要害岳 409m

山口市徳地堀


2012年3月20日 天気 曇り 夫婦


登り 射場ヶ浴コース 下り 伏野コース

駐車S〜8分〜林道終点〜71分〜尾根〜5分〜縦走路分岐【23分縦走路散策】〜8分〜要害岳  合計時間 1時間32分

※縦走路散策時間除く

要害岳〜24分〜最奥石仏〜19分〜昌福寺〜【車道歩き】35分〜駐車S                合計時間 1時間18分

周遊合計時間 2時間50分

  概念図


※射場ヶ浴コースは廃道化しています。山に慣れない人にはお薦めできませんが非常に野生的なタフなコースです。
map

登山口



要害岳は、佐波川と島地川が合流する徳地分地にある山だ。これほど、登山道によって印象の違う山も珍しい。射場ヶ浴コースは射場川から谷をつめていく。踏跡が薄く急な登りのタフな道が続く。倒木が多く、道が流れている箇所が多いので一般向きではない。要害岳から高嶽の縦走路は倒木で道が分かり難い。鞍部まで行ったが、倒木がひどく「この辺で許してやるか」の負け惜しみの言葉を呟いて引き返した。要害岳からは、西に狗留孫山、白石山、真田ヶ岳、蕎麦ヶ岳、北東から東南に石ヶ岳、金峰山、千石岳、四熊ヶ岳が見える。伏野コースはファミリー向けの登山道だ。


道程

徳地の交差点から地福に向い中国自動車道の徳地I・Cを通り越して行くと、左手にバス停下小古祖があり右手の正慶院の道をやり過ごした先に鉄塔がある。鉄塔を右折して、林道小古祖線に入る。しばらく行き自動車道の下を進む。(鹿野45)右手のふくらみに駐車して出発する。
舗装道が地道になるとすぐに空きスペースがあるのでここに駐車しても良い。二股に分かれる道を真直ぐに進んでいくと駐車地点から10分弱で林道小古祖線終点の看板がある。荒れているが、看板の横を射場川沿いに進む。
堰堤から先さらに道が細くなり分かりづらくなるが、藪を漕いで、倒木を避けて進んでいく。道が消えたら谷に沿っていく事を考えればよい。
進行方向右手に谷が変わり、崩れた道を下りて沢を横切りまた、左に谷をみて進んでいく。しばらく行くと二股に分かれるが、山勘で右に登って行く。
倒木が多く歩きにくいが、道ははっきりしてきた。再び沢を渡っていく、この辺から急登が始まる。沢沿いに倒木を避けながら登って行く。
ものすごい急登になってきた、踏跡の薄い登山道は崩れて分からなくなっているが、沢沿いに木をつかみながら登って行く。
ダブルスティツクに力が入る。急登と約30分格闘してようやく尾根に這い上がった。尾根から更に5分ばかり登って行く。
高嶽との縦走路に出た。東(左)に登ると高嶽だ。要害岳は西(右)に下りて行く感じがして間違いやすい分岐だ。高嶽に向かい進んでいく。以前より倒木が多く歩きにくい。鞍部手前から高嶽を写す。鞍部から先は倒木で進みにくい。「今日は、この辺で許してやるか」のきめ台詞を呟き引返す。以前行った高嶽には祠が祭ってあり、中国自動車道が真下に見えた記憶がある。縦走路分岐まで引き返す。分岐から約10分弱で要害岳山頂に着く。【マウス】
 
 
 要害岳山頂からの北東から東南の景色【クリックで拡大】
 
要害岳から北東に石ヶ岳が見える 東に千石岳その右奥に金峰山が連なる
手前に串文珠岳が尖がる
山頂からも見えるが
下山路、南東に四熊ヶ岳が良く見える
西に右から狗留孫山と白石山 その左に真田ヶ岳がひときわ高い
その向こうに蕎麦ヶ岳が顔を出す
伏野コースを下山する。
要害岳は内藤隆春の山城があった所で石垣らしき巨石が見られる。
良く整備された登山道を下りて行く。山頂から約25分で最奥の石仏に出くわす。【マウス】すぐに二股に道が分かれるが、どちらも昌福寺に出る。今回は右の巡拝路を下りた。
徳地の町が樹木越しに見えてきたら、登山口は近い。最奥石仏から約20分で伏野コース登山口に到着した。昌福寺にお参りして帰る。そういえば、今日はお彼岸だ。お墓のお参りの人も多い。車道を2kmばかり歩いて要害岳の登山は終わった。