尻高山 249m 高壺山 256m

下松市笠戸島


尻高山(右)
 
高壺山


2017年3月12日(日) 天気 ☀ 夫婦


P~26分~登山口~23分~尻高山~27分~大浦越え~21分~高壺山

~18分~赤煉瓦~22分~地蔵峠~24分~公民館~9分~P

総歩行時間 2時間50分


概念図

 

地図

駐車場所


笠戸島大城の河津桜が満開と聞いて、笠戸島突端にある尻高山・高壺山の周遊コースとセットで行って来ました。河津桜は散り始めていましたが、多くの人で賑わっていました。周遊コースは明るい瀬戸内の展望と戦争遺跡があり、ミスマッチの雰囲気がしました。この平和な海に兵舎や砲台は似つかわしくありません。


道しるべ


駐車スペースを振り返る
  笠戸島の先端から下松港を望む。明神社の鳥居が満ち潮で沈んでいる。駐車スペースにはトイレもある。春の陽気
 に誘われてのんびりと歩いて行く。すぐの分岐を左に行くと・・・

  次の分岐は右に曲がる。分岐の先に外野山林道の標識がある。べっぴんさんのすみれちゃんがたくさん咲いている。

  少しばかり林道を歩いて振り返ると、駐車スペースと深浦の集落が見える。産業廃棄物処理場の先を歩いて行くと
 17分で尻高山登山口に着く。


正面に粭島
  標識があるので見逃さないようにしたい。いきなりの急登になりすぐに展望地がある。目の前に粭島があり日本精蝋
 の工場の煙突が見える。途中若者が追い抜いて行く。
 

尻高山
  少しづつ高度を稼いで行くと、登山口から23分で尻高山で着く。


高壺山

火坂岬

ヒサカキ
  尻高山からは、これから向かう高壺山や火坂岬が見える。展望を楽しみながら一服して行く。


鞍部
  尻高山からどんどん降って行くと鞍部に着く。鞍部には147の杭がある。鞍部から登って行くと・・・


149と151の杭
  149(新151)の杭の所で左に90度曲がる。岩のある道を登り・・・


鞍部
  ピークを降って行くと再び鞍部に着き、深浦下山口の標識がある。(地図上ガラン道)


大浦越えの分岐
  鞍部には高壺山の標識もある。途中、花活けも見つけゆったり歩いて行くと、大浦越えの分岐に着く。


展望地
  分岐には大浦への標識がぶら下がっている。岩の道を登って行くと、火坂岬が見える展望地がある。


火坂岬

ヤマモモ
  ロープのある急坂を登り、ヤマモモの大木の横を過ぎると、すぐに鯉のぼりが見えて、平らな高壺山に着く。

高壺山

遺跡
  高壺山は二等三角点がある。展望のない高壺山を通り過ごして降って行くと、戦争の遺跡がある。ロープのある坂
 を降りて行くと・・・


兵舎跡・深浦分岐

塹壕
  兵舎跡に降りて来る。ここも深浦に降りる分岐がある。(地図上深浦道)更に進んで行くと塹壕の跡がある。


砲台跡?
  道の下に建物があり、空の上から見えないようになっている。やがて屋根の上の横の道を降ると、赤煉瓦の建物に
 着く。「屋根の上に上がらないでください」の看板がある。
 

祝島
  赤煉瓦建物の登山道の下には展望地があるので昼食にする。祝島が正面に見える。海に浮かぶ漁船を見ている
 と、当り前のような平和のありがたさを感じる。のんびりとした時間を過ごしていると、自転車を肩に担いだ若い人が
 登って来られた。弁慶のような人だと感心する。一服して坂を降りて行くが、よくこの坂を自転車を担いで登ったもの
 だと改めて感心する。


分岐

大円形凹地
  鞍部に降ると、ここも深浦の分岐になっている。(地図上深浦谷道)緩やかな道を進んで行くと大円形凹地に着く。
 ここからの展望も良い。

 
  
 残念ながら、霞んでしまっているが、上関から長島・祝島が見える。


大円形凹地

深浦分岐
  大円形凹地には何があったのかと思いながら後にすると、その先に円形の基盤がある。ロープのある急坂を降って
 行くと、深浦の分岐がある。地図を見ると観音道のようだ。折角なので地蔵峠まで降りて見る。


高壺山
  地蔵峠にはお堂があり、お地蔵さまやお不動さんが祀ってある。深浦分岐まで戻り整備された登山道を降って行く。
 途中高壺山が見える。


登山道を振り返る
  やがて深浦の集落へ降りて行く。民家の横を通り車道に降りて来る。



深浦公民館を振り返る
  すぐに分岐になり、その先に深浦公民館(旧深浦小学校)がある。その先は海に出る。ここを左に曲がり戻って行く。
 この登山道は、笠戸島を縦断する登山道の一部になっていて、そんなに急登もなく、分岐がたくさんあるので体力や
 体調に合わせて歩けるのが良い。
 
  大城で温泉に入って帰ろうと思っていたが、駐車場が一杯で停めれなかった。河津桜と温泉効果で次々に車がやって
 来る。温泉は、またにして帰っていると、笠戸島の入口付近で、登山口付近で抜いて行った若者を見た。時間からする
 と、凄いスピードで歩かれた事になる。弁慶さんと言い、この若者と言い、若いことは素晴らしい。
 



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