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徳山からR2号を防府に向かい、徳山西インターを通り越して、すぐの戸田消防署の所の信号を左に向かうと、昇仙峰登山口の看
板がある。左の路肩に車を停めて、山陽自動車道に沿って登っていく。車道なので気をつけて登りたい。すぐに、「猫を捨てない
で」の看板に出くわす。猫を子供のように思っている熊毛の住人には以ての外だ。心が痛む。
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3分も登ると、登山口に着く。ここまで車で入れるようだ。昇仙峰の案内看板が掲げてある。左の急なアスファルト道を登ってい
く、振返ると、山陽自動車道が見える。この正面登山道は北側から登るが、しばらく自動車の音が聞こえる、里山らしいところだ。
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登山口から10分も登ると大将軍の説明看板に出合う。階段を上がってみたが、それらしきものは見当たらなかった。照葉樹林の
落葉を踏みしめ登っていくと切り通しがあり、再び緩やかに登っていく。 |
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落葉が足に優しい。右にカーブした所に破損した看板があり、赤ペンキで300mと書いてある。しばらく登ると、今度は、頂上
まで、 200mの標識がある。すぐに、トイレがあり、つつじや桜の木が植えてある山頂に着く。
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山頂には、兵舎跡があり、今は綺麗に手が加えられて「憩い館」として利用されている。
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兵舎の横を上がると、祠があり、信仰の山の一面が伺える。右手に山頂の広場が見えるが、先に左手の探照燈跡に行く。
探照燈台座の石組みが戦争の跡を留めている。
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探照燈台座を降りて、北に廻ると空の祠があり、兵舎の所に戻る。ここから新南陽の工場や黒髪島、大津島が見える。
再び兵舎の横を上がり、今度は山頂広場に上がる。
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昇仙峰から東方面の展望 【クリックで地名】
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昔、軍事施設があったからだろうか、山頂は広々としている。西方面は、一ヶ所伐採してあり、そこから防府の向島が近くに見える。
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山頂には三角点や、砲台跡も見られる。
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四熊ヶ岳、嶽山、若山 |
旧新南陽の工場地帯 |
黒髪島 |
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大津島の展望を充分に楽しんで、探照燈台座の石組み跡の所から四郎谷登山口へ下りる。 |
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山道を5分も下れば、荒神社上宮の石祠に出る。 |
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それから先は、転がるような一直線の道を四郎谷の集落を見ながら下っていく。
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上宮から15分弱で文政年間の鳥居を潜り、車道に下りていく。
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登山口の横には、ベンチもあり、地元の人の温かさが伝わる。山口の棚田20選の四郎谷の棚田が広がる。
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