十種ヶ峰 989m


山口市阿東町・島根県鹿足郡津和野町


登り ヤマシャクコース 降り 神角コース




2012年 5月3日 天気 雨 長男





神角駐車場〜38分〜林道終点〜27分〜芍薬自生地〜36分〜尾根〜20分〜山頂     合計時間   2時間 1分



山頂〜13分〜鳥居〜16分〜林道合流〜23分〜沢〜14分〜神角駐車場           合計時間  1時間 6分


周遊時間  3時間 7分



ヤマシャクヤク






概念図

【クリックで拡大します】



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地図リンク




十種ヶ峰の山芍薬の群生地が公開されたのでHPで紹介します。神角には【十種ヶ峰ヤマシャクヤク観賞登山案内図】の看板も立ちました。これから、ますます多くの人が訪れる事でしょう。それと同時に、このすばらしい財産を守る為に、これまで以上に登山者のマナーが要求されます。熊毛の住人は登山道に募金箱でも設置して、芍薬保護の足しにしたら良いのではと勝手に考えています。
今日は、雨で霧に煙る新緑の中、今が盛りの山芍薬の群生を充分に堪能しました。




道程



ママは仕事、次男は友達とどこかの山、結局午後までに下山ならという長男を誘い十種ヶ峰へと向う。神角へ着くと昨年までと様子が変わっている。いつも駐車していたバス停のふくらみは駐車禁止、神角コースを過ぎたふるさと林道の先に2ヶ所駐車場があり、詰めれば10台ぐらいは停めれる。ヤマシャク登山道へのお願いの標識もある。
昨年まで○秘だった、神角八幡宮の道の所へ登山道の看板が立っている。神角八幡宮の駐車場は登山客は駐車禁止だ。道なりに進むと、三角地がありここは駐車可能のようだ。2台ばかり停めてあった。地元の方のご好意に感謝してルールを守って気持ちよく登りたい。
神角のしだれさくらの下を通り進んでいく。来年は桜の時期に来て見よう。お地蔵さんの手を合わせて、猪ゲートを開けて進んでいく。もちろん施錠も忘れない。林道をしばらく進んでいく。
駐車場から約40分で山道に入る。谷を詰めて行き30分も歩くとヤマシャクヤクの自生地に着く。熊毛を出たときは陽射しがあったが、鹿野を過ぎた辺りから雨になった。雨具を忘れてきた・・・。滑りやすいので注意して登る。
谷を駆け上がった所で最初の芍薬とご対面だ。花は開いてないが充分期待がもてる。初めて来た長男は、しきりに感動している。芍薬のお花畑が続く。
開きかけた芍薬もある。全体に花を閉じているが、天気になれば、一斉に開く、おそらく明日がピークだろう。ヤマシャクの説明板【クリックで拡大する】
芍薬に見とれて、急な登りも苦にならない。登山道は県が整備されたようだ。くれぐれもロープの中へは入らないで・・・。
新緑の緑に芍薬の白が映える。
シャクヤク谷のようす。【クリックで拡大する】
霧に霞んで幻想的だ。来てよかったと長男がしきりに言う。連れてきて良かった・・・(^^♪ 次男は何処の山を登っているのか・・・?シャクヤク谷を40分楽しんで尾根に出た。雨が降っているので、ピストンも考えたが、長男が十種ヶ峰は初めてと言うので山頂を目指した。
案の定、靄でなにも見えない。山頂で朝食を取り早々に下山。滑るので階段のある熊野神社の道から降りる。
見慣れた看板がはずれていた。山頂から約15分で鳥居に到着。【マウス】鳥居を潜るとすぐに神角の案内板に従って左に降りて行く。
熊笹のある自然林の中を森林浴を楽しみながら降りて行く。いつの間にか雨も止んでいる。山頂から約30分で林道が見えてくる。林道を横切り、杉の植林帯を降りて行く。
森林開発公団の看板を過ぎ、自然林の中を九十九折れに降りて行く。再び植林帯を過ぎて、沢をわたると神角登山口は近い。猪ゲートを通り神角登山口へ向う。【写真は猪ゲートを振返ったところ】この辺りはイカリソウが群生している。
正面の家が神角登山口だ。行きには無かった【ヤマシャクの観賞はこの下の神社の所から入る事をお勧めします】の手製の案内板が追加してあった。地元のかたのご好意に改めて感謝。帰って次男に何処の山へ行ったのかと聞いたら、ヤマシャクを見てきたという・・・ただ昼からだったので、霧が出て近くのシャクヤクまでも良く見えなかったようだ。「山は朝早くが鉄則だ」と次男に言ったが、聞いているのかいないのか・・・m(__)m




出逢った花


ハクサンハタザオ ガマズミ マムシグサ
羅生門葛(ラショウモンカズラ) キランソウ 錨草(イカリソウ)
馬の脚形(ウマノアシガタ) 射干(シャガ) 姫蓮華(ヒメレンゲ)