北あまごの看板をみながら
真直ぐ進む
  加計の町からR186で温井ダム方面に向かう。細見の交差点で、右に曲がり県道40号線に入る。すぐに、大暮
 養魚場の看板があるので、左に曲がる。後は道なりで、芸北あまごの看板を見ながら直進する。しばらく行くと、
 毛無山登山口を過ぎて、さらに進むと主道は左に曲がるが、砂利道を直進する。尾関神社の先のスペースに邪魔
 にならないように停めさせて頂く。

阿佐山橋

標識
  マムシグサに見送られて砂利林道を歩いて行くと、すぐに阿佐山橋がある。橋を渡ると阿佐山登山口の標識が
 あるので右の道に入る。
  標識には阿佐山南峰まで、3,9kmと書いてある。滑りやすい丸太の橋を用心して渡り、堰堤の手前の浅瀬を渡る。
 堰堤の上を越えて川の左岸を登って行く。
  再び堰堤を越えて小川に沿って登って行く。

ギンリョウソウ
 少し草が茂っているが、問題なく歩ける。この辺りはギンリョウソウが多い。小川から離れて右に大きく曲がり登
 って行く。

二十丁峠を左へ登る
  杉林の中、コアジサイに見送られて緩やかに登って行くと、二十丁峠に着く。ここを左に曲がる。右に行くと毛無山
 に着く。広い緩やかな道を少しずつ登って行く。

阿佐山南峰の鉄塔

ガマズミ
  霧に煙るブナ林は神秘的で、直射日光を遮り涼しく快適に歩ける。少し道が急になると、阿佐山南峰に着く。
 阿佐山南峰は鉄塔があるだけで展望ない。

ナナカマド

一等三角点

阿佐山山頂
  鉄塔の少し南に三角点がある。

鞍部
  ベンチで一服して、阿佐山北峰に向かう。どんどん降って行くと鞍部に着き、登山道とMTBの分岐がある。MTBに
 沿った登山道を登って行くと突然ゲレンゲに飛び出る。
  ゲレンデには展望台がありベンチや展望説明板がある。ここで昼食を取っていると、ゲレンゲをおじさんが登って
 来られた。呉から来られ、廿日市や呉のお勧めの山を教えて頂いた。
  
 東南方面の展望が開ける。天気が良ければ四国の山々が見えるそうだ。正面の雲がかかっている山が畳山だ。
 
 
 南に阿佐山南峰が近い。「阿佐山は双耳峰で南峰が若干高く三角点は南峰にある。」とおじさんが教えてくださ
 った。雲が流れ、霧が湧いてくる。時々晴れ間が開ける。おじさんに挨拶してゲレンゲを登る。  
  瑞穂ハイランドスキー場のリフトの側を通り、リフトの反対側に天狗石山への登山道を見つける。
  スキー場の建物に沿って行く。磁石で方向を確認して縦走路と確信する。広い平らな道が何処までもつづく。

ロールオーバー
連理の枝

連理の枝

四等三角点
  ゲレンゲから25分歩くと、大きな杉が目立つてくる。木の一部がくっついている連理の枝の木が目立つ。中には
 違う木が一体化した木もある。その先に四等三角点がある。

三ツ石山
  不思議なぐらい平坦な道を進み、少し登ると三ツ石山に着く。展望は無く標識が無ければ山頂だとは分からない。
 レンゲツツジが多くなり前方が開けてきたら、キナイ原に着く。

レンゲツツジ
  車道に出たら右に曲がる。車道を進んで行くと、左手に電波塔がある。更に車道を降って行くと・・・

タニウツギ

ウリハダカエデ

ムシカリ
  木の花が咲き乱れている。

サワフタギ

T字路は右に曲がる
  花を見ながら亀女と名前を確認しながら歩いて行くと、前方に天狗石山が見えて来る。T字は右に曲がる。左に行く
 と車道を降り深山に着く。

ロールオーバー
天狗石山登山口

天狗石山
  NTT天狗石山無線中継所の先が天狗石山の登山口になる。登山口から10分で天狗石山に着く。

オオヤマレンゲ

ヤマボウシ
  天狗石山からの展望は霧で見えない。晴れていれば三瓶山が見える。天狗石山のオオヤマレンゲが咲き始め
 ている。ヤマボウシはまだ青い。

コマユミ

スノキ
  山頂にはコマユミやスノキもある。山頂は涼しくてゆっくりしたいが、佐々木新道のようすが気になるので、早々に
 天狗石山を後にする。山頂直下を来尾峠方面に降りるとすぐに、佐々木新道分岐がある。

分岐の標識
  南に急坂を降りて行くと前方にオクビ山の山陰が見えて来る。標識の所で。東(左)に直角に向きを変える。
  標識から7分で右手に上に登る道が見える。テープも付いている。ここで地図を見るが地図は東に真直ぐ続いて
 いるので、真直ぐ降りて行く。この辺りから道が怪しくなる。亀女と先頭を変わり、テープと山勘で降りて行く。一ヶ
 所、大きな岩を渡り沢を越える所が要注意だ。あとは、藪をかき分けて、ぐじゅぐじゅな道を降りて行く。タニウツギ
 に励まされて降りて行くと・・・

佐々木新道入口を振り返る
  やがて、天狗石山荘の洒落た建物が見えて来る。車道に降りてくると、右に降りて行く。下に尾関神社が見えてい
 る。車道を左に曲がると、林道細見大塚線の道標がある。左の砂利道に入ると・・・
  尾関神社がありその先のスペースに停めた愛車に帰って来る。阿佐山から天狗石山への縦走路は、緩やかなブナ
 の道がつづき、色とりどりの木の花が咲いていて、山野草もあり、充分に充実した山歩きが出来る。
 


出会った花


2011年10月26日 天狗石山・高杉山縦走
2010年11月10日     天狗石山来尾峠


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