多良岳 996m 経ヶ岳 1076m
佐賀県藤津郡太良町多良 / 佐賀県鹿島市山浦
多良岳山頂
2020年10月25日(日) 天気 晴れ
第二駐車場(6:55)~22分~八丁谷(7:17~7:25)~72分~西野(8:37)~8分~山小屋・金泉寺(8:45~9:11)~35分
~国見岳(9:46~9:49)~5分~多良岳(9:54)~44分~経ヶ岳分岐(10:38)~32分~笹ヶ岳峠(11:10~11:22)
~22分~中山越(11:44)~19分~舞岳分岐(12:03)~34分~経ヶ岳(12:37~13:10)~26分~つげ尾(13:36)
~41分~レスキューP402(14:17)~37分~堰堤(14:54)~11分~分岐(15:05)~15分~第二駐車場(15:20)
所有時間 8時間25分
概念図
多良岳山系は長崎県と佐賀県にまたがり、経ヶ岳、多良岳、五家原岳からなり、修験者の山として有名です。山頂は多良岳が一番低いのですが、多良岳山頂には祠があり、岩場には多くの石仏が祀られています。また花の山でもあり、キツネノカミソリの咲く七月中旬から八月中旬にかけては、多くの人で賑わいます。
道しるべ
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R34号沿いの道の駅長崎街道鈴田峠で車中泊をして、昨日通ったR444号を戻り、萱瀬ダムを過ぎた所で県道252号に入る。 第二駐車場に停めて、トイレに掛けてあるマップを確認する。駐車場からは経ヶ岳が望める。 |
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八丁谷 |
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黒木林道をしばらく登って行くと、橋の先に大木があり、猿田彦が祀られている八丁谷に着く。ここにはトイレもあり、中山越・経ヶ岳 の分岐にもなっている。金泉寺に向かい、薄暗い谷を詰めて行く。 |
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金泉寺の標識から左に曲がり巻きながら登って行く。左手にはごつごつした岩尾根が見えて来る。やがて小滝が見えて、谷沿いに 急なガレ場を登って行く。 |
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ガレ場の途中には炭焼跡がある。やがて巻き道になり、レイジンソウに癒やされて登って行くと、尾根が見えて来る。 尾根に上がった所には、西野の標識があり五家原岳分岐になる。巻き道を行くと金泉寺山小屋が見えて来る。 |
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金泉寺 |
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山バッジを尋ねると、山小屋の管理人の方が「山バッジはないが、コーヒーでも飲んで話して行きなさい」と言われる。 多良岳の見所や山野草の話を聞かせて頂いたが、山野草も盗掘で少なくなったと嘆かれていた。キツネノカミソリ の時期には大勢の人が登られるそうだ。金泉寺にお参りして、横の山道を登って行くと、すぐに経ヶ岳分岐に着く。 尾根道を右に行くと、金泉寺の石垣と墓石群がある。更に行くと、石段と鳥居が見えて来る。 |
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針の目んず |
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鳥居の所には役行者が祀られている。急な石段を登り、石仏が祀られている岩を左に登って「針の目んず」に寄って行く。 石仏が祀られている岩まで戻り、梵字が書かれている岩の横を登り、国見岳と多良岳の分岐に着く。国見岳に寄って行く。 |
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五家原岳 |
雲仙岳 |
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国見岳は996mで多良岳983mより高いが、前岳も含めて多良岳と言う。国見岳からは五家原岳や雲仙岳が望める。 |
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多良岳 |
前岳 |
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多良岳山頂には石祠がある。多良岳から痩せ尾根を行く、右手の岩を覗くと目が眩みそうだ。前方に前岳が見えて来る。 前岳0,5㎞の鞍部から降って行き、巻きながら金泉寺の方へ戻って行く。 |
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六体地蔵 |
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江戸時代の六体地蔵菩薩立像のお顔はとても慈悲深く、教えて頂いた甲斐があった。経ヶ岳分岐まで戻り、西野岳(西岳)を 巻きながら行く。 |
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笹ヶ岳の峠 |
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やがて笹ヶ岳の峠に上がる。ここで一息入れて行く。山道を巻きながら行くと中山越に着く。 |
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舞岳分岐 |
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中山越からは急な坂をどんどん登って舞岳分岐に着く。舞岳の高い山容が枝越しに見える。舞岳分岐からも急な坂がまだまだつづく。 経ヶ岳に着いたときは息が切れていた。 |
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普賢岳 |
大村市・長崎空港・大村湾 |
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経ヶ岳からは素晴らしい展望が広がる。 |
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南方面の展望 / 雲仙岳・五家原岳・有明海 |
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南西方面 / 諫早・長崎方面 |
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経ヶ岳からは西に急な坂を降って行く。つげ尾からは南に降りて行く。黒木の標識を頼りにガレ場を降りて行く。 |
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402の方に行かない |
倒壊小屋の先から経ヶ岳を振り返る |
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レスキューポイント402の所は間違いやすいので注意が必要だ。ここはガレ沢を渡らずに右に巻く。二ヶ所炭焼跡を見ながら降って 行くと、分岐があるが黒木の方へ行く。すぐに堰堤があり、降って行くと分岐する。登山道は右に曲がるが、遠くなるので、左に降り てみる。倒壊小屋の先で車道に降りるが、そのまま車道を横切り小道を下って行くと川に出合う。適当な所から川を渡り、斜面を 這い上がると、第二駐車場付近の車道に出る。かやぜの湯で汗を流して、お目当ての長崎チャンポンを食べて道の駅みずなし本陣 に向かった。 |