蔵王連峰 1841m

山形県山県市


西の山麓から望む


2018年10月6日(土) 天気 ☀


蔵王山麓駅(9:46)~9分~樹氷高原駅(9:55)~17分~地蔵山頂駅(10:12)~15分~三宝荒神山(10:27)~20分~

地蔵岳(10:47~11:00)~13分~ワサ小屋跡(11:13)~27分~熊野十字路(11:40)~13分~熊野岳(11:53~12:27)

~11分~お釜散策(12:38~12:49)~10分~熊野十字路(12:59)~20分~ワサ小屋跡(13:19)~26分~

蔵王温泉分岐(13:45)~28分~イロハ沼(14:13)~24分~樹氷高原駅(14:37~14:47)~9分~蔵王山麓駅(14:56)

所有時間 5時間14分


概念図

 
グラフ標示は樹氷高原駅まで


蔵王山麓駅(地蔵岳・熊野岳登山口)

蔵王ロープウェイ

非常に快適に過ごせた道の駅あいづ湯川・会津坂下で二日間車中泊をして、山形の蔵王に向かいました。ピーカンで空気が澄んでいる為か稜線に上がると、栗駒山・鳥海山・月山・朝日連峰・飯豊連峰・吾妻連峰・安達太良山など東北の名山が一望出来ます。地元の方も鳥海山がこんなに見える事は少ないと言っておられました。御釜を眺めて蔵王を堪能しました。


道しるべ

  蔵王山麓駅から樹氷高原駅とロープウェイを乗り継ぎ地蔵山頂駅に上がる。駅を出ると開運の鐘があるので、思い
 切り大きな音を鳴らす。「雪消えしのちに蔵王の太陽がはぐくみたりし駒草の花」と詠まれた斎藤茂吉の碑がある。
 その先に大きな座像の地蔵尊が居られる。


地蔵岳

鳥海山
  三宝荒神山を反時計回りで登ってみる。振り返ると地蔵岳に真直ぐに道が上がっている。山形市の後方には鳥海山
 が望める。
 

朝日岳・月山・鳥海山

熊野岳・地蔵岳
  三宝荒神山に立つと、山形市の遠方に鳥海山、左手に月山が望める。地蔵岳の先に熊野岳(蔵王連峰最高峰)を
 見ながら降って行く。


朝日岳・月山

三宝荒神山
  蔵王地蔵尊まで戻り、一直線の道を登って行くと地蔵岳に着く。朝日岳・月山が更に近くに見える。

  
 熊野岳方面は雲海が浮かんでいる



ワサ小屋跡
  雲海の左先端が安達太良山で、その右が吾妻連峰、その右の一番高い山並みが飯豊連峰になる。稜線を降って
 行くとワサ小屋跡に着く。ここには姥神・ヤマンバさまが居られる。


栗駒山

熊野十字路
  イロハ沼方面の山は紅葉が見頃だ。帰路期待出来る。ワサ小屋跡から緩やかに登って行くと、雪に備えて高い柱を
 立て変えていたボランティアの人が前方を行く若者に栗駒山が見えると説明して居られた。U字に凹んだ先の山が
 栗駒山らしい。鳥海山と栗駒山は蔵王からはほぼ同じ距離とか。坂を登りきると熊野十字路と言われる峠に着く。
 ここからは御釜の一部が見える。また熊野神社・蔵王神社と北蔵王縦走路分岐でもある。
 

安達太良山

飯豊連峰
  避難小屋もある。4日前の突風の日に登った安達太良山が懐かしい。


熊野岳
  熊野岳には大勢の人が登っている。蔵王エコラインで稜線まで車で上がれるので普段着の人も多い。

 
 
 
  
 熊野岳から安達太良山・吾妻連峰・飯豊連峰・朝日連峰を眺める。何時まで眺めていても見飽きない。

  蔵王神社にお参りして御釜に降りて見る。御釜は蔵王のシンボルでポスターなどを飾っている。穏やかな湖面だが
 活火山と言う事を忘れてはいけない。


熊野十字路

ワサ小屋跡
  少し先まで行って見たが、前方から観光客が大勢来られたので適当な所で引き返す。熊野十字路からワサ小屋跡
 まで戻り、ヤマンバさまに御挨拶して、イロハ沼方面に降りて行く。途中の登山道から熊野岳を振り返る。


蔵王温泉街分岐
  谷に沿って黄葉が見頃だ。蔵王の黄葉は黄色が主体で中国地方の黄葉に似ている。御田神の先で蔵王温泉街分岐
 がある。イロハ沼方面に降りて行く。


イロハ沼
  笹の茂った道を降りて行くと、十字路があるが真直ぐに降りて行く。すぐ先にイロハ沼への道標があり、やがてイロハ
 沼に出る。イロハ沼まではロープウェイの樹氷高原駅から散策で来られる人が多い。


地蔵岳・熊野岳

熊野岳
  地蔵岳と熊野岳を眺めてイロハ沼を後にする。すぐに腰掛の松に着く。ここから黒姫山展望台に向かう道がある。

  茂吉の歌碑を詠んでいたら、熊野岳の茂吉の歌碑の前でのボランティアの人が「茂吉は変人だった」と話ているの
 を聞いて、北杜夫が父の茂吉の事を書いていたのを思い出した。リフトを使わず紅葉のゲレンゲを樹氷高原駅に
 向かう。樹氷高原駅からふと下を見ると、ロープウェイの下を上がって来られるご夫婦が居られた。物凄い急坂を
 良く登って来られたと感心するやら、あきれるやら。何処にも兵はいるものだ。下山後新左衛門の湯で汗を流す。
 
  

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