|
|
|
道の駅原尻の滝を5時40分に出て、6時30分に尾平の祖母山登山口に着く。茨城県から来られたおじさんは、
宮原経由で周遊されると言われていた。登山届を書いて、祖母山・川上渓谷入口の矢印から杉林に入って行く。
すぐに林を抜けると、新しいトイレがある。
|
右から2番目が祖母山 |
|
黒金コース・宮原コース分岐 |
目の前には、祖母山系が広がる。渓谷は黄葉が美しい。標高600mの標識があり、1150m以上の登りになる。
渓谷沿いに進むと、黒金コース・宮原コースの分岐に着く。黒金コースは目の前の吊橋の下を行く。
|
|
|
|
次の吊橋を渡ると、祖母山・尾平の標識がある。登山道は野趣あふれるが標識はしっかり付いている。
|
|
|
|
渓谷沿いに行くと、パイプで組み立てた橋がある。沢を渡り・・・
|
|
|
炭焼き跡 |
対岸を歩き、再び沢を渡る。しばらく行くと炭焼き跡がある。
|
|
|
|
標高700mの標識の先に川上渓谷の分岐がある。ここから本格的な登りになる。ロープを握り岩場を登って行くと、
尾根になる。
|
|
|
|
左手に、祖母山系の稜線が見える。標高800mを過ぎ、岩と木の根の坂を登って行く。前方に小滝が見えて来ると
標高900mの標識がある。
|
|
|
|
大きな尾根をゆっくと登って行く。標高1000m辺りから段々ペースが落ちて来る。
|
|
|
標高1200
ロールオーバー |
Kさんに先に行って貰い。休み休み登って行く。この辺りの黄葉は見頃だ。標高1100mを登り、1200mで一息
入れる。
|
|
標高1300 |
|
どうもペースが上がらないと思ったら、シャリバテになっていた。慌ててカロリーメイトを食べるが胃が受け付けない。
エネルギー補助食のゼリーを流し込む。急な岩場を登ると・・・
|
|
|
天狗の岩屋 |
標高1400mの標識がある。ここから10分で天狗の水場に着く。水場から7分で天狗の岩屋と言われる洞窟がある。
|
|
|
天狗岩 |
1500mを過ぎると、岩場になり、左手の展望が開け、天狗岩が見えて来る。Kさんの呼ぶ声が聞こえて来る。
|
|
天狗岩 |
天狗岩 |
天狗の岩屋から、約30分で稜線に上がる。祖母山方面に向かうすぐの分岐に展望台の標識があり、展望台の
上で昼食にする。Kさんは、天狗岩を往復したようで興奮している。(※写真はKさんより貰ったもの)Kさんとは
小一時間ほど遅れていたようだ。
|
展望台への分岐 |
天狗岩 |
傾山 |
昼食を取ると少し落ち着いたので素晴らしい展望を眺める。展望台からは天狗岩や、尾平の向こうに傾山・・・
|
祖母山 |
阿蘇山 |
黒金山尾根 |
|
祖母山や、阿蘇山が見える。苦労して登って来た黒金の尾根を眺める。祖母山から、茨城県からのおじさんが降りて
来られ展望台の下を通り過ぎて行かれた。かなりの健脚の方だ。
|
|
天狗岩 |
|
落ち着いた所で、展望台を後にして祖母山に向かう。高台から天狗岩を振り返る。左手には大きな岩も見える。
少し終わって感があるが、黄葉が素晴らしい。
|
|
|
|
岩場を登り、1600mを過ぎて行くと祖母山が近づいて来る。梯子を登り振り返ると・・・
|
|
|
1700m |
天狗岩の向こうに障子岳が見えて来る。目の前には祖母山に架かる梯子が見えて来る。「あれを登るの?」とKさん
も亀女も不安そうな顔をする。1700mの標識のある祖母直下の所で一息付いて気合を入れる。
|
祖母山頂 |
|
|
祖母山頂を見上げ、右側が切れ落ちた道をロープを握り慎重に通過する。その先に2段梯子を過ぎると。急な岩場
になる。
|
|
|
|
岩をよじ登り、古びた梯子を登ると再び岩場に出る。祖母のカニのヨコバイを過ぎると、祖母山頂に飛び出る。
|
|
|
|
|
|
傾山 |
山頂には健男霜疑凝日子社の上宮がある。山頂には数人の人々が思い思いに楽しんで
おられる。あの長い梯子は登らなかったが何処に架かっていたのだろうか?
|
尾平 |
天狗岩・障子岳 |
|
程々楽しんで山頂を後にする。 |
北谷分岐 |
国観峠を経て神原分岐を右に |
|
山頂直下の北谷分岐を国観峠・神原へ方面に降りる。降りて行くと、「国観峠を経て神原」の分岐がある。この分岐を
「宮原を経て尾平に至る」方面に降りる。九合目にある「あけぼの山荘」の裏を通り尾平登山口に降りて行く。
|
あけぼの山荘 |
|
|
あけぼの山荘に寄らずに降りて行く。「メンノツラを経て神原へ」の分岐を過ぎて、1600mを過ぎると・・・
|
馬の背 |
前ノ背 |
|
馬ノ背と言われる痩せ尾根の難所がある。ロープがあるので慎重に通れば問題ない。更に行くと前ノ背と呼ばれる
所がある。丸木橋の下は崖になっている。この先の岩場から祖母山を振り返る。
|
|
|
大障子を経て上畑分岐 |
崖下の黄葉は見頃だ。1500mを過ぎて尾根をどんどん降って行く。足首の古傷が疼いて来た。標高1400mの
「大障子を経て上畑」分岐の所で先を急いでいるKさんとここで別れて先に降りて貰う。
|
|
|
|
黄葉の綺麗な尾根をマイペースで降りて行く。急な所はロープがある。
|
|
|
|
1200mを過ぎると、再び綺麗な紅葉が目を奪う。しばらく降って行くと、水場があるが水は出ていない。
|
|
|
|
同じような景色の登山道を降りて行く。100mの標高差が長く感じる。三合目の標高1000mまで降りて来ると、
先が見えて一息付ける。
|
|
|
|
森林に入ると少し薄暗く感じる。休まずに少しずつ降りて行く。900m、800mと少しずつ降りて行く。
|
|
|
|
野生動物の生態調査の機械が設置されている。岩場を降りて、700mを過ぎると・・・
|
|
|
|
川上渓谷が見えて来る。沢を渡り・・・
|
|
|
|
吊橋を渡ると、黒金コース・宮原コース分岐に帰って来た。分岐の所には奥岳川源流の碑がある。
|
分岐を振り返る |
|
|
分岐を過ぎ、川上渓谷から駐車場に戻る途中で振り返ると祖母山が見送ってくれる。駐車場に帰ると、封筒に500円
の請求書が入っていた。料金所にお金を入れて、時計を見ると16時40分になっていた。帰ってからKさんに聞くと
15時30分に降りたようだ。早く古傷を治したい。最近は、登山時間に余裕を見て、エスケープの方法を考えて登って
いる。
|