三瓶山1126m

島根県大田市




左 男三瓶山 右 子三瓶山
西の原 定めの松から望む




2014年9月16日(火) 天気 ⛅のち☀ 夫婦+マラソンマンさん



姫逃池(ひめのがいけ)コース~男三瓶山~女三瓶山~子三瓶山周遊


姫逃池コース~100分~男三瓶山~60分~女三瓶山~32分~室ノ内池~34分~扇谷分岐
~19分~子三瓶山~29分~扇谷分岐~31分~中国自然歩道分岐~48分~姫逃池

周遊歩行時間 5時間53分



概念図




地図

三瓶山登山口(姫逃池コース)


こちらのHP参考にしました。



倉敷のマラソンマンさんと北の原キャンプ場Pで待ち合わせ、三瓶山周遊コースを楽しみました。男三瓶山の山頂は雲がかかっていましたが、女三瓶山・子三瓶山と歩くごとに、段々天気が回復して素晴らしい展望が望めました。



道しるべ

北の原キャンプ場で車中泊、明るくなって三瓶自然館に駐車して、姫逃池コースから男三瓶山を目指す。
このコースは、木立の中を緩やかに登って行き、比較的涼しく歩ける。登り始めて20分で、東屋のある広場に
着く。東屋からすぐに、東海自然歩道に出会う。
男三瓶山まで、90分の道標がある。緑の木立の中を登って行く。九十九折れに無理なく登って行く。その分
時間をかけてゆっくり登る登山道になっている。 
標高800mを過ぎると、ベンチがあり、ギバナアキギリの群生する道を登って行く。マラソンマンさんも、熊毛の住人
に合わせてゆっくりペースだ。アキノキリンソウ、ツルニンジン、シロヨメナ、タムラソウを写しながら、のんびりと
歩いて行く。  
標高900mを越えたあたりから、少し急になってくる。1000m過ぎたあたりから、ブナの大木が現れる。  
最後は、再び緩やになると、ススキの向こうに、男三瓶の山頂が見えてくる。山頂から見ると、低いところに雲が
あり遠くの展望は得られない。

 


北方面に雲がなければ、大山がみえるはずだが・・・雲が流れるので、暫く待っていたが姿を現さない。
  

男三瓶山の山頂は、ススキの原っぱだ。りっぱな一等三角点がある。

改めて、山座同定をするが、雲が姿を隠す。マラソンマンさんは、山頂をうろうろして展望を探す。亀女はのんびり
夫婦さんの書かれていた、ナンバンギセルを探している。思い思いに山頂を楽しみ、山頂で記念写真をパチリ・・・ 
男三瓶山を降り、女三瓶山に向かう。すぐの所に山小屋があるので覗いて行く。振り返ると、ススキの原だ。 
崩壊地があるので覗いてみる。切れ落ちていて足が竦む。マラソンマンさんは、大山の方角を眺めている。暫く
降り、男三瓶山、山小屋、崩壊地を振り返る。  
急な坂をロープ頼りに降りて行く。滑落事故があったとかで、亀女もいつも以上に慎重なへっぴり腰だ。途中の
展望地から眺めると・・・
何時の間にか、雲が切れて日本海と出雲ドームが見えて来た。更に降って行くと、子三瓶と孫三瓶・室の内池が
顔を出す。急な坂を降りて行く。
  
男三瓶山から50分で、兜山を通り越すと、女三瓶山が間近かになる。転げるような岩道を慎重に降って行く。  
女三瓶山間近から、男三瓶山を振り返る。女三瓶山で、一服入れていたら、単独行の男性が登って来られた。
話してみると、千葉から三瓶山に登るために来たとの事。300名山を登っておられ、もうすぐ達成されるようだ。
50歳から登り始められたようで、1年に200座登られるとか、自分でも山バカと言って笑っておられた。
すごい人がいるもんだ。孫三瓶から三瓶温泉に降りられるそうだ。我々が、今から登る子三瓶は、まだ遠い。  
男三瓶と子三瓶の間から、大江高山が見えている。【写真左】日本海の先に、日御碕が見えている。山バカさん
に敬意を評して、お別れの挨拶をして、女三瓶山を降って行く。  


女三瓶山から東の原を望む。
大平山へ降りて行く、大平山の手前から、室の内池へ降りて行く。
キツリフネとアキノウナギツカミが群生している。室の内池端の道標に着く。当初の計画では、子三瓶山・孫三瓶山
鞍部の風越から子三瓶山へ登り、扇谷分岐へ降りる予定だった。このコースは、奥の湯峠方面を取る。とこらが、
子三瓶山と言う道標を見て、地図を確認せずに、そちらへ向った。このコースだと直接、扇谷分岐に出る。
    
真っ直ぐな道を、道標の所から左に取り坂を登って行くと、扇谷分岐に着く。  
ここで、一服して、600mの道程の子三瓶山に向かう。亀女は空身で登って行く。女三瓶山のテレビ塔が見える。
正面に子三瓶山が山容を現わす。  
ゆっくりと、子三瓶山を登って行く。子三瓶山の山頂から、南西に大江高山や東に大万木山が見える。  


子三瓶山から大江高山を望む
 

北東の展望が開ける


大万木山


男三瓶山と女三瓶山


男三瓶山を見ながら降って行く
  
再び、扇谷分岐まで戻り、扇谷分岐から西の原に降りて行く。緩やかな降りの道が続く。  
30分で砂防提に着く。そこからすぐに男三瓶山分岐と、その先の中国自然歩道分岐に着く。  
この分岐から、姫逃池まで2,5kmの道のりだ。ほとんど、平地の気持ち良い木立の散歩道を歩く。クールダウンの
つもりが、足がパンパンだ。  
中国自然歩道から姫逃池へ向かうと、楽しい周遊コースの山歩きは終わる。この後、マラソンマンさんは、
三瓶山の外周を競技用の自転車で走りに行った。マラソンマンさん、秋に比婆山で会いましょう。

帰路、西の原の定めの松から、定番の三瓶山の雄姿を眺める。  





三瓶山の花



ギバナアキギリ


アキチョウジ


ギボウシ


イヌタデ


オヤマボクチ


アキノキリンソウ


シロヨメナ


ヨシノアザミ


ホトトギス


モミジガサ


コバノガマズミ


サラシナショウマ


ツルニンジン


ナデシコ


フウロ


コオニユリ


ヤマハハコ


ウド


ミヤマママコナ


ツリガネニンジン


ヤマハツカ


フシグロセンノウ


キツリフネ


アキノウナギツカミ


イヌサンショウ


アブラガヤ



マツムシソウ


コゴメグサ
 
ツリフネソウ
 
マムシグサ
 

ギンリョウソウモドキ





おまけ

登山前日、 ゆうひパーク浜田からの夕日と、海鮮レストラン会津屋八衛門のミニ海鮮セット。明日は晴れるかな? 


帰路どうしても立ち寄りたかった 温泉津温泉薬師湯は、熊毛の住人一押しの温泉です。  


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