岩黒山 1746m 筒上山 1859m

愛媛県久万高原町・西条市・高知県いの町 / 愛媛県久万高原町・高知県いの町



筒上山(左) 岩黒山(右) 瓶ヶ森線から望む


2017年5月16日(火) 天気 ⛅ 夫婦


土小屋~76分~岩黒山~27分~丸滝小屋~22分~尾根分岐~49分~覚心寺道場~23分~筒上山    合計時間 3時間17分

筒上山~23分~覚心寺道場~41分~尾根分岐~17分~丸滝小屋~6分~岩黒山分岐~39分~土小屋  合計時間 2時間06分

総歩行時間 5時間23分


概念図

 


地図

土小屋(岩黒山登山口1)

土小屋(岩黒山登山口2)


愛媛県の山のガイドブックを見ていたら、岩黒山・筒上山のアケボノツツジが素晴らしいと書いてありました。これは行かねばならないと思い登って来ました。岩黒山のアケボノツツジは稜線に咲き、間近に綺麗なピンクの花を見る事が出来ました。筒上山は最後に鎖場があり、思わぬ苦戦をしました。山頂からは石鎚山や瓶ヶ森の展望が一望出来ました。


道しるべ



白石ロッジ
  久万高原町の道の駅「天空の郷さんさん」で車中泊をして、石鎚スカイラインに向かう。AM7:00から通行出来るので
 少し前に着いて待っていた。ゲート入口には駐車場やトイレもある。40分でに土小屋に着く。標高が1492m(伊予
 の国)と覚えやすい。石鎚神社にお参りして、白石ロッジの方向の岩黒山方面を眺める。


ロールオーバー
  案内図を確認するが、地図に沿って瓶ヶ森線に少し入った所の「岩黒山・瓶ヶ森行き縦走路」から取り付く。瓶ヶ森
 登山道に入り、しばらく笹の道を行くがおかしいと思い引き返す。岩黒山は白石ロッジ突き当りまで行き、建物に沿
 って登山道を登って行く。(建物の側に岩黒山約1,6kmの標識がある。)すぐに右からの道と合流する。

  登山道を登って行くと、石鎚山や西条市が見えて来る。歩き始めると暑くなり、すぐの盆栽のような所で一枚脱いで
 行く。


コヨウラクツツジ
  すぐに満開のアケボノツツジが現れる。九十九折れに登って行くと・・・

  ゴヨウマツの林にピンクのアケボノツツジが咲き、コントラストが美しい。

  満開のアケボノツツジの尾根を登って行く。

 
 
 

瓶ヶ森
  下に石鎚スカイラインが見える。ピークを越えて降って行くと、瓶ヶ森が見えて来る。

  どんどん降り登り返して、尾根に上がると再びアケボノツツジが出迎えてくれる。

  石鎚山をバックにアケボノツツジを写す。瓶ヶ森の氷見二千石原が大きく見えて来る。


岩黒山の山頂
  二の森から石鎚山の稜線にアケボノツツジが映える。筒上山が見えて来たら岩黒山の山頂が近い。

  
 
 
 北西に二の森から石鎚山の稜線

 
 北東に瓶ヶ森から西黒森・伊予富士から笹ヶ峰の稜線

 
 南に手箱山と、これから向かう筒上山の稜線

  岩黒山の山頂で360度の展望を楽しんで、南に尾根を巻きながら降りて行く。


横道分岐
  笹とゴヨウマツが美しい。ゴヨウマツの林に入ると、横道と書かれた土小屋に向かう分岐がある。ゴヨウマツの林を
 抜けて笹の道を降りて行くと、前方に丸滝小屋の屋根が見えて来る。


丸滝小屋
  丸滝小屋で一服して1,7km先の筒上山に向かう。道を降って行くと、ヒカゲツツジが咲いている。


オオカメノキ
  まだ咲き始めで蕾も多い。巻道をどんどん降って行くと、鉄の橋が現れる。手摺もあり心配なく歩ける。


稜線分岐
  更に降って再び鉄の橋を通って行くと、稜線上がる道と分岐する。


ワチガイソウ
  新緑が美しい平らな道を歩いて行くと、日本庭園のような苔むした岩と木がある。


エンレイソウ
  やがて、岩の階段を登って行き、傾いた鉄の階段を慎重に上がって行く。

  

覚心寺道場
  山野草の保護のロープを過ぎると、素晴らしい石組が組んである覚心寺道場がある。右手に見える白い鳥居に
 向かって登って行くと・・・


鎖場を見下ろす

  鎖場がある。高所恐怖症の亀女はここで待つと言う。鎖があるが補助ロープを使うと意外と簡単に登れる。更にもう
 一段ロープを使い断崖を登って行くと、笹の尾根に上がる。


筒上山山頂
  日本の神話の神々のお社が祀ってある。笹原の高い所に大山祇神社がある。お社の後ろに三角点がある。更に
 その先にもう一つのピークがあり筒上山の標識がある。山頂ではご婦人が寛いでおられた。高知側の名野川から
 藪を漕いで登られたと言われた。挨拶もそこそこにして、山頂のビデオを回して、写真を撮り降って行った。

 
 
  
 
 筒上山から二の森から石鎚山を眺める。

  筒上山は石鎚山の絶好の展望台だ。眼下に南に手箱山の稜線を確認して、鎖場を慎重に降り亀女の待つ鳥居に
 降りて来る。石垣の所まで戻って来て、瓶ヶ森から伊予富士の稜線を眺めながら、スーパで買った鯛おむすびを
 頬張る。


名野川分岐

石鎚山を借景に
  名野川分岐まで戻り、山頂で出会ったご婦人と別れて、アケボノツツジに癒されながら丸滝小屋まで帰って来た。
 ザツクを置いて、鳥居を潜り尾根を登って行くと、アケボノツツジが満開に咲いている。
 

ショウジョウバカマ
  丸滝小屋の後ろには簡易トイレもある。ここから土小屋まで1,7kmの標識があり、そこを降りて行く。

  7分ばかりで岩黒山の分岐に着く。この分岐は横道の分岐につながっている。ゴヨウマツの林を見ながら歩いて行く。
 
  日本庭園のような道を歩いて行くと、やがて分岐に着く。


岩黒山・筒上山登山口
  岩黒山1,4km・丸滝小屋1,6kmの標識がある。ここからすぐに土小屋手前の道路に降りる。ここは、岩黒山と
 筒上山の登山口になっている。筒上山は石鎚山の反対側にある手軽な山のように書いてあったが、登って見る
 と静かな山登りが楽しめる。単に石鎚山、瓶ヶ森の展望台の山だけではない味わいがあった。
 


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