登山口 |
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玉峰山は車中泊した、道の駅酒造奥出雲交流館の近くです。今日は二座の予定なので7時前から登り始めました。
登山口まで車が入り、橋の右奥にはキャンプ場もあります。登山口の道はどちらを取ってもすぐ上で合流します。
すぐに雄滝分岐に着きます。
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ハナイカダ |
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木段を登って行くと、周りを巨岩に囲まれた雄滝が現れます。見応えがある滝に癒されます。
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下博打岩 |
ホウチャクソウ |
雄滝の横を登ると、素戔鳴尊と刻まれた大岩があります。この山はスサノオノミコト伝説の山のようです。登山道
と合流して登って行くと、下博打岩があります。
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水場 |
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分岐 |
木段を登って行くと水場があります。その先上博打岩の横を登って行きます。やがて沢から離れUタウンして登って
行くと、「玉峰山荘へ一時間30分」の標識が立っている分岐に着きます。そこには「山頂へ30分」の標識もあります。
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小窓岩 |
ガマズミ |
さあ30分頑張りましょう。左手が切れ落ちている岩の上を歩き、小窓岩と呼ばれる岩を潜って登って行きます。
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風岩 |
屏風岩と書かれた標識の先にベンチのある展望が開けた所があります。そこから車中泊した道の駅が見えます。
更に登り、風岩と書かれた先で亀女が手を広げています。右手の岩の間に空間があり、風が抜けていきます。
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船通山 |
手前のピークに上がり、尾根道を行き木段を上がると玉峰山に着きます。玉峰山山頂は長細く南の展望が開けます。
間近に船通山が見えます。
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比婆山・猿政山・大万木山が見えているはずですが同定出来ません。
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しま岩 |
山頂を後にして分岐まで戻り、松茸岩やコウモリ岩を見ながら大岩のある道を歩いて行きます。しま岩は巨岩に
横や縦に引っ掻いたような縞が入っています。
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かざし岩 |
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窓岩 |
大勢で雨宿り出来そうなかざし岩と言う奇岩もあります。六十六番の仏さまを見て、鉄の階段を登って行くと、窓岩と
書かれた標識があります。どこが窓だろうとしばらく探していると、上の岩が重なり大きな空間が開いています。
上に上がる踏み跡があるので、亀女に待ってもらい登って来ました。大岩の上を苦労して登り、その先端の絶壁から
は、松本清張の「砂の器」の舞台となった亀嵩の町が一望出来ます。
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大岩の上からの展望
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糸滝 |
尾根コース分岐 |
ツクバネウツギ |
登山道まで戻り、アップダウンを繰り返して降りて行くと、糸滝と書かれた標識があり、遠くに一筋に落ちる滝が
見えます。その先に山頂から降りてくる尾根コースとの分岐があります。
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玉峰山荘分岐 |
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雌滝 |
更に降って行くと玉峰山荘へ降りる分岐があり、雌滝の方へ降りて行きます。ササユリやフタリシズカの蕾が出番を
待っています。やがて、雌滝への分岐があるので、降りて行くと苔むした大岩の奥に不思議な空間がありました。
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雌滝 |
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子滝 |
しばらく二人共、呆然として不思議な空間を見ていました。雌滝に感動して長い鉄の階段を降りて行きます。
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孫滝 |
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石楠花 |
子滝や孫滝の横を降りて行くと、やがて車道に出ます。雌滝の入口には、大きな看板があり、玉峰山は神話によると
日本で初めて樹木が植えられた植林発祥の山と書かれています。
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車道を登って行くと、登山口に帰って来ます。思ったより時間が掛かったので、亀嵩駅の名物の蕎麦を食べに行き
ました。昭和の雰囲気のある駅舎の中に扇屋さんがあります。駅長さんが蕎麦を打ちます。
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この店は朝9時半から5時までやっているそうですが、早く閉める事もあります。腰のある出雲そばに舌鼓を打って
いると、木次線にトロッコ列車が入って来ました。駅長さんや店の人総出で蕎麦弁当を売っています。2年越しの念願
叶って玉峰山に登って来ましたが、中々どうして手強いお山でした。
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