天狗石山 1192m

2010年11月10日 天気 曇りのち晴れ


来尾峠〜(20分)〜982m〜(27分)〜高杉山分岐〜(21分)〜山頂          合計 1時間8分

山頂〜(18分)〜高杉山分岐〜(22分)〜982m〜(12分)〜来尾峠          合計    52分

往復時間 2時間

概念図


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地図リンク


ひろしま百山(中国新聞社発行)を見ていたら、県内有数のブナ林 西中国山地の山々を一望するというタイトルで天狗石山が紹介されていました。是非登ってみたくなり、戸河内ICからR186で温井ダムの横を通りすぎ芸北町までやってきました。途中の温井ダム付近は黄葉の真っ盛りでいやが上にも期待が高まります。ところが、芸北町を右折してから道に迷い雲月山や、旭町の方まで行ってしまいました。1時間余り迷った末、本を引っ張り出し ユートピア サイオト(才乙)スキー場を目印にやっと登山道の来尾峠に着きました。来尾峠は標高800mですが、隣りの高杉山(1149m)を見ると中腹位から上は葉っぱが落ちていました。少し遅かったようです。天狗石山の登山道は、いきなり、真直ぐな急登からはじまりますが、20分も歩けば、尾根(981m)に出て、後は緩やかな尾根道を快適に歩けます。草尾根のため展望は良く正面に天狗石山、右に高杉山をみながら高度を稼いでいきます。やはり、ブナの黄葉は終わっていて、その分、展望は開けていました。山頂付近に大岩がありました。これがこの山の謂れでしょうか? 山頂の展望台には雪が残っていました。展望は東、北、西方面が良く、東に三瓶山らしき山も見えました。風が強かったのでしばらく展望を楽しみ、早々に下山しました。もう1週間から10日早かったら、すばらしいブナの黄葉が見られたことでしょう。登る時、大岩を過ぎた辺りで登山道をきつねが駆け下りてきました。しばらく私を見ていましたが、慌てて引き返して行きました。恐羅漢山のたぬきといい、天狗石山のきつねといい、この休日は動物との出合いがあり幸運でした。来年は芸北の山を登っていきます。

道しるべ

R186温井ダム付近の黄葉はちょうど見頃でした。今日の天狗石山のブナの黄葉が期待されます。 10:45分 迷ったあげく、やっと来尾峠にある天狗石山登山口に到着しました。 少し戻って見ると、一兵山家山の登山口もありました。隣りの中野冠山と縦走する人も多いそうです。
はじめは緩やかな雑木あるきですが、すぐに急登が始まります。この辺りは雑木が黄葉しています。 一直線の急登を登って行きます。 20分ばかり辛抱すると、緩やかな草尾根に出ます。
草尾根から、右に一兵山家山、左に中野冠山が見えます。ちなみに左端は高杉山です。 正面に天狗石山が見えて来ました。 11:32分 高杉山分岐に来ました。写真は分岐を過ぎた所から振り返って写しました。写真右から登って来ました。正面が高杉山です。
分岐からブナ林が現れます。黄葉はすっかり終わっていましたが、その分 見通しが良くなっています 登山道、南斜面のブナ林です。南の展望はありません。 天狗が出てきそうな大岩を通過していきます。ここは、熊毛の住人が先頭を歩いていました。この岩を通過した直後、きつねが登山道を駆け下りてきました。見たのは私だけでママは見れずに悔しがっています。
大岩をしばらく行くと、頂上の展望台が見えてきます。 頂上真下で、キナイ原方面からの道と合流します。写真は分岐を過ぎた所から写しています。写真右から登って来ました。左が佐々木新道への道です。 11:53分、山頂到着です。登山口から1時間余りの道程でした。
天狗石山山頂から東方面の景色です。写真ではわかり難いのですが、三瓶山が見えます。
北方面の展望です。馴染みがないので良く分かりませんが、先ほど間違えて、登山口まで行った雲月山らしき芝山が見えます。 風が出てきて寒いので10分余り居て、12:05分、昼食も取らずに退散しました。 雪が積もっていました。冬がもうそこまで来ています。
帰路、晴れてきたので再度撮りました。左から高杉山、中野冠山、一兵山家山です。 急坂を腰が引けながら下りていくママです。 12:57分 無事登山口に到着しました。今度は様子が分ったのでちょくちょく来ようと思います。