矢筈ヶ山 1358m
鳥取県西伯郡大山町・東伯郡琴浦町
左から矢筈ヶ山・小矢筈・甲ヶ山 / 笹ヶ平から望む
2017年10月31日(火) 天気 ☀
一向平キャンプ場(6:55)~49分~大山滝(7:44~7:54)~24分~大休口(8:18)
~89分~大休峠(9:47~10:09)~59分~矢筈ヶ山(11:08~11:48)
歩行時間 4時間13分
矢筈ヶ山(11:48)~55分~大休峠(12:43~12:58)~69分~大休口(14:07)
~25分~大山滝(14:32)~58分~一向平キャンプ場(15:30)
歩行時間 3時間42分
総歩行時間 7時間55分
概念図
山のお師匠さんのお勧めで、一向平キャンプ場から矢筈ヶ山へ黄葉を見に登って来ました。大山滝から大休峠のブナ林の黄葉のした登山道を登り、小矢筈山麓を埋め尽くすブナ黄葉に目を見張りました。山頂からは、これ以上ないと言う晴天で、大山・烏ヶ山・甲ヶ山や、日本海の海岸線が青谷町辺りまで見渡せました。
道しるべ
一向平キャンプ場は、他に泊まる車が一台もなく寂しい車中泊になった。トイレは綺麗に清掃されて洋式の便器が 有難い。6時55分に登山届を出して大休峠へ向かう。大休峠5,2km・大山滝1,9kmの標識がある。 |
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一向平からは矢筈ヶ山・甲ヶ山が朝日が当たり輝く黄葉の上に顔を出す。しばらく行くと物凄い階段が待っている。 |
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旦那小屋跡 |
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どんどん降って行くと、加勢蛇川に架かる吊橋がある。吊橋を渡ると、大山滝0,9kmの標識がある。登って行くと すぐに、たたら師の住んでいた旦那小屋跡がある。 |
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木地屋敷跡 |
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滝を見ながら回り込むように登って行く。杉林を過ぎ、浅い沢を渡ると、木地屋が住んでいた跡がある。 |
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緩やかな木段を登って行くと、苔むしたお地蔵さんがあり、その先に大山滝の説明板が見える。 |
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木段を降りると、大山滝の展望台がある。落差43mの2段からなる勇壮な滝だ。一息入れて先を進む。ここから 大休峠まで、3,3kmと先が長い。道が狭くなり、徐々に色付き始めて中々進めない。 |
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ロールオーバー 大休口 |
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沢を慎重に渡り、広い平らな林の道を行くと、地獄谷との分岐の大休口に着く。大休峠2,8kmの標識がある。 |
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ここから、本格的な坂が始まる。九十九折れに登って行くと、黄葉が段々綺麗に色付いて行く。大休口から15分も 登った所から矢筈ヶ山らしき山容が見える。暑くなってきたので、ヒートテックのフリースを脱ぐ。 |
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黄金に輝く登山道に目を見張る。 |
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三本杉分れ・大休峠1,3km |
大山 |
烏ヶ山 |
やがて、三本杉分れを過ぎた辺りから西の展望が開けて、大山や烏ヶ山が顔を出す。 |
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緩やかな道をきょろきょろしながら行くと・・・ |
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大休峠 |
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大休峠に着く。ここには避難小屋があり、防寒具やトイレもある。ベンチに座り、おむすびを頬張り、エネルギーを 補充して行く。ベンチで休んでおられたおじさんは、香取から登られたらしい。「一向平からだと遠かったでしょう」と 言われた。避難小屋の横から、先に登れたおじさんを追って矢筈ヶ山に登って行く。 |
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笹に覆われた道を緩やかに登って行くと、目の前にピークが見えて来る。ガレの急な坂を登り切ると、日本海が見え て、山麓は黄金色に輝いている。 |
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平らな尾根を行くと、矢筈ヶ山が見えて来る。緩やかな坂を登ると、あっけなく矢筈ヶ山の山頂に飛び出る。大山を 借景に記念写真を撮っていると・・・ |
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烏ヶ山・大山 |
大山 |
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若者が2人登って来た。話して見ると、烏ヶ山へ宇多田ヒカルを案内した山岳会の人だった。香取から登って、甲ヶ山 を周遊するそうだ。写真を撮りあいこして、若者達は小矢筈へ降って行った。 |
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甲ヶ山・小矢筈 |
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小矢筈を見ると、大休峠で出会ったおじさんが山頂に立っていた。手を振ると振り返して来られた。小矢筈山麓は 紅葉が見事だ。 |
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烏ヶ山 |
登って来たピーク |
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先程降りて行った若者が小矢筈の山頂に居る。時計を見ると、15分位で小矢筈に着いた。山頂で晴天の展望を 楽しんでまったりしていると、もう一人登って来られた。この方は一向平から登られたらしい。先ほどのおじさんが、 小矢筈から戻って来られ、二人で山談義が始まった。一人のおじさんを見送って・・・ |
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弓ヶ浜 |
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望遠を撮り出し、弓ヶ浜と剣ヶ峰・弥山・ユートピア小屋を写す。山頂を後にして・・・ |
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西陽に当たって輝く黄葉を楽しみながら・・・ |
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奥大山のぶな林に癒され・・・ |
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一向平キャンプ場に着いた。今日は車中泊は止めて、休暇村奥大山に予約を入れた。生ビールを飲み干しながら 矢筈ヶ山の黄葉に話が弾んだ。この黄金に輝くブナの山を教えて頂いたお師匠に感謝だ。 |