西平谷ハイキングコース入口 |
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須々万の沼城の籠城の事を知り、是非小早川隆景が陣を構えた日隈山に登りたくなり、西平谷入口から取付く。
前回来ているので入口を入ってすぐの駐車場に停める。車道を歩いて行くと、もう住んでない家が何件かある。
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遊歩道入口 |
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夫婦ヶ淵と書かれた標識の先には3つの滝が見える。車道を10分も行くと遊歩道に入る道があり、蜷淵渓谷と
書かれている。渓谷の音を聞きながら登って行く。
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蜷淵の滝の標識があるが、真上から見る感じになる。やがて車道が近づくがすぐに離れて行く。
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苔むした遊歩道は時期が来ると山野草が咲きそうだ。橋を渡り登って行くと・・・
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炭焼き窯跡 |
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米川小学校の生徒が名付けたおまる岩があり、思わずしゃがみそうになる。昭和30年頃までは炭焼きを行って
いたようだ。水場の下は凍っている。
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更に行くと、昭和40年頃まで田を作っていた棚田跡がある。その先の鉄橋を渡り登って行くと車道に出合い、出た
所には「西谷・平谷」の標識がある。
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水神さま |
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平谷方面に車道を歩いて行く。やがて伐採地になり、右手には水神さまがある。その先に大将軍眺望台の標識が
あるので寄道して行こう。
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大将軍 |
九十九折れに伐採地を登って行くと、テーブルと椅子がある。ここから大将軍が見える。更に登って行くと峠になり
墓がある。地図上ではここから降って行くと、西谷駐車場に降りる。展望所に戻り一服して行く。
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分岐まで戻り車道を登って行く。途中分岐があるが主道を行く。峠に登ると鷹ノ泊山の標識があるので、右の斜面
に取り付く。登山道には矢印もあり良く整備されている。
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尾根に上がり左に曲がると、照空灯跡建物がある。
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聴音機設置凹地 |
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その先にはもう一つの建物跡がある。建物の裏の山頂を踏んで引き返し、聴音機設置凹地を視て鷹ノ泊山を
後にする。峠まで戻り少し先に、西谷13の電柱がある。
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日隈山取り付き |
峠
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分岐を右に |
その手前から鋭角に山道を登って行く。ここが日隈山の登山口になる。しばらく行くと峠になり左に登って行く。
その先分岐するが巻道を行く。上に上がるとすぐ祠がある。
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分岐1 |
ピーク |
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しばらく明快な道を行くと、分岐するが真直ぐに登って行く。その先右に切り開きがある。登る時は気が付かないが
下山時そちらに降りそうになる。一つピークを越えて左に登って行く。
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分岐2 |
右からの道 |
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やがてまたピークに上がり、右からの道と合流する。右のからの道は青テープが続いている。更に急な坂を登って
行くと・・・
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分岐3 |
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三度ピークに着く。ここも右からの道が合流して来る。こちらの右からの道も赤テープが付いていて、はっきりして
いる。ピークを降り少し荒れた道を登って行くと、小早川隆景陣所跡の石碑がある日隈山山頂に着く。日隈山は
杉林で展望はない。広い山頂をうろうろして見ると、北の須々万の方向に家の屋根が僅かに見える。目を閉じる
と何千人と言う軍勢が陣を張り、眼下の沼城を伺っていた様子が浮かぶ。小早川隆景になりきり、いざ出陣の
ポーズを取る。日隈山は登って来る道がたくさんあるので、下山時は注意が必要だ。来た道をしっかり覚えて
おかないといけない。
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車道に降りて日隈山を確認する。車道から遊歩道に降りて行く、遊歩道は苔むした大きな岩と滝があり、幽玄な
雰囲気が漂う道だ。今日はピーカン・・・亀女がふと「天気が良い日は展望のない山に行くね」と言う。「玄人の山屋
はこんなもんだ」と言い返すが、負け惜しみにしか聞こえない。
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