下泉水山 1296m 上泉水山 1447m 黒岩山 1503m

大分県玖珠郡九重町



長者原から望む


2017年6月4日(日) 天気 ☀ 夫婦


登山口~22分~地籍図根三角点~21分~尾根~10分~下泉水山~30分~上泉水山    合計時間 1時間23分

上泉水山~29分~狸P~14分~黄標識~44分~黒岩山~40分~牧ノ戸峠~60分~長者原 合計時間 3時間07分

総歩行時間 4時間30分


概念図

 


地図

泉水山登山口


今日は久住山の山開き、早朝から坊がつるに向かって多くの登山客が登って行きます。昨日ビジターセンターで、平治岳のミヤマキリシマは、6から7分咲きと聞いて、比較的人の少ない泉水山から黒岩山を縦走しました。大崩の辻付近のミヤマキリシマは満開で、かなりの人がミヤマキリシマ目当てに登っておられました。



道しるべ

  昨夜の山開き前夜祭で大いに盛り上がり、いよいよ今日は山開きだ。暗い内から坊がつる方面に多くの登山客が
 向かっている。7:50少しゆっくり気味のスタートだ。泉水山駐車場から案内図を見ながら四阿の横を歩いて行く。

  黒岩山・泉水山登山路と書かれた標識から階段を降りて行く。奥郷川を渡り、キャンプ場跡を通って・・・


ハルリンドウ
  広い草原に出て来る。子供連れの家族がワラビを取りながらゆっくりと登っている。その先を団体さんが登っている。


タツナミソウ
  ピークに登ると、地籍図根三角点の旗がたなびく。山裾を巻いて団体さんが登って行く。


チゴユリ

イブキノトラノオ
  草原には山野草が咲いている。木陰で休憩されている団体さんに挨拶して先を進む。

  涌蓋山・万年山が近づくと、西から南に90度方向を変えて、尾根を登って行く。


大崩の辻
  アセビの林を過ぎると、下泉水山に着く。岩の家に上がると、360度の展望が広がる。南には名前の通り大きく崩れ
 た大崩の辻が見える。

 
 下泉水山からの展望

  
 
 九重の山並み【左から平治岳・大船山・三俣山・硫黄山・星生山・久住山】


ツクバネウツギ
  下泉水山から笹の道を登って行くと・・・

  九重の山並みが近くに見える。緩やかな道をピークに向かって登って行くと・・・

  岩黒山が奥に見えて来る。(左端)上泉水山は登山道の少し上にあり、九重の山々の展望台になっている。


ウスノキ
  緩やかに降り鞍部を登って行くと、道が分かれる。左に行くと山を巻いて黒岩山へ向かう。ここは右の道を取りピーク
 に登って行く。笹原にミヤマキリシマが点在する道を登って行き・・・


上泉水山
  振り返ると、先程まで居た上泉水山が見える。左手を行く団体さんが眼下に見える。どうやら直接黒岩山に向かわれ
 るようだ。


上泉水山

狸のピーク
  ピークに着き周囲を見渡すと、上泉水山の上に人が見え、その先にそびえる由布岳が格好良い。狸のピークの先に
 大崩の辻も見える。


湧蓋山

黒岩山

三俣山
  大崩の辻の先には涌蓋山が姿の良い山容を見せる。ここまで来ると黒岩山もその全貌を見せる。今回登る予定の
 三俣山は大きい。充分にミヤマキリシマを堪能したので、東の山裾を降りて、黒岩山への道に合流する。


黄色の標識を右に降りる
  降りて来ると、黄色の標識の所で道が分岐する。直進して見たが途中で道が潰れていた。引き返して標識を右に
 降りて行く。鞍部にあるミヤマキリシマも見頃で、花の中を登って行く。
 

分岐
  振り返ると、狸ピーク(中)と、上泉水山(右)が見える。大きな岩を越えると、黒岩山への分岐があるので右に曲がる。

  サラサドウダンの咲く岩道を行くと、分岐から10分で黒岩山山頂に立つ。

 
  不安定な岩の上に上がり360度の展望を楽しむ。入れ替わり登山客がやって来る。皆さん思いは同じのようだ。

  
 
 北西方面に湧蓋山・万年山。赤く色付く大崩の辻

 
 東には九重の山並み


阿蘇五岳

牧ノ戸峠
  山頂でスイカを持って来ているパーテイを見ながら、明日の指山に持って行こうと決める。阿蘇山を見ながら牧ノ戸峠
 に向かて降りて行く。下山途中、昨年弟見山で話をした萩のFさんに出会った。しばらく立ち話をして・・・

  牧ノ戸峠に着いた。ご褒美のソフトクリームを頬張り、登って来た山並みを見ながら一服する。後は九州自然歩道を
 3,5km降って・・・


笹の花

長者原
  長者原に戻って来た。山を降って来られた人々の顔は皆、満足感と達成感で溢れている。さて今日も、熊毛の住人
 御用達の筌ノ口温泉に入って、買い出しをして、長者原で車中泊と決め込む。夕方、坊がつるの方向に救助ヘリが
 山開きの日に残念なことだ。
 




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