|
|
|
木戸公園の奥の駐車場には数台の車が停まっている。小さい子の声が聞こえる。どうやら水遊びに来ているようだ。
車道を登って行くと、すぐに鴻ノ峰分岐に着く。ここは左のおとどい山リフレッシュロードを行く。
|
|
たらちねの滝 |
|
車道を登って行くと、たらちねの滝がある。たらちねとは母にかかる枕詞だ。お母さんの滝という意味のようだ。
途中すれちがった男性の方に見覚えがある。一昨日涼山ですれ違った人だ。向こうも気が付かれたのか笑い
顔で降りて行かれた。
|
|
|
|
おとどい山のらくらくコースを過ぎると、おとどい山の案内板がある。数組の人々が降りて来られる。皆さん嬉々と
した顔だ。林道糸米谷線終点の道標の上には山道があり・・・
|
|
|
ハルジオン |
スキサキ山道険しの文字が見える。もちろん車道を行く。ハルジオンは北アメリカ原産の多年草大正時代に渡来
して全国に広がった。
|
ムラサキカタバミ |
分岐 |
|
ムラサキカタバミは、南アメリカ原産で江戸時代末期に観賞用として導入されて以来、広く帰化しているそうだ。
分岐があるので上がてみたがすぐに行止りで展望もない。車道を行くと前方に山が見えて来た。鋤尖山だろうか?
前方から人が降りて来る。挨拶すると、山登りは出来ないが車道を歩いていると言われた。
|
林道入口 |
林道入口藪化 |
油峠 |
林道糸米谷線終点の道標から20分で林道入口がある。油峠の先の林道から登り、ここへ降りて来る予定なので
車道を進む。更に13分行くと、再び林道入口があるが、こちらは藪化している。油峠には高崎山へ上がる道に、
テープが付いている。
|
|
ムラサキニガナ |
新しい林道分岐 |
油峠を降った先の分岐を左に登って行く。8分行くと左に新しい林道が出来ている。
|
テープ |
|
マムシグサ |
林道の付け根にテープが付いている。林道を少し降りて見ると、鋤尖山が見えて来る。ここから入る予定だが、道が
怪しいので引き返す事にする。
|
行止り |
|
登山口 |
ついでに林道を少し登って見ると、4分で行止りとなる。電波塔の在った場所のようだ。林道入口まで戻り、林道を
登って行くと、すぐに鋤尖山の標識がある。右に行くと林道経由で鋤尖山へ上がるが、草茫々なので左の道を取る。
|
登山口 |
|
|
山道を登って行くと、「記念樹の森」の看板が倒れている。
|
林道出合 |
|
|
|
登山口から11分で再び林道と出合う。林道を行くと、すぐに山道になる。笹をかき分けて谷を詰めて行く。
|
|
分岐 |
オカトラノオ |
九十九折れに急な坂を登って行くと、3つの林道につながっている分岐に上がる。山頂直下には、オカトラノオが出迎
かえてくれる。
|
|
|
|
鋤尖山の山頂は、木が伸びて山口市がわずかに望める。今日は暑いので、ブドウ・トマト・バナナ・パン・カフェオレと
食べやすい昼食だ。風が抜けると涼しい。この付近の山は、鳳翩山から風が吹き下ろすのか低山の割には涼しい。
|
|
|
400mPを左に降りる |
南に降りる道があり、新しいテープが付いていたので降りて見る事にする。中々快適な道だ。登り返して、400m
のピークを(東)左に降りる。(私達は直進して引き返す。)
|
|
380mP |
|
亀女と交代してシダをかき分けて登って行くと、380mのピークに着く。東(左)に降りて行く。シダが足元を隠す。
|
|
330mP |
この先尾根道が消える |
やがて、登り返して330mのピークに着く。ここから降り少し見晴らしの良い所から尾根に入ると、テープと道が
消える。南に尾根を詰めるのが正解のようだが、面倒臭くなり、GPSを頼りに東の斜面を降りる。
|
|
|
|
斜面を慎重に降り、等高線の緩やかな所から降りて行くと、車道に出て来た。すぐ先に「野生動物に注意」の看板が
ある。おとどい山の案内板を降って行くと、前方に岩戸山が見えて来る。あの山を越えると思うと、車道に逃げたのは
正解だったかも知れない。ともかく充実感のある山歩きになった。
|