白水山(しろうずいやま) 321m 仁保犬鳴山 359m

山口市仁保上郷



ふれあい館から白水山を望む


2020年11月29日(日) 天気 晴れのち曇り


ふれあい会館(10:45)~43分~白水山(11:28~11:42)~36分~ふれあい会館(12:18~12:26)~

17分~犬鳴の滝(12:43~13:23)~24分~犬鳴山(13:47~13:49)~25分~ふれあい会館(14:14)

所有時間 3時間29分


概念図

 

ふれあい会館


仁保白水山は中世の山城で、戦国時代は陶氏の家臣仁保氏の砦でした。県道を挟んだスイシ山には毛利氏の砦があり、激しい戦の末、仁保氏は滅亡したそうです。「防長山野へのいざない」より概略 犬鳴山は狗鳴川に沿って自然歩道が整備されて、途中にある犬鳴の滝は圧巻です。犬鳴山から帰路の尾根道にはドウダンツツジが紅葉していました。



道しるべ


ふれあい館・トイレあり

法雲院
  ふれあい館に停めて、先ず白水山に向かう。仁保川に掛かる法雲院橋の先には白水山の急峻な山容が見える。
 
  法雲院を過ぎて橋を渡ると、家の先に「ナゴワキ6」の電柱がある。ここを右に曲がる。すぐに東尾根に上がる道があるが、
 廃田の横の道を山裾に沿って行く。
  やがて小さな谷を渡り、右手下に家を見て、犬の歓迎の吠え声を聞きながら西尾根を登って行く。途中から急になるが
 滑らないようにゆっくりと登って行く。

白水山
  山頂直下の堀切を過ぎると、白水山の広い頂に着く。真ん中辺りにスダジイの木があり、朽ちかけたプレートが幹に挟んである。
  南西と東に郭があり、他の方面は険しい山容になっている。山城の調査を終えて麓に降りると、毛利郡の砦のあったスイシ山が
 西に望める。「登られるのだろうか」と、ふと思う。

拡大可
  ふれあい館まで戻り、一息入れて犬鳴山に向かう。入口の光明寺跡は広場になっている。帰路は尾根道をここに降りて来る。
 橋を渡ると、「分け入れば水音」と刻まれた山頭火直筆の歌碑がある。

山頭火の歌碑
  瞑がりの淵を過ぎると崖があり、小滝から流れてくる水が透明感があり心地良い。
  崖は鉱山師が採掘した跡のようだ。犬鳴の滝は遠目からも見えるが、橋を渡り右手の岩道を登って見たい。降って行くと、
 犬鳴の滝の全容が望める。

拡大可
  滝壺辺りが広くなっているので、ここでランチにする。マイナスイオンを浴びて、カップヌードルを頬張る。犬鳴の滝の左手には
 堀切られたような穴がありお地蔵さんが何体か安置されている。分岐まで戻り手摺りのついた道を登って行く。

夫婦滝
  狗鳴川に沿って行くと夫婦滝が見えて来る。更に上流に登って行くと紅葉の名残が見られる。真っ盛りの紅葉も良いが、僅かに
 残った紅葉も叉良い。ふと浅野内匠頭の辞世の句が頭を過ぎる。少し変えて「・・・秋の名残をいかにとやせん」

県道出合
  木橋を渡り、ジグザグに登って行くと県道に上がる。県道出合から右に曲がって登って行くと、すぐに犬鳴山に着く。

犬鳴山

狗留孫山・白石山
  犬鳴山は三角点はなく、プーレートが掛かっていなければ、通り過ごしてしまうような頂だ。東南に望めるのは狗留孫山・白石山
 だろう。尾根道を降って行くと、ドウダンツツジが真っ赤に紅葉している。





2015年3月11日  仁保犬鳴山


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