|
|
|
松尾山から下山して、近くの山上山に向かう。駐車場で準備していたら、手袋を落とした事に気が付き慌てて引き
返す。何とか見つけて慌ただしく出発する。昼になっていたが、今日は以前から行きたかった徳地のたまごかけ
ごはん屋さんで食べるつもりで我慢・・・山上山を見ながら少し引き返して、電柱「イチノセ29」のある坂道を登って
行く。
|
電柱「イチノセ29」 |
|
|
道を登って行くと、車道から地道に変わり、山道となる。
|
|
堰堤 |
|
しばらく行くと、堰堤があるが、この時は気が付いていない。ましてや、山上山分岐を通り過ぎた事など二人共、
夢にも思っていない。
|
|
|
お~いこっちだよ |
やがて少し広い所に出て・・・ピンクのテープに吸い込まれるように迷い道に入って行く亀女、その後をトボトボと
野良犬のように付いて行く。沢を渡ると道が消える。ここで目が覚める。亀女を待たせて、鈍った山感を働かせて
登山道を見つける。 |
|
崩壊地 |
林に入る |
登山道を行くと、崩壊地に出て来る。崩壊地を登り左の林に入って行く。
|
|
|
稜線へ上がる |
傾斜が段々急になり、ロープが出て来た時はホットして、山上山は近いと思い込む。稜線に上がり、初めてここは
何処?私は誰?状態になる。ここで落ち着くよう自分に言い聞かせて休憩を取る。地図を取り出すと、山上山への
登山道と違う道を、登って来た事に気が付く。
|
|
|
|
亀女は最近は迷宮に迷い込むのは慣れたもので、煎餅と飴を代わり替わり食べながら、どっちに行くのと、呑気
なものだ。良く見ると上がった所に「一の瀬へ近道」との標識がある。磁石と地図のにらめっこ。大分矢筈ヶ岳より
の稜線に登ってきたようだ。北に向かう事にする。
|
|
|
鞍部 |
稜線を歩いていると、以前シダの藪を漕いだ道と確信するが、それにしては綺麗に刈られている。前方に山上山
を見ながら、ドンドン降って行くと懐かしい鞍部に着いた。右手に降る道も見える。
|
|
|
|
ロープと鎖の岩場を登ると、あっけなく山頂に着く。山頂には祠があり・・・
|
|
|
|
中には石鎚の神さまが祭ってある。灯籠の中には手彫りの仏さま、少し先の岩の上には役行者が座っておら
れる。
|
|
山頂からは、大平山や矢筈ヶ岳が見え・・・
|
|
位置を変えると右田ヶ岳から三谷山の稜線が見える。
|
|
|
鞍部 |
|
展望を楽しみ山頂を後にする。帰路は鞍部から左に降りて行く。急な坂を降りて行くと・・・
|
|
|
|
谷に降りる。沢を越えて降って行くと・・・
|
分岐を振り返る |
|
|
分岐に出る。来た道を振り返ると、山上山への道標が高い所に掲げてある。右手には矢筈ヶ岳直登ルートの標識
がある。ここに降りてもまだ登る時に、この道を通って来たとは思ってないので、直感で矢筈ヶ岳への道標の方へ
向かう。
|
直登ルート |
|
|
登る時に間違えたピンクテープを確認して、正規の登山ルートを見つけたまでは良かったが、帰る道が分からな
い。再び散々迷走したあげく、先程の分岐を左に曲がるのが正解かなと、思い直して来た道を引き返す。登る時
分岐の標識や、堰堤に気が付かないなんて事があるだろうか?車に戻り概念図を見ると、どうかしていたと思う。
役行者にからかわれたかな?すきっ腹を抱えて、たまごご飯屋さんに向かった。
|