皿ケ嶺 1271m

愛媛県久万高原町上畑野川



上林街道から望む


2019年5月5日(日) 天気 ☀


上林森林公園登山口(9:02)~33分~引地山分岐(9:35)~42分~十字峠(10:17)~15分~皿ヶ嶺1278(10:32~10:44)~22分

~竜神平(11:06~11:44)~31分~ベンチ休憩所(12:15)~21分~引地山分岐(12:36)~18分~上林森林公園登山口(12:54)

所有時間 3時間52分


概念図


上林森林公園登山口


四国遠征3日目は亀亀の希望で、予定を変更して皿ヶ峰に登りました。皿ヶ峰は久万高原町にある山野草の名山です。名前の通り山頂が平らな山で比較的楽に登れます。この山の素晴らしいのは、四季を通じて山野草が群生する事です。丁度花の端境期でしたが、イチリンソウ、カッコウソウ、ミツバテンナンショウ、ヤマルリソウが咲いていました。竜神平でのんびりとした時間を過ごしました。


道しるべ


モチユキソウ
  皿ヶ嶺の上林森林公園風穴登山口の広い駐車場は、既に10台くらいの車が停まっている。水源かん養保安林の
 看板から散策路道に入る。以前ここには、イチリンソウ、カッコウソウ、モチユキソウ、ヤマブキが咲いている。


ヤマブキ
  散策道を行くとすぐに車道に出合う。風穴にあるヒマラヤ芥子のようすを見に行く。ヒマラヤ芥子は夏になると
 ブルーの花を咲かせる。


ハシリドコロ
  皿ヶ嶺登山道は緩やかに登っていて、この時期はイチリンソウ、ハシリドコロが群生しているが新緑も美しい。


イチリンソウ

ヤマブキソウ

ジンボウエンゴサク
  山野草を撮りながらゆっくりと登って行く。


引地山・皿ヶ嶺分岐
  約30分で引地山(十字峠経由皿ヶ嶺)と皿ヶ嶺(竜神平経由皿ヶ嶺)の分岐に着く。どちらに行っても皿ヶ嶺に着くが
 引地山の矢印方面に行く。こちらの方が一気に稜線まで登って行くので早い。


ヤマルリソウ

カッコウソウ
  ヤマルリソウも群生すると見応えがある。その先はカッコウソウもまとまって咲いている。


クマガイソウ
  登山道の叡山スミレを踏まないように登って行くと、平らなところに出る。右手に引地山の道標がある。


ヤマシャク

イワカガミ
  クマガイソウは2週間ぐらい先だろう。ヤマシャクはもうすぐ咲きそうだ。尾根に上がり心地良い新緑の道を行く。
 イワカガミの花も開きかけている。


竜神平分岐

十字峠
  竜神平分岐を皿ヶ嶺の方に曲がると、すぐに十字峠(皿ヶ嶺・引地山/竜神平・六部堂)に着く。皿ヶ嶺に上がる稜線
 は右側が広く伐採されていてる。

  右手には松山市の展望が広がる。二等三角点の標識は登山道の途中にあるが、地図上はここが皿ヶ嶺(1271m)
 になる。


1278m

久万高原町

1278m
  その先もう少し行くと、ベンチ等がおかれている広場があり、皿ヶ嶺の標識も立っている。ここからは、久万高原町や
 松山市が見える。
 
  少し早いので竜神平でランチにする。山頂にあるヤマナシの花を見ながら竜神平の標識に従い右に降りて行く。

 
竜神平
 
 谷沿いを緩やかに降りて行くと、やがて竜神平に着く。竜神平は湿原地で以前は水もあったようだが、いまは笹の
 生える窪になっている。


竜神社
  愛媛大学山岳会 竜神平小屋は健在だ。


ツクバネソウ
  パンとバナナと珈琲、何時ものスタイルで至福の一時を過ごす。竜神平を反時計回りで帰る事にする。

  ミツバツツジの咲く森を散策しながら、一周して風穴方面に降りて行く。


ミツバテンナンショウ

イチリンソウ
  ベンチのある休憩所から緩やかに降って行く。ミツバテンナンショウが道端に群生している。

  家族連れの人や、お年寄りのご夫婦も登って来られる。こちらから登ると緩やかな道で危険な所もなく登りやすい。
 ミズナラの大木の下を通り新緑の道を帰って行く。イチリンソウの親子に見送られて駐車場に帰って来た。大きな
 駐車場は一杯になっていた。皿ヶ嶺はこれから色々な花が咲き当分多くの人で賑わうだろう。




2017年5月15日   クマガイソウ 皿ヶ嶺の花

2016年7月4日            ヒマラヤ芥子


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